「LINE公式アカウントをどのように活用すれば良い?」
「メッセージを送信する以外にどんなことができる?」
昨今、LINE公式アカウントを導入する企業が増えているため、運用について悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、マーケティング担当者などに向けて、LINE公式アカウントの活用法を解説します。活用事例もあわせて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
DMMチャットブーストではLINE公式アカウントに関する記事もございますので、ぜひご覧ください。
LINE公式アカウントを活用しよう
LINEは、コミュニケーションアプリの1つで、幅広い人々が利用するプラットフォームです。2021年3月末時点で、日本の人口の70%以上となる、8,800万人が利用しています。SNSは、Instagramなど若者のユーザーが目立つものの、LINEはあらゆる年代のあらゆる属性の方々から親しまれています。
また、LINE公式アカウントは、企業や店舗専用のアカウントです。コミュニケーションアプリの「LINE」に情報発信の拠点を持つことで、リピーター育成など様々なメリットがあります。こちらの項目では、LINE公式アカウントについて軽く触れていきます。
LINE公式アカウントとは
LINE公式アカウントは、LINEアプリ内で開設できるアカウントで、企業や店舗専用のアカウントです。通常のアカウントとは区別され、「友だち」を集め、顧客と様々なコミュニケーションを取ります。メッセージやタイムラインなど、様々な機能を利用でき、企業・店舗の集客に使えます。
LINE公式アカウントは、これまで旧LINE公式アカウントと、LINE@(ラインアット)に分かれていました。簡単に分類してみると、
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という違いがあり、旧LINE公式アカウントは主に大企業が使用していました。
LINE公式アカウントの活用メリット
LINE公式アカウントのメリットは、大きく分けて以下の3つになります。
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LINEに情報発信のプラットフォームを持つことで、大きなメリットを享受できます。
ビジネスにLINEを活用した方が良い3つの理由
ビジネスにLINEを活用した方が良い理由1|他のSNSにはない力がある
誰もがスマートフォンを持つ時代になり、SNS等で配信されるデジタル広告の力も年々増加しています。代表的なSNSにFacebookやTwitterなどが挙げられますが、LINEは他のサービスと比べて「ユーザー数」と「情報伝達力」が強みです。 また、基本的に他のサービスはアプリを起動しないと情報を届けることができませんが、LINEであれば公式アカウントからのメッセージ配信でポップアップ通知をすることも可能です。
ビジネスにLINEを活用した方が良い理由2|無料で導入できる
インターネット上で集客しようとした場合、ホームページ作成や問い合わせ対応など手間がかかってしまいます。しかし、LINE公式アカウントは無料で始めることが可能で、集客するための機能もすでに揃っています。
ビジネスにLINEを活用した方が良い理由3|リピーターを獲得しやすい
LINE公式アカウントをフォローしてくれるユーザーは、サービス・店舗のことを知っている、または利用したことがある人がほとんどです。そのため、新情報やセールやキャンペーン情報を配信することで、リピートにつなげることができるでしょう。
LINE公式アカウントの機能と集客への活用法
LINE公式アカウントには、様々な機能が備わっており、集客に活用できます。こちらの項目では、
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の5つの機能を紹介し、それぞれどのように集客に活かせるかを解説します。
LINE公式アカウントで活用できる機能①一斉配信
LINE公式アカウントには、メッセージ機能が備わっており、メッセージを一斉に配信できます。テキストのみのメッセージだけでなく、画像を用いて配信するのも有効な方法です。こうした視覚的にわかりやすいメッセージを、リッチメッセージと呼びます。
メッセージを一斉配信することによって、店舗側が伝えたい情報をユーザーに周知できます。例えば新商品のPRや新サービスの告知、キャンペーンやセール情報のお知らせなど、お得な情報の発信に利用できます。
リッチメッセージを用いる場合、新商品の画像を添付すれば、ユーザーに伝わりやすいPRになります。動画を添付した配信もできるので、アイデア次第で無限の可能性を秘めていると言えるでしょう。メッセージの一斉配信は、集客の基本です。
