「Shopifyのテーマは日本語に設定できる?」
「設定はどうやるんだろう?」
Shopifyでは、数多くあるテーマの中からショップのデザインを選択できますが、言語設定を日本語にすることはできるのでしょうか?
Shopifyはカナダで開発されたプラットフォームなので、基本的には英語で作られているテーマが多いのが現状です。
しかし中には日本語対応しているものや、日本語対応していなくても翻訳を設定することで日本語で使用できるものがあります。
そこで、この記事では日本語対応しているテーマや設定方法を、Shopifyでのマーケティングをより効果的に行えるサービス「DMMチャットブースト」運営チームが紹介します。ぜひ、日本語でShopifyのネットショップを構築する際の参考にしてください。
DMMチャットブーストではShopifyに関する記事もございますので、ぜひご覧ください。
Shopifyのテーマを日本語に設定することは可能
Shopifyのテーマは、英語だけではなく日本語に設定することも可能です。
しかし、対応しているテーマが限られているため注意が必要です。
ここでは、デフォルトでの設定方法と、日本語に対応してないテーマに日本語翻訳を設定する方法を紹介します。
無料テーマでデフォルトの言語を日本語に設定する方法
Shopifyのテーマの中で、デフォルトの言語に日本語を設定できるのは10種類の無料テーマのみとなっています。
無料テーマであれば、以下の手順でデフォルトの言語設定を日本語に言語編集できます。
1.Shopifyの管理画面にログインし、サイドバーの中から「販売チャネル」、
「オンラインストア」を選択し、続けて「テーマ」を選択します。
引用:Shopify管理画面
2.現在のテーマで表示されているテーマの「アクション」ボタンをクリックします。
引用:Shopify管理画面
3.表示されたプルダウンの中から、「言語を編集する」を選択します。
引用:Shopify管理画面
4.次の画面の「テーマ言語を変更する」をクリックします。
引用:Shopify管理画面
5.言語を「日本語」に変更し、下部の「保存」ボタンをクリックします。
引用:Shopify管理画面
6.該当のネットショップを確認し、日本語に変わっていれば完了です。
有料テーマで日本語翻訳を表示させる方法
デフォルトの言語を日本語にできるのは無料テーマのみですが、
有料テーマでも日本語を表示させる方法があります。
有料テーマでは、各項目の文言に日本語翻訳を設定することで、日本語を表示できます。
有料テーマでも日本語表記で使いたい場合は、以下の手順で日本語翻訳を設定してください。
1.Shopifyの管理画面にログインし、サイドバーの中から「販売チャネル」、
「オンラインストア」を選択し、続けて「テーマ」を選択します。
引用:Shopify管理画面
2.現在のテーマで表示されているテーマの「アクション」ボタンをクリックします。
引用:Shopify管理画面 3.表示されたプルダウンの中から、「言語を編集する」を選択します。
引用:Shopify管理画面
4.Languageの画面で、各ページの各項目に対して、
右側の欄に日本語翻訳したテキストを入力します。
引用:Shopify管理画面
5.日本語表示させたい項目すべてに入力が完了したら、右上の「保存」をクリックします。
6.変更したネットショップのページを確認し、日本語翻訳が表示されていれば完了です。
日本語の翻訳を変えたい場合の設定方法
デフォルトで日本語を設定した際に、自動的に翻訳されている日本語を変更したい場合も、任意の文言に変更することが可能です。
例えば、決済画面に表示される「在庫切れの商品が入っています。ショッピングカートが更新されました。」というチェック欄の文言を変更したい場合は、以下の手順で変更します。
1.Languageの画面のタブから「Checkout & system」を選択します。
引用:Shopify管理画面
2.該当の部分を探すため、ページ内検索(Ctrl+Fまたはcommand+F)で「ストアからのお知らせを受け取る」を検索します。
引用:Shopify管理画面
3.右の欄に変更したい文言を入力しします。
引用:Shopify管理画面
4.右上の「保存」ボタンをクリック。
5.該当のページで文言が変更されていれば完了です。
DMMチャットブーストではshopifyの構築に関する記事もございますので、ぜひご覧ください。
Shopifyの日本語テーマを探す方法3選と選ぶポイント
Shopifyの無料テーマや有料テーマは、Shopifyのテーマストアで探せます。
また、Shopifyのテーマは、テーマストア以外でも販売されています。
ここでは、Shopifyのテーマを探す方法・流れと日本語対応しているのか、どんな機能があるのかなど、テーマを選ぶポイントについても紹介します。
Shopifyの日本語テーマを探す方法1| 無料のテーマの中から探す
Shopifyの無料テーマは、以下の手順でShopifyテーマストアから探すことができます。
1.Shopifyの管理画面にログインし、サイドバーの中から「販売チャネル」、
「オンラインストア」を選択し、続けて「テーマ」を選択します。
引用:Shopify管理画面
