「Shopify(ショッピファイ)」とは何かご存知でしょうか。
Shopifyは、近年急成長し人気を集めているECプラットフォームです。世界175カ国で170万以上のECサイトを生み出しているShopifyは、自社ECサイトの開設を考えた時にとても強い味方になってくれます。
このECプラットフォームShopifyについて、基本的な知識から機能、メリットやデメリットまで徹底解説していきます。
DMMチャットブーストではShopifyの使い方に関する記事もございますので、ぜひご覧ください。
Shopify(ショッピファイ)とはどんなサービス?
引用:shopify.jp
ショッピファイ(以降、Shopify)とは、自社でWEBサイトを1から立ち上げることなく、簡単に独自のECサイトを開設することができるサブスクリプション(定額制の)サービスです。
ECサイトを開設する場合、これまでは「楽天市場やYahoo!ショッピング、Amazonなどのモールに出店する方法」と「自社でサーバーを用意し、プログラミングを行ってシステムを構築する方法」の2パターンが主流でした。
モールへの出店はデザインを大幅に変更することは難しく、利用できる機能も限定されています。そのため、ブランドイメージに沿った独自性のあるECサイトを構築することは不可能です。
また、自社で一からECサイトを構築する場合は、プログラミングやシステム構築についての専門知識や莫大なコストが必要になります。
しかしShopifyはインターネット上に既に用意されているスペースとシステムを利用するクラウド基盤のECプラットフォームのため、Webに関する専門的な知識があまり無くても、ガイドに従って設定を進めていくことでオリジナルのECサイトを開設することができます。
その手軽さ及び充実したデザインや機能の拡張性により、カナダ生まれのShopifyはこれまで世界175カ国で利用され、170万以上のオンラインストアが開設されてきました。日本では2017年にサービスが開始されて以来、個人から大企業まで事業の規模を問わず利用者が増加し続けています。
Shopifyで実現できること
Shopifyの利用者数が増え続けている大きな理由として、事業者から直接消費者へ商品や情報を届ける「D2C(Direct to Consumer)」というビジネスモデルが注目されていることがあげられます。
D2Cは従来のBtoCのネット通販とは異なり、事業者と消費者の間に広告代理店や小売店が挟まりません。
そのため中間コストを抑えられるだけではなく、顧客の購入頻度や商品の好みといった情報をブランドが直接入手することができます。入手した情報を用いてデータ分析や顧客に合わせた情報を提供できるため、ブランドのファン化を促しやすくなるのです。
D2Cは、商品だけではなく情報やコミュニケーションも顧客と直接やり取りすることができます。WebサイトやSNSを用いて顧客のニーズを直接聞き取り商品開発に活かすことも可能になります。
このD2Cを低コストに、そして最短で実現可能なサービスがShopifyです。
商品を販売・管理する機能はもちろん、直接顧客に商品や情報を届けるための多チャネルとの連携、越境ECのための様々な決済方法など、D2Cを実現するための機能が充実しています。
また、アプリと呼ばれる拡張機能を適宜導入することで、まるで一からプログラミングしたかのようなオーダーメイドのECサイトを低コストで作成することができるのです。
Shopifyの基本的な5つの機能
Shopifyには、誰でもすぐに使用できる基本機能と、アプリを導入することで利用できる拡張機能が存在しています。ここではShopifyの基本機能について紹介していきます。
【Shopifyの主な基本機能】
・商品販売・管理
・顧客の管理
・情報の発信
・他チャネルとの連携
・販売データの分析
Shopifyの主な基本機能①|商品販売・管理
ECサイトには必要不可欠である、商品を販売・管理する機能もShopifyは充実しています。商品ページの作成、カート機能、決済、商品管理、配送など、自サイトに合わせて細かく設定することができます。
商品の登録数も無制限です。カラーやサイズなどのバリエーションも1つの商品に対して最大100種類登録することができます。手間の掛かる商品登録も既にある情報を簡単に複製できたり、一括で編集や削除を行うことが可能です。また、商品の仕入れ情報や在庫情報も一元的に管理することができます。
Shopifyの主な基本機能②|顧客の管理
顧客にお客様アカウントを作成してもらい、会員として管理することができます。顧客は一度会員登録をして決済サービスのひとつ「Shop pay」に決済情報を登録すると、次回以降登録した情報をショートメールによる認証だけで利用することができるようになります。