LINE公式アカウントで活用できる機能②LINEチャット(旧LINE@の1:1トーク)
LINEチャットは、通常のLINEと同じように、トークルームで1:1のチャットを指します。通常のユーザー同士のコミュニケーションの基本となる機能ですが、LINE公式アカウントにもこの1:1トークの機能が備わっています。
LINEチャットの利点は、まさに顧客と直接コミュニケーションができる点にあります。つまり他のユーザーに見られない部分であり、プライベートな(個別的な)対応が可能になります。
LINEチャットは、主に個別のお問い合わせ対応に利用されます。例えば予約状況の確認や質問など、簡単なやりとりに使われます。もちろんテキストだけで解決が難しい場合は、画像や動画を使って、「視覚的に分かりやすいメッセージ」に変えられます。
LINE公式アカウントで活用できる機能③リッチメニュー
引用:メガネスーパーコンタクトLINE公式アカウント
リッチメニューは、LINE公式アカウントの核ともなる機能で、トーク画面下部に大きく表示されるメニューを指します。画面の下半分を占めており、画像も使われているため、ユーザーの注意を引きやすい特徴があります。
リッチメニューを使って集客をする場合、予約ページやECサイトに誘導する手法がよく使われます。例えばリッチメニュー内に「予約」ボタンや、「購入はこちら」ボタンをつけ、そこにリンクを貼ってユーザーを誘導できます。視覚的に分かりやすく、誘導までのストーリーを設計しやすいのが大きな魅力です。
リッチメニューの良さは、デザインが多種多様であり、企業や店舗の個性を発揮できる点です。それこそ無限にカスタマイズできる部分なので、「リッチメニューの完成度によって集客効果が左右される」といっても過言ではないでしょう。
LINE公式アカウントで活用できる機能④ショップカード
引用:GREEN BROTHERS LINE公式アカウント
ショップカードは、ショップで使えるポイントカードを指します。通常のポイントカードであれば、実際にカードを発行しなければいけません。しかしLINE公式アカウントのショップカードは、LINE上でポイントカードの発行・管理ができます。
ショップカードのメリットは、実際にカードを発行するわけではないため、発行に関する費用がまったくかからないことです。ユーザーがカードを紛失するようなリスクもないため、実際のカードに比べて安定した運用が見込めます。
ショップカードを発行し、様々な特典を付与することによって、大きな集客効果を期待できます。店舗に通えば通うほど多彩なメリットを得られるため、リピーターの育成にも大きく役立ちます。
LINE公式アカウントで活用できる機能⑤クーポン
引用:熊本ラーメン専門店黒亭本店LINE公式アカウント
クーポンは、自店舗におけるクーポンと同じく、企業や店舗で利用できる割引券です。LINE公式アカウントでは、「友だち」登録してくれたユーザーに対して、電子クーポンを発行できます。実際にクーポンを発行するわけではないため、ショップカードと同じく発行費用が一切かからず、紛失するリスクもありません。
メッセージの一斉配信等と組み合わせることで、お得な情報を届けつつ、集客や来店を促進できます。リッチメニュー上に「お得なクーポン発行中」ボタンを作って、クーポンの獲得・来店を促すこともできるでしょう。ショップカードと同じく工夫して活用すれば、大きな集客効果を期待できます。
LINE公式アカウント活用にかかる費用は?
2019年から2020年にかけて旧LINE公式アカウント・LINE@から現在のLINE公式アカウントになり、分かりやすい料金プランに変わっています。
こちらの項目では、LINE公式アカウントの料金プランを解説します。
LINE公式アカウントの料金プラン
LINE公式アカウントの料金プランは、以下の表のようになります。
プラン | 月額固定費 | 無料メッセージ通数 |
フリープラン | 無料 | 1,000通 |
ライトプラン | 5,000円 | 15,000通 |
スタンダードプラン | 15,000円 | 45,000通 |
安いプランであればあるほど、月額固定費は抑えられますが、無料メッセージ通数が少なくなります。メッセージ通数は、「送付人数×メッセージ通数」でカウントされることになり、1通あたり3つまでの吹き出しを利用できます。
なお、メッセージ通数を追加する場合、
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で追加できます。フリープランの場合、メッセージ通数の追加は行えないため、注意しておきましょう。スタンダードプランは、メッセージ通数の追加量が多ければ多いほど、1通あたりの料金がお得になります。
LINE公式アカウントのプレミアムIDとは?
