Shopifyを利用してECサイトを立ち上げる際の「テンプレート」について悩んでいませんか？
今回は
「Shopifyのテンプレートって一体なに？」
「Shopifyのテンプレートはどのように選んだらいいの？」
「おすすめのshopifyテンプレートが知りたい」
などと言った疑問に応えるべく、以下の項目ごとに詳しく解説していきます。
・Shopifyのテンプレートの概要
・Shopifyのテンプレートを選ぶポイント
・Shopifyのおすすめテンプレート
・hopifyのテンプレートになぜカスタマイズ性が重要なのか
最後に、Shopify内にチャットボットを設置するメリットも紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
DMMチャットブーストではShopifyに関する記事もございますので、ぜひご覧ください。
Shopifyのテンプレートとは？
Shopifyのテンプレートとは、htmlやcssなどのプログラミング知識がない方でも、利用するだけで簡単にデザイン性の高いECサイトを構築できる機能です。
自分の好みや取り扱う商品のジャンルに合わせてテンプレートを選択し、ダウンロードしてから適応することで、選択したテンプレート通りのECサイトを公開できます。また、テンプレートによってデザイン性はもちろんのこと、搭載されている機能が異なります。
そのため、自社メディアが展開する商品ジャンルや希望する機能性によってテンプレートを選択することで、より顧客に良質な体験を提供できるECサイトを構築できるでしょう。
shopifyテンプレートの種類
shopifyのテンプレートは、大きく分けて以下3つの種類に分類されます。
| テンプレート種類 | 取扱数 |
| 無料 | 9種類 |
| 有料 | 72種類 |
| 非公式 | 1,000種類以上 |
それぞれに特徴が存在しており、無料のテンプレートだからといってデザイン性や機能性が悪いわけではありません。
ダウンロード前にはデモページを確認できますので、後述する「テンプレートを選ぶ6つのポイント」を参考にしてみてください。
テンプレートを探す方法
Shopifyのテンプレートは、無料や有料に関わらず専用テーマストアでダウンロード可能です。無料のテンプレートは「Free」と記載されており、それ以外は有料のテーマです。
価格表記は日本円ではなくドルで、販売価格は100ドル〜180ドルが平均的な価格帯となります。
また、非公式のテンプレートは「theme forest」や「templatemonster」などの公式テーマ外のストアで購入可能です。価格帯は50ドル〜200ドル前後に設定されていることが多く、一部テンプレートに関しては公式ストアよりも安く購入できる場合もあります。
しかし、公式テーマ外でテンプレートを購入する際は、Shopifyからの完全なサポートを受けることはできませんので、あらかじめ注意しましょう。
Shopifyのテンプレートを選ぶ6つのポイント
Shopifyのテンプレートを選ぶ際のポイントは、大きく分けて以下の6つです。
・日本語に対応しているか
・必要以上にカスタマイズする要素がないか
・必要な機能が揃っているか
・自社ショップのコンセプトに合っているか
・テンプレートの特徴はなにか
・デモページでデザインは自社商品のイメージに合っているか
Shopifyのテンプレートを選ぶポイント1｜日本語に対応しているか
Shopifyの無料テンプレートは、日本語に標準対応しています。しかし、有料テーマの大半が、購入時のデフォルト言語設定が英語になっており、テンプレートのカスタマイズを行わなければ日本語のサイト構築ができません。また、テンプレートの中には日本語に変更できないことがあります。
海外向けのECサイトを展開する場合でも、運営者が日本人の場合は言語表示が日本の方が利用しやすいケースが多いです。そのため、テンプレートをダウンロードする前に日本語に変更できるか確認しておきましょう。
Shopifyのテンプレートを選ぶポイント2｜必要以上にカスタマイズする要素がないか
Shopifyのテンプレートを選ぶ際は、必要以上にテーマをカスタマイズする要素がないか確認しましょう。例えば、テンプレートの中には、標準でレスポンシブデザインに対応していないケースがあります。
レスポンシブデザインとは、スマートフォンに最適化されたECサイトデザインのことです。
レスポンシブデザインでECサイトが構築されていなければ、利用者側でカスタマイズしなければ、スマートフォンに最適化されたECサイトを構築できません。そのため、テンプレートのダウンロード前にカスタマイズの複雑性が必要です。
Shopifyのテンプレートを選ぶポイント3｜必要な機能が揃っているか
Shopifyのテンプレートを選ぶ際には、自社ECサイトに必要な機能が揃っているか確認しましょう。SEO対策やテーマのSNS連携設定、付属フォントとカラーバリエーション・テーマのカスタマイズ性など、テーマごとに搭載されている機能が異なります。