顧客情報として注文履歴や注文状況を閲覧できることはもちろん、付加サービスとしてのポイント付与にも対応しています。
Shopifyの主な基本機能③|情報の発信
ECサイトの中に情報発信のためのブログを作成することができます。作成した記事に特定の公開日を設定することもできるため、情報リリースのタイミングに合わせた記事の公開が可能です。コメントを受け取ることもできるため、ブログ上で顧客とのコミュニケーションも行うことができます。
また、管理画面から顧客へメールを一斉配信することもできます。メールはSNSやブログと違って顧客にだけメルマガや最新の商品情報を届けることができるため、顧客限定のセール情報を届けるなど様々な活用が可能です。
Shopifyの主な基本機能④|他チャネルとの連携
ShopifyはECサイト上だけではなく、FacebookやInstagramなど他のチャネルに商品情報を掲載させたり、直接販売するなどの連携が可能です。インターネット上で販売するだけではなく「Shopify Pos」というiOSとAndroid用のアプリを用いることで、実店舗との在庫連携も可能になります。2021年4月現在、基本機能で用意されている販売チャネルは以下の通りです。
・Facebookショップ
・Instagramの販売チャネル
・Messenger
・Amazon(ただし、Amazon.comとAmazon.caのみ)
・外部Webサイトやブログ記事への購入ボタン
・実店舗販売
・Handshakeマーケットプレイスを用いた卸売販売(ただしアメリカに所在するビジネスのみ利用可能)
Shopifyの主な基本機能⑤|販売データの分析
Shopifyで販売したデータを、様々な角度から分析する機能も基本機能として利用することができます。
期間ごとの売上金額の比較、リピーター率、販売額などの一般的な販売データだけではなく、ECサイト特有の検索キーワードや検索エンジンからの流入などの分析レポートや、チャネル別の売り上げも見ることができます。
リアルタイムに今どの商品が売れているかを閲覧できる「ライブビュー機能」もあるため、プロモーションの結果を即時分析することも可能です。
DMMチャットブーストではshopifyの構築に関する記事もございますので、ぜひご覧ください。
Shopifyの利用に掛かる費用
豊富な基本機能が利用できるShopifyですが、利用するためにはプラン利用料や手数料などいくつかの費用が掛かります。ここではどの程度の費用が必要になるのか説明していきます。
Shopifyに登録を行うと最初の14日間は無料で体験することができます。無料期間を過ぎたあともShopifyを利用したい場合、3種類の通常プランから自サイトの使い方に合わせてプランを選び加入する必要があります。
また、通常プランの他にも大企業向けの「ShopifyPLUS」、カート機能のみの簡易版「ShopifyLite」というプランを選ぶことも出来ます。
Shopifyの費用1|ベーシックプラン
・月額固定費:29米ドル(約3,200円)
・スタッフアカウント数:2
・在庫のロケーション:最大4
ベーシックプランは一番低価格でShopifyを利用できるプランです。管理画面にアクセスできるアカウント数及び在庫管理ができる場所の数が他のプランに比べて少なくなっています。
そのほかにも、以下の機能はベーシックプランでは利用ができません。
・外部システムを用いた配送料の設定
・海外ドメインの設定
・国や地域ごとに異なる価格の設定
・一部のレポート(注文レポート、売上レポート、POS売上レポート、利益レポート、顧客レポート、カスタムレポート)の利用
Shopifyの費用2|スタンダードプラン
・月額固定費:79米ドル(約8,700円)
・スタッフアカウント数:5
・在庫のロケーション:最大5
スタンダードプランは、ベーシックプランに比べてアカウント数と在庫のロケーション数が増えることに加え、詳細な販売レポートを閲覧することができます。
海外ドメインの設定や、国際価格の設定が行えるため、本格的にECサイトの運営を行う際にぴったりのプランになっています。
Shopify費用3|プレミアムプラン
・月額固定費:299米ドル(約33,000円)
・スタッフアカウント数:15
・在庫のロケーション:最大8
プレミアムプランは、通常利用できるプランの中での最上位プランになっています。アカウント数、在庫のロケーション数も最大数に設定され、販売レポートも条件を絞って編集下カスタムレポートを閲覧することができます。
Shopifyの費用4|「Shopify PLUS」
・月額固定費:2000米ドル(約22万円)
・スタッフアカウント数:無制限
Shopify PLUSは他のプランとは異なる位置付けのプランです。利用する事業者が大企業の場合や、大量に取引を行いたい場合、また卸売りをしたい場合などに利用されます。