LINE公式アカウントでは、プレミアムIDを利用できます。通常、LINE公式アカウントを開設した場合、ランダムに羅列されたベーシックIDが提供されます。これをプレミアムIDに変更することで、希望する文字列でIDを取得できます。
ID種類 | 料金 | 文字列 |
ベーシックID | 無料 | @+3桁数字+5桁英字(ランダム) |
プレミアムID | 100円/月or1,200円/年 | @+指定文字列 |
LINE公式アカウント活用事例
ここまでLINE公式アカウントの概要や機能、集客への活用法について見ていきました。こちらの項目では、LINE公式アカウントの実際の活用事例を紹介します。「具体的にどのような機能を活用したか」を重点的に解説しますので、ぜひ参考にしてください。
LINE公式アカウント活用事例1| ショップカードでリピーター獲得!「SUZU CAFE」
引用:SUZU CAFE hiroshima LINE公式アカウント
飲食店であるSUZU CAFEは、ショップカードの導入によって、リピーターを獲得しています。もともとリピーター育成や売上アップにつなげたいと考えており、その目的を達成するための施策として、
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などを実施しました。その結果として、LINE公式アカウントを「友だち」登録したユーザーの半数がショップカードを利用し、リピーター育成に大きく貢献しました。カードタイプのメッセージは、開封率70%前後を記録するなど、大きな効果が現れています。
LINE公式アカウント活用事例2| LINEチャット活用で成約率アップ!「株式会社緑蔵ホールディングス」
引用:お部屋探しのハートサポートLINE公式アカウント
緑蔵ホールディングスは、「お部屋探しのハートサポート」を運営するする不動産仲介業者です。「初期費用の安さ」が強みで、LINE上で申し込みから入居までの流れが完結します。企業側も対応コストが下がり、ユーザー側も気軽に相談しやすいシステムになっています。
緑蔵ホールディングスは、LINE公式アカウントの中でも、LINEチャット(旧LINE@の1:1トーク)の機能を特に重視しました。例えば、
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をすべてLINEの1:1トークで済ませているのが大きな特徴です。2018年1月から7月までの間に、LINE経由の問い合わせから3、40件の成約につながっています。
LINE公式アカウント活用事例3| クーポン効果で来店率が倍増!「イオン吉川美南店」
引用:イオン吉川美南店LINE公式アカウント
イオン吉川美南店は、地域密着型の店舗で、豊富な食料品やドラッグ・日用品を揃えています。以前はチラシの配布を行っていましたが、2010年代後半からはLINE公式アカウントの運用に切り替え。具体的には、クーポン機能を重点的に運用しました。
店内にPOPを設置して「友だち」を増やしていき、そのユーザーに向けてお得なクーポンを発行。また、試供品のプレゼント企画なども行い、大きな反響を得ました。これまでのチラシに比べて、約6倍の効果を達成しています。
LINE公式アカウントの活用幅を広げるならDMMチャットブースト
ここまでLINE公式アカウントの活用事例を見ていきました。LINE公式アカウントには様々な機能が備わっているものの、「ここを自動化したい」など、業務効率の改善を考えている方も多いでしょう。そこで便利なのが、DMMチャットブーストです。
DMMチャットブーストとは
DMMチャットブーストは、LINE公式アカウントの機能を拡張させたもので、業務効率の改善に利用できるツールです。チャットボットを使用しているため、様々な業務を自動化できます。例えば、
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などの機能が利用できます。ECサイト作成プラットフォームであるShopifyと連携し、顧客情報を紐付けたり、LINE上で商品の販売を行ったりできます。
それから、ショップカードと連携し、来店頻度の継続やクーポン発行もできます。とにかく機能性に優れており、業務効率の改善に大きく役立ちます。
DMMチャットブーストのメリット
DMMチャットブーストは、カスタマーサポートとマーケティングの分野で、優れた成果を発揮します。例えばカスタマーサポートでは、自動対応の導入などにより、機会損失の削減やCV率の向上に役立ちます。
また、Googleアナリティクスと連携し、マーケティング情報を把握できます。これにより最適なマーケティング効果を実現でき、新規顧客・リピーターの獲得につながります。そこからセグメント配信を行うことで「ブロック率の軽減」もできるため、顧客管理を最適化できます。
このようにDMMチャットブーストには、様々なメリットがあります。特にカスタマーサポートとマーケティングの分野を重視したい方は、DMMチャットブーストの導入をぜひご検討ください。
LINEを上手く活用し集客率UPを目指そう
今回の記事では、LINE公式アカウントの機能と集客への活用法や、実際の活用事例を紹介しました。LINE公式アカウントは、機能性に優れており、カスタム性も豊富です。上手く使いこなせれば、大きな集客効果を得られるでしょう。
LINE公式アカウントのポテンシャルを最大限発揮するには、DMMチャットブーストの導入がおすすめです。カスタマーサポートとマーケティングの両方で、大きな効果を発揮します。導入に関する質問・相談も受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。
DMMチャットブーストではLINE公式アカウントの使い方に関する記事もございますので、ぜひご覧ください。