メルマガとLINEの比較

メルマガとLINEを比較!集客方法やLINE公式アカウントも紹介

LINE公式アカウントってメルマガの代わりに使えるの?
LINE公式アカウントとメルマガ、集客に効果があるのはどっち?

そんな風に悩むEC事業のマーケティング担当者は多いのではないでしょうか。

マーケティングの施策として、重宝するメールマガジン(メルマガ)。自動で一斉にお知らせを送れるため、とにかく多くの相手に情報を届けたいときには便利ですよね。

一方で最近は、無料通話アプリの「LINE」をメルマガの代わりに使っている企業や人もいます。

長年使われ続けてきたメルマガと、そこに新しく参入してきたLINE。それぞれどのような特徴があって、どのような企業や人に向いているのでしょうか。

今回は、メルマガとLINEを徹底比較します。

DMMチャットブーストではECサイトのASPに関する記事もございますので、ぜひご覧ください。

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メルマガとLINE配信のメリットを比較!

メルマガと比べ、LINE公式アカウントでの配信にはどのようなメリットがあるのでしょうか。

いくつかご紹介します。

LINE公式アカウントのメリット1|LINEは圧倒的なアクティブユーザー数を誇る

まず特筆すべきはユーザー数の多さです。

LINE公式アカウントの母体となるLINEアプリは、月間の国内利用者数が8,900万人にもなります。
これは実に日本の人口の7割近くにもなります。(2021年6月末時点:LINE社調べ)

このユーザー数の多さと、ほぼ誰でも知っている「LINEのサービス」という認知度の高さが、LINE公式アカウントの大きな強みです。

普段からメッセージのやりとりに使用している方がとても多く、通知がくれば気付く機会も多くなります。
そのなかでメッセージ配信することで、より多くの方の目に留まることができます。

LINE公式アカウントのメリット2||機能が充実している

LINE公式アカウントには、メルマガにはない機能がたくさんあります。LINE公式アカウントならではの便利な機能の一部は、以下のとおりです。

LINE公式アカウントの機能の例
・LINEチャット(1対1トーク)
・自動応答メッセージ
・キーワード応答メッセージ
・LINEタイムライン投稿
・LINEクーポン機能
・LINEショップカード機能
・LINEのリサーチ機能
・リッチメニュー
・リッチメッセージ
・リッチビデオメッセージ
・カードタイプメッセージ
・無料通話機能(LINEコール)
・分析 

LINE公式アカウントのメリット3|メルマガよりもLINEは開封率が高い

LINE公式アカウントでの配信は、その開封率の高さもポイントです。
一度に多くの宛先に送信できるのがメルマガの利点ですが、どれだけたくさん送ってもすべてが相手に開封されているとは限りません。

メルマガを登録するときに、入力したメールアドレスが普段あまり使わないアカウントだったり、迷惑メールフォルダに振り分けられていることも多々あります。

宛先の誰がそのような設定になっているかは、送信元の企業では確認できません。

その点LINE公式アカウントであれば、開封率は格段に上がります。メルマガの開封率は10~30%なのに比べて、
LINE公式アカウントはおよそ倍の60%にもなるといわれています。

理由として、まずLINE公式アカウントにはメルマガのような迷惑メールの振り分けなどがありません。さらに届くと画面にプッシュ通知も出るため気付きやすくなります。そのため、相手がアカウントをブロックしていない限り、送信したものの到達率は100%になります。ゆえに、高い開封率が出せるのです。

LINE公式アカウントのメリット4|メルマガよりもターゲティングが充実している

多くの対象に一気にメールを送るメルマガと比べて、LINE公式アカウントはよりターゲットを絞った配信ができます。
この機能を「セグメント配信」といいます。

セグメントとは、ユーザーの属性ごとに分けること。
「20代女性」「北海道在住」「過去にサービス購入履歴あり」など、特定の属性に絞って配信することができます。

これにより、例えば「女性向けの商品」や「特定の地方在住の人向けのサービス」など、お知らせしたい中身をより見合ったターゲットに送信することが可能なのです。

 

プロフィールを充実させることでお客様からの安心感を得られる

LINE公式アカウントでは、自分のプロフィールページを設定することができます。
あまり知らないアカウントから急にお知らせ配信が届いたら、送信元がどのような会社(人物)なのか、どのようなサービスをしているのかが気になりますよね。