月額固定費が通常プランの最上位であるプレミアムプランと比べて7倍近い違いがあります。また契約単位は年単位です。そのため、Shopify PLUSで利用できる機能にメリットを感じなければ通常プランの範囲で十分利用が可能です。
通常プランとの主な違いは、以下の通りです。
・販売の自動化など使用できるAPIが増える
・利用できるデザインテーマが増える
・卸売り用の専用サイトを利用できる
・複数のストアを管理することができる
Shopifyの費用5|「Shopify Lite」
・月額固定費:9米ドル(約990円)
・スタッフアカウント数:1
Shopify Liteは、ECサイトを構築するのではなく、既存のWebサイトやSNSに商品を購入するためのカート機能のみを導入することができるプランです。通常プランのベーシックプランよりも安く設定されています。
ECサイトを構築するほどでもなく決まった商品だけを売りたい場合や、既に自サイトを持っておりその中で販売だけを行いたい事業者に向いているプランと言えます。
Shopify Liteで利用できる機能は以下の通りです。
・ダッシュボード
・財務レポート
・顧客プロフィール
・注文管理
・商品管理
・モバイル版POS
・メールカート
・商品詳細のQRコード
・実店舗在庫
・ギフトカード
・ディスカウントとクーポンコード
引用:shopify.jp
Shopifyの費用6|決済手数料
Shopifyで商品を販売する場合、月額のプラン費用のほかに、売上時の決済手数料が必要になります。利用しているプランごとに、クレジットカードの種類や決済サービスの手数料が定められています。
ベーシックプラン | スタンダードプラン | プレミアムプラン | |
日本のクレジットカード | 3.4% | 3.3% | 3.25% |
海外・AMEXのクレジットカード | 3.9% | 3.85% | 3.8% |
JCBのクレジットカード | 4.15% | 4.1% | 4.05% |
また、通常販売時には決済手数料の他にプラン後に異なる取引手数料が掛かりますが、決済方法としてShopifyペイメントを設定することで無料にすることができます。
Shopifyの費用7|有料デザインの導入費用
・180米ドル前後(テーマによる)
Shopifyにある無料のテーマには洗練されたデザインの物が多く存在していますが、数は少なく、拡張性に乏しいことから自サイトの構築をする場合に物足りなさを覚えることもあると思います。そのような場合は、有料のテーマの購入も検討すると良いでしょう。
テーマによって価格は異なりますが、大体180米ドル前後で購入することができます。買いきりのため有料テーマの使用に月額費用は掛かりません。
Shopifyの費用8|拡張アプリの導入費用
Shopifyには基本機能の他に、機能拡張用のアプリが数多く存在しています。アプリの中には無料で利用できるものもありますが、月ごとの定額制であったり買いきりだったりとアプリによって異なる料金が設定されています。
自サイトの構築に必要なアプリが有料の場合は、導入費用が掛かることを覚えておきましょう。
Shopifyを利用する7つのメリット
Shopifyが世界中で利用されている理由は何よりそのメリットの多さです。ここではShopifyを利用するメリットについて説明していきます。
・導入コストが低い
・豊富なデザインが用意されている
・アプリの導入で拡張機能が自由自在
・セキュリティ対策が万全
・決済方法が豊富
・海外向け販売(越境EC)に強い
・オムニチャネルに対応している
Shopifyを利用するメリット1|導入コストが低い
何より、Shopifyは導入コストが低いことがメリットとして挙げられます。
先述の通り、ShopifyでECサイトを構築する場合は一番安いベーシックプランで月額29米ドル、日本円にして約3200円です(1米ドル=110円で計算)。
初期費用が掛からず、初めての場合は14日間の無料期間もあることから導入のコストを低く抑えることができます。また、いつでもプランの変更が可能です。
Shopifyを利用するメリット2|豊富なデザインが用意されている
Shopifyでは、簡単にECサイトの見た目を変更できるデザインテーマが豊富に用意されています。公式のテーマだけでも100種類以上、非公式のテーマも合わせるとその数は1000種類以上にのぼります。テーマはデザイン性はもちろん、SEO対策などの機能が盛り込まれたものも多く用意されています。
ECサイトのデザインは、訪問者にとってのブランドの第一印象に繋がります。豊富に用意されたテーマの中から、自サイトのターゲットやブランディングに合わせたテーマを見つけることが出来るでしょう。
Shopifyを利用するメリット3|アプリの導入で機能拡張が自由自在