2.スクロールし、「テーマライブラリー」の「無料テーマを探す」ボタンをクリックすると、
Shopifyテーマストアの無料テーマのページに進みます。
引用:Shopify管理画面
Shopifyの無料テーマは全部で10種類です。
有料テーマと比べると機能性は低いですが、シンプルで使いやすく、カスタマイズ性が高いものが多いのが特徴でオススメです。
また、どれも日本語に対応しているので、わざわざ日本語翻訳を設定する手間もかかりません。
日本語でShopifyのネットショップを構築したい方は無料テーマがおすすめです。
Shopifyの日本語テーマを探す方法2| 有料テーマの中から探す
Shopifyテーマストア:https://themes.shopify.com/
Shopifyテーマストアでは、無料テーマのほか、有料テーマを探すことができます。
Shopify公式の有料テーマは約180USD(約19,500円)です。
無料テーマと比べると機能が豊富で、デザイン性のある便利なネットショップ構築が可能になります。
Shopifyの有料テーマは、以下のような機能を備えたものもあります。
・商品画像のホバー表示
・POPアップバナー
・商品や画像の動的演出
・充実した商品検索機能 など
有料テーマの機能は多種多様なので、まずはデモ機能などを利用して自分の作りたいネットショップに合うのか確認してみると良いでしょう。有料テーマは、日本語をデフォルトで設定することができないものがほとんどです。
その場合、日本語の翻訳テキストを手動で設定する必要があり、日本のユーザー向けのネットショップを構築する場合には、時間と手間がかかるので注意が必要です。
Shopifyの日本語テーマを探す方法3| Shopifyテーマストア以外から探す
Shopifyテーマストア以外にも、Shopifyで使えるテーマを販売しているサイトとして有名なのが、「ThemeForest」です。
ThemeForest:https://themeforest.net/
「ThemeForest」は、個人のクリエーターがCMSのテンプレートを作成し、ShopifyやWordPress向けに販売しているサイトです。
公式のShopifyテーマストアよりも豊富なテーマが販売されており、900種類以上の中から選ぶことができます。価格は16~60USD(約1,700~6,500円)程度と公式の有料テーマよりも安く購入可能です。
中には、Shopifyアプリ機能のような簡易レビューやお気に入り機能などパッケージされているものもあり、お得に機能性の高いテーマが手に入るためShopify利用者から人気が集まっています。
しかし、「ThemeForest」で購入できるテーマも、有料テーマと同じく日本語には対応していません。
また、Shopify非公式のテーマであるため、Shopifyの仕様変更があった場合に対応できない可能性もあります。
安くて機能性のあるテーマを手に入れることはできますが、日本語設定の手間や、仕様変更のたびに対応が必要なことも考慮しておく必要があります。
Shopify公式の日本語設定が可能な無料テーマ10選
デフォルトで日本語を設定できる10種類の無料テーマについて、それぞれ紹介します。
Debut
「Debut」は、2021年の秋までは、デフォルトで設定されていたシンプルでカスタマイズしやすいテーマです。
デフォルトテーマだったこともありカスタマイズに関する記事サイトも多く存在するため、初心者にもおすすめです。そのまま使う場合、単品商品や少数の商品を販売するのに向いているテーマですが、専門知識があれば拡張して複数の商品販売をすることも可能です。
スタイル | 「Default」「Light」の2種類 |
特徴 | ・スライドショー ・予測検索 ・プロモーションバナー ・お客様の声 ・製品のフィルタリング |
機能 | ・ヘッダーメニュー ・商品画像のズーム ・サイトスピード ・3Dモデル対応 |
Simple
「Simple」も、シンプルなデザインで使いやすいテーマです。無料テーマの中でサイドバーにメニューを表示できるのはこのテーマだけなので、サイドメニューを使いたい方はSimpleを使うと良いでしょう。
トップページに複数の商品を表示させることができるので、商品数の多いショップに向いています。
スタイル | 「Light」「Beauty」「Toy」の3種類 |
特徴 |
・サイドバーにメニュー表示 ・商品画像のズーム ・画像アニメーション ・製品ページで推奨製品を紹介 |
機能 | ・サイドメニュー ・商品画像のズーム ・サイトスピード |
Boundless
「Boundless」は、商品画像を大きく表示させられるテーマです。トップページの上部に画像のスライドショーが表示されるため、商品を大きくアピールすることが可能です。また、商品ページも画像がメインになっているので、画像を使って商品アピールをしたい場合におすすめのテーマです。
スタイル | 「Black & white」「Vibrant」の2種類 |
特徴 | ・高解像度の商品画像 ・フェード効果のあるスライドショー ・追尾ナビゲーション ・シングルプロダクトギャラリー |
機能 | ・メニューボタン ・サイトスピード |
Narrative