そこで事前にプロフィールページを充実させてしっかり自己紹介しておくことで、配信を受け取ったユーザーの安心感にも繋がります。
営業時間やWebサイトのURL、電話番号などに加えて、現在のフォロワー数や過去にLINE公式アカウント内に投稿した内容も見ることができます。

メルマガ配信と比べたLINE公式アカウントのデメリット

次にメルマガ配信と比べたLINE公式アカウントのデメリットについて紹介します。

LINE公式アカウントのデメリット1|メルマガに比べ短い文章しか配信できない

メルマガには文字数制限がないため、基本的に何文字でも配信が可能です。
それに対して、LINE公式アカウントは最大文字数は500文字と決まっています。

(絵文字や記号なども区別なく1文字としてカウントされます。)

そのため、下記のような場面では不便に感じてしまうこともあるでしょう。

・長めの文章を送りたい(購読メルマガなど)
・細かい告知詳細について送りたい(イベント告知など)

対策としては、「詳細はこちらへ」と記載し、公式サイトなどへ誘導してあげると良いです。
長い文章は、公式サイトのブログや告知欄に記載してそちらで読んでもらうなどの工夫をしましょう。

LINE公式アカウントのデメリット2|LINEで対応していない業種には配信NG

例えば、LINE公式アカウントでは下記の業種の場合、メッセージの配信ができません。

出稿できない業種・サービス例

宗教関連
ギャンブル関連、パチンコ等(公営競技・公営くじは除く)※1
アダルト関連
出会い系、マッチングサイト等(一部当社が認めた場合を除く)※2
連鎖販売取引 ※3
探偵業
たばこ、電子タバコ
武器全般、毒物劇物
政党
公益法人、NPO/NGO、社団法人(一部当社が認めた場合を除く)
生体販売
整骨院、接骨院、鍼灸院等
未承認医薬品⋅医療機器等
消費者金融などの貸金業、質屋(一部当社が認めた場合を除く)
ネット関連ビジネス(情報商材、自己啓発セミナー等)※4
募金、寄付、クラウドファンディング等の資金調達(一部当社が認めた場合を除く)
その他弊社が不適合と判断した業種⋅業態、商品⋅サービス

引用:linebiz.com

上記に該当する業種は利用ができないため、必然的にメルマガのみ利用することになります。

ただし、一部業種によっては、表現方法がNGなだけでアカウントの作成が可能なものもあります。

【※1】ギャンブル関連、パチンコ等(公営競技・公営くじは除く)

パチンコ/パチスロ台メーカーおよび、求人等パチンコ事業に関わるものや、現金を扱う物理的なギャンブル施設または実店舗の宣伝、賭博に該当するオンラインゲーム等も出稿することはできません。また、レースの予想サイトや馬券等のインターネット購入サービス等も出稿できません。

例えば、上記でいうと、公営競技・公営くじであれば開設ができるとの記載があります。細かい詳細については公式サイトを確認してみましょう。

LINE公式アカウントのデメリット3|メルマガのように文字装飾ができない

最後に、LINEアカウントはメルマガのようにおしゃれな装飾はできません。

例えば、下記のようなメルマガをLINE公式アカウントで配信することはできません。

引用:us4.admin.mailchimp.com

上記のように写真をたくさん入れたい・文字の装飾を加えたいときはメルマガを利用することをおすすめします。

 

LINEをメルマガとして活用する方法とは

ここからはLINEをメルマガとして利用する際に、どのように利用するのがおすすめか紹介します。

LINEのメルマガではメッセージの一斉配信でセール情報などを配信

LINE公式アカウントでは、友だちにメッセージの一斉配信ができます。

例えば、下記のような場面で活用できます。

  • セール情報の配信
  • イベント告知の配信
  • 定期コンテンツの配信

また、一斉配信では、下記のようなコンテンツが配信できます。

• テキスト
• スタンプ
• 画像
• 動画
• ボイスメッセージ
• クーポン
• リッチメッセージ
• リッチビデオ
• リサーチ

テキストだけではなくさまざまな発信方法があります。

あわせて活用してみてはいかがでしょうか。

 