Shopifyには、機能を拡張できるアプリが公式・非公式合わせて6000以上用意されています。ストアの運営業務を補助してくれるアプリから、SEOやメールといったマーケティングツール、注文管理、顧客管理とあらゆる機能を思いのまま選んで、自サイトに追加することができるのです。
Shopifyのサイトで閲覧できるアプリ一覧では好きなワードで検索ができ、「関連性が最も高い」「最もインストールされている」「新着順」に並べ替えて探すことが可能です。
Shopifyを利用するメリット4|セキュリティ対策が万全
Shopifyは、クレジットカード決済を行う際に「PCI DSS」というクレジットカード業界における世界基準の安全性を満たしています。Shopifyが取得しているレベル1の項目は以下の通りです。
・安全なネットワークの構築と維持
・脆弱性管理プログラムの維持
・定期的なネットワークの監視・テスト
・カード保持者のデータの保護
・強固なアクセス制御対策
・情報セキュリティポリシーの維持
これらの条件を満たしているShopifyでは、安全に決済情報をやり取りすることができます。
また、ストアのオーナーとしてログインする際もメールアドレスの他にSMSやアプリを利用した「2段階認証」を設定することができます。またストアにログインできるアカウントに制限つきの権限を与えることもでき、万全なセキュリティ対策の中でECサイトの運営が可能になります。
Shopifyを利用するメリット5|決済方法が豊富
Shopifyで利用できる決済サービスも多岐にわたっています。それぞれのサービスを通して、クレジットカードや銀行振込、コンビニ決済などを利用できるほか、代引き決済などの設定も可能です。2021年4月時点で日本国内で利用できる決済サービスは以下の通りです。
Shopify独自の決済サービス
・Shopify ペイメント(クレジットカード)
・Shop Pay(クレジットカード)
各種決済サービス
・Apple Pay(クレジットカード)
・Google Pay(クレジットカード)
・Amazon Pay(クレジットカード)
・PayPal(クレジットカード)
・2Checkout(クレジットカード)
・CyberSource(クレジットカード)
・KOMOJU(クレジットカード)
・Paidy翌月払い(コンビニ決済・銀行払い)
・携帯キャリア決済(NTT DOCOMO、au、Softbank)
・GMOイプシロン(クレジットカード、コンビニ決済、代引き決済、スマートフォンキャリア決済、GMO後払い決済)
・SBペイメントサービス(クレジットカード、楽天ペイ、PayPay(オンライン)、キャリア決済、Webコンビニ決済、Pay-easy(ペイジー)決済、Alipay国際決済)
・BitPay(ビットコイン、ビットコインキャッシュ)
Shopifyを利用するメリット6|海外向け販売(越境EC)に強い
Shopifyは海外向けの販売、いわゆる越境ECにとても強いECプラットフォームです。Shopifyペイメントを利用することで、133の通貨で販売を行うことができます。また最大5つの言語を事前に設定することで、その言語に翻訳された店舗のURLを作成することも可能です。
海外への配送というと手間が掛かるイメージですが、海外配送用アプリを導入することで、業務を圧縮して配送を行うことができます。また配送途中でもし荷物がロストしてしまっても、決済方法にPayPalを選んでいる場合は商品代金が補償されます。
はじめて越境ECを行う場合でも、便利な機能を活用することで安心して利用することができます。
Shopifyを利用するメリット7|オムニチャネルに対応している
オムニチャネルとは、複数の販売チャネルから顧客が違和感なく商品を購入するための仕組みです。
たとえば、ECサイトと実店舗間で在庫や顧客情報を共有することで、ECサイトで注文した商品を実店舗で受け取ったり、実店舗に無い商品をECサイトから配送したりすることができます。
Shopifyではこのオムニチャネルを実現するための「Shopify POS」という公式アプリが用意されています。Shopify POSはECサイトと実店舗の在庫を共有して管理することができるアプリです。
商品の売り上げがあるとShopify POSから確認することができ、在庫から売り上げた数が自動的に差し引かれます。iOS・Androidに対応しているため、手持ちのタブレットやスマホから在庫管理することが可能です。そのため、Shopify POSをインストールした端末があれば、ポップアップストアへの出店などでもECサイトとの連携をすることができるのです。
Shopifyを利用する3つのデメリット
ECサイトの運営においてメリットだらけのShopifyですが、少なからずデメリットも存在しています。3つのデメリットについて説明していきます。