「Narrative」は、ボタンを押してメニューを表示するモーダル式で、ヘッダーも透過できます。
高級感のあるスタイリッシュなデザインを表現したい場合におすすめのテーマです。
トップページに動画を埋め込み、商品のストーリー性をアピールすることもできます。
スタイル | 「Earthy」「Warm」「Light」「Cold」のは4種類 |
特徴 | ・固定ナビゲーション ・垂直スライドショー ・自動再生のフルスクリーンビデオ ・ワイドレイアウト ・カスタマイズ可能な画像ブロック ・小規模カタログの作成 |
機能 | ・メニューボタン(モーダル) ・ヘッダーの透過 ・商品画像のズーム ・3Dモデルに対応 |
Brooklyn
「Brooklyn」は、アパレル系ショップ向けのテーマです。ヘッダーにスライドショーを設置できるため、トップページからショップコンセプトをアピールできます。おしゃれなデザインが人気で、アパレル以外のショップでも幅広く利用されています。
スタイル | 「Classic」「Playful」の2種類 |
特徴 |
・アパレル店向けの設計 ・ヘッダーのスライドショー ・商品の自動レイアウト ・スライド式カート |
機能 | ・ヘッダーメニュー ・ヘッダーの透過 ・3Dモデルに対応 |
Supply
「Supply」は、商品ページの機能が充実しているため、商品数の多いショップに人気のテーマです。商品ページでは、サイドメニューが表示され、カテゴリーごとにフィルタリングすることができる機能を追加することができるため、ユーザーに商品を見つけやすい環境を提供できます。
スタイル | 「Blue」「Light」の2種類 |
特徴 |
・サイドバーでの商品フィルタリング ・スライドショー ・コレクション特集を表示 ・大規模なカタログ作成 |
機能 | ・ヘッダーメニュー ・サイトスピード |
Venture
「Venture」は、メニューバーに商品を表示できるおしゃれなテーマです。メニューバーを2段にして、プルダウン式に商品画像を表示できます。商品をベストセラーや価格順に並び替えができるフィルタリング機能も搭載されています。多くの商品を取り扱うショップに人気です。
スタイル | 「Snowboard」「Outdoors」「Boxing」の3種類 |
特徴 |
・ドロップダウンメニュー ・プロモーションバナー ・スライドショー ・商品のフィルタリング ・大規模なカタログ作成 |
機能 | ・ヘッダーメニュー ・商品画像のズーム |
Dawn
「Dawn」は、2021年秋以降にShopifyでネットショップを新規開設するとデフォルトで適用されるテーマです。OS2.0に対応しているため、他の無料テーマよりもカスタマイズの自由度が高い点が特徴です。カスタマイズしなくてもシンプルで使いやすい、モバイルファーストなデザインが簡単に設定できます。
スタイル | 「Default」「Craft」の2種類 |
特徴 |
・OS 2.0対応 ・クイックセットアップ ・製品のフィルタリングと並べ替え ・高解像度画像 |
機能 | ・ヘッダーメニュー ・商品画像のズーム ・サイトスピード ・3Dモデル対応 |
Minimal
「Minimal」は、シンプルでカスタマイズしやすく、初心者向けのテーマです。
検索機能が充実しており、プロジェクトフィルターで価格順などに並べ替えることで目当ての商品簡単に見つけられます。また、商品ページでは、関連商品の表示もできるため、ユーザーをさまざまな商品に誘導できます。
スタイル | 「Vintage」「Fashion」「Modern」の3種類 |
特徴 |
・クイックセットアップ ・スライドショー ・おすすめ商品の表示 ・プロダクトフィルター |
機能 | ・ヘッダーメニュー ・商品画像のズーム |
Express
「Express」は、レストランなど飲食店向けのテーマです。シンプルに1ページで完結できるデザインで、テイクアウト商品の販売などに最適です。トップページから商品をカートに入れることができるなど、簡潔にネットショップを作成したい人に向いています。
スタイル | 「Bistro」「Pantry」の2種類 |
特徴 |
・モバイルファーストデザイン ・クイック購入 ・コレクション特集を表示 ・1ページのストアに最適 ・小規模カタログの作成 |
機能 | ・ヘッダーメニュー |
DMMチャットブーストではshopifyの構築に関する記事もございますので、ぜひご覧ください。
日本語に対応したShopifyテーマでストア作成をしよう
Shopifyでネットショップを作成する場合、ターゲットが日本人なのであれば、日本語に対応していなければなりません。
日本語に対応していないテーマを使っても、翻訳テキストを設定すれば日本語表示することは可能ですが、構築の際に余計な手間と労力がかかるため、デフォルト設定できる無料テーマがオススメです。
Shopifyでネットショップを運営する際には、チャットボットツールの「DMMチャットブースト」の導入もおすすめです。
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DMMチャットブーストではShopifyのテーマに関する記事もございますので、ぜひご覧ください。