メルマガを「LINEチャット(旧LINE@の1:1トーク)」で予約サービスなどに利用する

次に個別メッセージを送る機能の活用方法について説明します。
例えば、個別メッセージは下記のような場面で利用できます。

・顧客との予約のやりとり
・商品・サービスに関する質問への回答

ただし、ひとつだけ注意点があります。

LINE公式アカウント側からメッセージを送ることはできません。

相手が「友だち追加」をしてから、個別でメッセージを送ってくれないとやりとりができないことを覚えておきましょう。
もし個別メッセージを顧客に送ってほしい場合は、「あいさつメッセージ」で個別メッセージが送れることを告知してあげると良いでしょう。

例えば下記のように告知してあげるとユーザーにも親切です。

例文)
こんにちは! 友だち追加ありがとうございます!
このアカウントでは個別メッセージの対応が可能です。
もし、サービスについてお困りな点・質問などございましたら気軽にメッセージをお送りください。

他にも、LINE公式アカウントのサイトでは、業種別のあいさつメッセージのコツを紹介しているので参考にしてみると良いでしょう。

 

タイムライン・ホーム投稿を使って告知に利用

また、タイムライン・ホーム投稿を使っての告知もできます。
例えば、下記のような場面で利用すると良いでしょう。

・イベント情報の告知
・定期コンテンツの配信


例えば、「TastyJapan」では、下記のように料理動画のコンテンツを定期的に配信しています。

このように、Instagramなどで見かけるようなコンテンツの配信をすることで
ユーザーのアカウントのブロックなどを防ぐこともできます。

 

LINEのメルマガではメールだけでアプローチしにくい若年層に届けることができる

最後にご紹介するLINE公式アカウント配信のメリットは、やはりLINEという媒体の特性上、若年層へのリーチ率が高いことです。
下記の表からもわかる通り、LINEの利用年齢層は20~30代でおよそ70%、40代だと90%近くにまでなります。

表:LINEの利用年齢層

(データ元:総務省「令和元年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書概要」より)

反対にメルマガの受信率を見ると、年代が上がるにつれ受信率も上がっているのがわかります。

表:メルマガの年代別受信率

(データ元:ベンチマーク「メールマガジン購読状況調査 2021年度版」より)

この表を見ると、60代のメルマガ受信率は80%を超えており、20代の約60%より20%以上多い結果となっています。
つまり年代が上がるにつれ、メールでメルマガを購読している方が多いことになります。

これらのデータからも、配信対象が若年層なのであれば、メールよりもLINEのほうが情報を届けやすいといえるでしょう。
ターゲットに合わせてよりマッチした方法を選ぶことが大切です。

 

LINE公式アカウントを利用するべき?メルマガか悩んだときのチェックリスト

基本的には、メルマガとLINE公式アカウントどちらにもメリットはあるため、それぞれの利点を活かして併用するのがおすすめです。
ただし、どちらかに絞りたい、と悩んでいるひとは下記のチェックリストを参考にしてみると良いでしょう。

①文章量が多いか・少ないか
多い→メルマガ
少ない→LINE公式アカウント

②LINEで利用できない業種ではないか
利用できない業種→メルマガ
利用できる業種→LINE公式アカウント

③文章の魅せ方にこだわるか
文章の魅せ方にこだわりたい→メルマガ
文章の魅せ方にこだわらない→LINE公式アカウント

④ユーザーとの距離が近い方がいいか
ユーザーとの距離は遠くてもいい→個別メッセージができない(メルマガ)
ユーザーとの距離は近い方がいい→個別メッセージができる(LINE公式アカウント)

DMMチャットブーストではLINE公式アカウント活用法に関する記事もございますので、ぜひご覧ください。

LINEとメルマガ、使いやすいほうを選ぶ

LINE公式アカウントとメルマガの違い、いかがでしたか?

それぞれ特徴やメリットが異なるので、自社にとって使いやすそうなほうを選んでみましょう。
どちらもそれぞれの特性を活かして運用することで、情報発信の強い味方になってくれます。

また、LINE公式アカウントを使う方でさらに「Shopify」でECサイトを立ち上げたい方には、
自動化ツールの「DMMチャットブースト」もおすすめです。

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DMMチャットブーストではLINE公式アカウントのメッセージ配信機能に関する記事もございますので、ぜひご覧ください。

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