・集客力が弱い
・HTMLやCSSのWebサイト制作知識が必要なことも
・細かい情報は英語で記載されている
Shopifyを利用するデメリット1|集客力が弱い
自社ECサイトのデメリットとして集客力が弱い点が挙げられますが、これはShopifyにも当てはまります。
集客のために販路を増やそうと思っても、FacebookやInstagramなどのSNS連携は行うことができますが、日本で一番ユーザー数の多いコミュニケーションツールである「LINE」との連携は機能として用意されていません。
そのため、自社ECサイトを宣伝する媒体やツールは自分で用意する必要があります。
Shopifyを利用するデメリット2|HTMLやCSSなどのWebサイト制作の知識が必要なことも
プログラミングなどの専門的な知識が無くても多機能なECサイトを構築できるShopifyですが、サイトのテーマをカスタマイズしたり、デザインの細かい調整を行いたい場合はHTMLやCSSといったWebサイト制作の専門知識が必要になることがあります。
外注も可能ですが、せっかくのメリットである低コストを活かすためにも、必要最低限のHTMLの知識は身に付けておく必要があるでしょう。
Shopifyを利用するデメリット3|細かい情報は英語で記載されている
サービス全体の日本語化が進んではいますが、まだ一部のテーマやアプリの設定・詳細などの細かい情報は英語で記載されていることがあります。完全な日本語化では無いため、いざという時に情報を理解できないリスクが残されています。
また、日本語のShopifyのサポートはメールでの問い合わせのみなので、緊急にサポートが必要な場合タイムラグが生じてしまいます。
リアルタイムで返答がもらえるチャットは英語のみの対応のため、緊急の場合はチャットを翻訳しながらサポートを受ける必要があります。
ShopifyでECサイトを開設する方法
ShopifyでECサイトを開設するには、大きく分けて「自社で制作する」方法と「制作会社に依頼する」方法の2種類の方法があります。それぞれの特徴について理解をして、自社サイトに合った方法を選びましょう。
自社で制作する
自社でECサイトを制作することが、一番コストを低く抑える開設方法と言えます。専門的な難しいプログラミング言語を記載せずとも、マウス操作や文字入力だけで簡単にECサイトを構築できることがShopifyの強みです。そのため、自社にエンジニアが居ない場合でも社内でECサイトの構築をすることができます。
ただし、デメリットでも説明しましたが最低限のHTMLの知識が必要になる場面があります。また、ターゲットや目的を決めずに何となく作り始めてしまうと統一感が無く効果も薄いサイトになる可能性があります。
社内で制作する場合でも、必要な知識を身に付けながらしっかりと要件を定義してECサイトの構築を行いましょう。
制作会社に依頼する
ある程度の事業規模の会社であれば、Webサイト制作会社にShopifyを使ったECサイトの制作を依頼する方法が一般的かもしれません。
制作会社の中でもShopifyを用いた制作を得意としている会社であれば、要望通りに構築してくれるだけではなく、新たな機能や使い方の提案を受けることもできるでしょう。
自社で制作するよりも見た目も機能も素晴らしいECサイトができる可能性は高いのですが、そのぶん制作費用が高くなってしまいます。制作会社に依頼をした場合、最低でも相場は30万円~と言われています。
もし制作を依頼できる会社を知らなくても、手当たり次第に探す必要はありません。今は登録されているWebサイト制作会社を検索できるサイトや、自社が手がけたECサイトを事例として掲載しているWeb制作会社もあります。
まずは好みのECサイトを作っているWeb制作会社をWeb検索で探してみることから始めてみましょう。
DMMチャットブーストではShopifyとInstagramの連携に関する記事もございますので、ぜひご覧ください。
Shopify(ショッピファイ)でECサイトを運営しよう
Shopifyは自社ECサイト開設の何よりの味方です。デメリットをきちんと理解したうえで、メリットを活かした独自性のある自社ECサイトを開設、運営してみましょう。
デメリットのひとつである集客力の弱さをカバーできるのが、LINE公式アカウントとの連携です。
DMMチャットブーストforECはShopifyの顧客データとLINE公式アカウントの友だち情報を連携させ、LINEからの流入はもちろん、LINE上での商品の購入も可能になります。ShopifyのデメリットをカバーできるDMMチャットブーストforEC、ぜひ資料をダウンロードしてその機能をご確認ください。
DMMチャットブーストではShopifyに関する記事もございますので、ぜひご覧ください。