例えば、数百〜数千点の商品を取り扱う場合は商品検索機能が必要ですが、数十点しか商品取扱がないショップには、一つひとつの商品特徴を伝えるページ機能が最適です。
自社が求めるている機能が選択するテンプレートに搭載されていない場合は、納得のいく運営ができない可能性が高いです。
また、Shopifyの実装後のテンプレート変更はコスト面だけではなく、手間もかかるため、おすすめできません。
そのため、テンプレート実装前に必要な機能が揃っているか確認が重要です。
Shopifyのテンプレートを選ぶポイント4｜自社ショップのコンセプトに合っているか
Shopifyのテンプレートを選ぶ際は、作り上げるECサイトのコンセプトに合っているか確認しておきましょう。テンプレートによって色やレイアウトが異なるため、自社ショップのコンセプトに合わないレイアウトを選択してしまった場合、ユーザーに悪い印象を与えてしまいます。
そのため、自社ショップのコンセプトに合ったテンプレートを選択して、取扱商品の魅力を引き出すことが重要です。
Shopifyのテンプレートを選ぶポイント5｜テンプレートの特徴はなにか
Shopifyのテンプレートには、それぞれ特化した部分が存在します。
例えば、動画やスライドショーの機能性が高い場合やトップページのカスタマイズ性に特徴があるテンプレートが存在します。
そのため、ダウンロードする前に特徴を把握することで、自社ECサイトに最適なテンプレートを選択できるでしょう。
Shopifyのテンプレートを選ぶポイント6｜デモページでデザインは自社商品のイメージに合っているか
Shopifyのテンプレートは、ダウンロードする前にデモページでデザインを確認できます。デモページを確認せずにダウンロードしてしまうと「思っていたデザインと違う」といった、リスクがあります。
また、デモページではデザイン性だけではなく、機能性も確認可能です。そのため、ダウンロードする前に、希望するテンプレートのデモページを確認しましょう。
Shopifyのおすすめテンプレート10選
続いては、Shopifyでおすすめのテンプレートを10個紹介していきます。
・Brooklyn
・Simple
・Minimal
・Supply
・Venture
・Story
・Kingdom
・Grid
・Avenue
・Flow
Shopifyのおすすめテンプレート1｜Brooklyn
Brooklynは、Shopify無料公式テンプレートの一つです。
グリッド状にアイキャッチ画像を設定できる点が特徴で、ブログに特化したレスポンシブデザインを採用しています。
| 価格 | 無料 |
| デベロッパー | Shopify公式 |
| 特徴 | ・グリッド状にアイキャッチ画像を設定できる ・スライド式カート ・ヘッダーのスライドショーに対応 |
Shopifyのおすすめテンプレート2｜Simple
Simpleは、Shopify無料公式テンプレートの一つです。名前の通り、必要最低限のシンプルなデザインが特徴です。また、商品画像のズーム機能やレコメンド機能が標準で搭載されています。
| 価格 | 無料 |
| デベロッパー | Shopify公式 |
| 特徴 | ・必要最低限のシンプルなデザイン ・商品画像のズーム機能 ・顧客に対してのレコメンド機能 |
Shopifyのおすすめテンプレート3｜Minimal
Minimalは、Shopify無料公式テンプレートの一つです。取扱商品が映えるシンプルなデザインを採用しており、ダウンロードしてから数点設定するだけで、すぐに起動できる「クイックセットアップ機能」を搭載しています。また、取扱商品のカタログ作成機能も搭載しています。
| 価格 | 無料 |
| デベロッパー | Shopify公式 |
| 特徴 | ・ミニマルなデザイン ・クイックセットアップ機能 ・カタログ作成機能 |
Shopifyのおすすめテンプレート4｜Supply
Supplyは、Shopify無料公式テンプレートの一つです。大量に取扱商品がある場合でも、コレクション機能が充実しているため、フィルタリングして出品可能です。また、サイドバーでコレクションフィルタリングができるため、出品ページを細かくカスタマイズできます。
| 価格 | 無料 |
| デベロッパー | Shopify公式 |
| 特徴 | ・充実したコレクション機能で、大量に在庫がある場合でも安心 ・コレクションフィルタリング機能 |
Shopifyのおすすめテンプレート5｜Venture
Ventureは、Shopify無料公式テンプレートの一つです。海外向けのデザインとなり、大規模なカタログや複数列のメニュー作成が可能です。また、単品商品の宣伝やプロモーションバナー構築機能を搭載しています。
| 価格 | 無料 |
| デベロッパー | Shopify公式 |
| 特徴 | ・大規模カタログを作成可能 ・単品商品の掲載画面を構築可能 ・プロモーションバナー機能 |
Shopifyのおすすめテンプレート6｜Story
Storyは、Shopify有料公式テンプレートの一つです。自社ブランドのストーリーに焦点を当てた商品ページを作成可能で、デザイナーや開発に携わった人を顔写真付きで紹介できます。また、製品の開発過程を詳しく紹介できるため、ユーザーに対してダイレクトに思いを伝えられるでしょう。
| 価格 | 180ドル |
| デベロッパー | Shopify公式 |
| 特徴 | ・ルックブック機能 ・ストーリに焦点を当てた商品紹介が可能 ・タイムラインツールを利用可能 |
Shopifyのおすすめテンプレート7｜Kingdom
Kingdomは、Shopify有料公式テンプレートの一つです。カスタマイズ性が高く、クイックセットアップを搭載しているため、ダウンロードしてからすぐに利用を始められます。また、国境を超えた販売に適した機能が豊富に揃っているため、越境ECを考えている場合は最適です。
| 価格 | 250ドル |
| デベロッパー | Shopify公式 |
| 特徴 | ・クイックセットアップ機能 ・カートノート機能 ・プロモーションバナー |
Shopifyのおすすめテンプレート8｜Grid
Gridは、Shopify有料公式テンプレートの一つです。グリッドレイアウトを採用したデザインが特徴的で、1ページに複数の商品画像を掲載可能です。また、クイック購入やピックアップ機能など、商品販売をスムーズに進める機能が豊富に搭載されています。
| 価格 | 180ドル |
| デベロッパー | Shopify公式 |
| 特徴 | ・グリッドレイアウト ・クイック購入 ・スティッキーナビゲーション ・商品ピックアップ機能 |
Shopifyのおすすめテンプレート9｜Avenue
Avenueは、Shopify有料公式テンプレートの一つです。検索機能やカート機能が充実している点が特徴で、ファッション系や飲食系のECサイトに最適です。
また、大規模なカタログ作成機能や高度なフィルタリング機能を搭載しているため、ユーザーがより使いやすいECサイトを構築できるでしょう。
| 価格 | 250ドル |
| デベロッパー | Shopify公式 |
| 特徴 | ・大規模カタログ作成機能 ・充実したフィルタリング機能 ・サブコレクション機能 |
Shopifyのおすすめテンプレート10｜Flow
Flowは、Shopify有料公式テンプレートの一つです。様々なコンテンツを幅の長いデザインで紹介できる点が特徴で、製品にカーソルを合わせると強調表示されるグリッドも搭載しています。また、プロモーションをヘッダーに固定して、セール情報を宣伝可能です。
| 価格 | 180ドル |
| デベロッパー | Shopify公式 |
| 特徴 | ・幅の広いホームページ形式 ・強調表示されるグリッド ・プロモーションバナー |
DMMチャットブーストではshopifyの構築に関する記事もございますので、ぜひご覧ください。
Shopifyのテンプレートはカスタマイズも重要
Shopifyのテンプレートは、実装した後のカスタマイズも重要です。ホームページに表示する商品情報やコレクションページカートをユーザーの使いやすいようにカスタマイズすることで、顧客満足度を高められます。
また、テーマコードの編集では、htmlやcssで独自のカスタマイズが可能です。実装したテンプレートをカスタマイズすることで、最大限テーマの特徴を生かすことができるでしょう。
DMMチャットブーストの利用がおすすめ
Shopifyでは複数のサービスと連携できますが、その中でも「DMMチャットブースト」の利用がおすすめです。
DMMチャットブーストはShopifyとLINEを連携することで、自動会話botプログラムを使用した「自動接客」やLINE上で商品の検索から購入まで全てできる「商品販売」などを利用できます。
初回14日間は無料で利用できるため、気になる方はぜひチェックしてみてください。
Shopifyのテンプレートはカスタマイズ性も確認しよう！
Shopifyには、無料有料の様々なテンプレートが存在しています。テンプレートを導入する際は、自社のコンセプトに合ったデザインや機能性を確認するだけではなく、カスタマイズ性も確認しましょう。
また、Shopifyで選択したテンプレートと外部サービスを連携することで、より質の高いサービスを展開できます。
特にshopifyは「DMMチャットブーストforEC」と連携可能です。DMMチャットブーストforECはShopifyと連携することで、LINE上で誰でも簡単に顧客対応や商品販売から発送を自動化できるツールです。
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DMMチャットブーストではShopify制作に関する記事もございますので、ぜひご覧ください。