LINE公式アカウントのメリットを、アカウント開設前に知っておきたい方も多いはず。
この記事は、企業のマーケティング担当者の方に向けて、LINE公式アカウントの11のメリットと3つの注意点を解説します。LINE公式アカウントの概要や開設方法などの基本から解説しているので、これからLINE公式アカウントを導入したい場合も参考にしてください。
業種や規模を問わず、LINE公式アカウントを開設する企業が増えています。LINE公式アカウントを活用して効率的なマーケティングをしていきましょう。
DMMチャットブーストではLINE公式アカウントに関する記事もございますので、ぜひご覧ください。
企業がLINE公式アカウントを導入する11のメリット
ここではマーケティングやコストなどの観点から、LINE公式アカウントを活用する7つのメリットを解説します。
LINE公式アカウントを導入するメリット1|ユーザー数が多く・年齢層が広い
※1 LINEの国内月間アクティブユーザー8,800万人÷日本の総人口1億2631万人(平成31年2月1日現在(確定値) 総務省統計局)
LINEユーザーは日本国内で8,800万人以上います。この人数は、日本の人口の7割以上に相当します。
つまり、LINEは大手新聞やテレビ番組などよりもアプローチ可能なユーザー数が多い、日本最大級のプラットフォームです。潜在顧客へのリーチ数を伸ばしたい企業にとって、これは大きなメリットです。
LINE公式アカウントを導入するメリット2|友だち登録してもらいやすい
一般ユーザーが公式アカウントに登録するまでのステップは、企業名やアカウント名をLINEアプリで検索して、友だちの「追加」ボタンをタップするだけです。
したがって、「キャンペーン開催日を知りたい」「割引クーポンがほしい」などの気軽な理由でアカウントに登録してもらえます。
LINE公式アカウントを導入するメリット3|ユーザーに情報が届きやすい
LINE公式アカウントからのメッセージ配信は、ユーザーに届きやすく開封率が高いことが特徴です。
まず、LINEの配信では、メールと違って本人が希望しない限り、迷惑メッセージとしてブロックされることがありません。
また、プッシュ通知でメッセージが届くため、ユーザーに確認してもらえる確率が高くなります。特にタイムリーな情報を配信する場合は、目にしてもらえる場合が多いでしょう。
LINE公式アカウントを導入するメリット4|アプリ開発が不要
LINE公式アカウントには、メッセージ配信機能やチャットとの連携機能などがプラットフォームに用意されています。
そのため、自社でアプリ開発するよりも、コストを抑えて販売促進システムを構築できるでしょう。
もちろん、基本機能だけでは、競合他社と差別化できないこともあります。そのため、LINEと連携してマーケティングや顧客対応を自動化できるサードパーティ製の拡張ツールも登場しています。
LINE公式アカウントを導入するメリット5|無料でも運用できる
LINEの公式アカウントは無料でも運用可能です。メッセージ配信数が1,000通までなら、月額固定費0円で利用できます。
たとえば、LINE公式アカウントの成果をテストしたい場合は、費用面のリスクがゼロです。また、顧客層が限られるビジネスの場合も、ランニングコストがかかりません。
LINE公式アカウントを導入するメリット6|マーケティング機能が充実している
LINE公式アカウントでは、集客や販促のための機能が充実しています。しかも、これらの機能のすべては、無料プランでも利用可能です。マーケティング機能については、後ほど解説します。
LINE公式アカウントを導入するメリット7|チャットコマースが可能
チャットコマースとは、チャットボットまたは有人対応のチャットを用いて、商品を販売する手法です。チャットで相談や問い合わせ、資料請求などに応じることも、チャットコマースに含まれます。
LINE公式アカウントを追加したユーザーに対しては、1対1のチャットトークが可能になります。業務が忙しいときも、トーク上に問い合わせや注文の履歴が残るため、手が空いた際に対応できます。
LINE公式アカウントを導入するメリット8|各ユーザーに合わせたアプローチを実現
引用:LINE公式アカウント管理画面
LINE公式アカウントでは、ステップ配信を活用することでユーザーごとに異なるアプローチを行えます。 年齢や性別、居住地などに合わせた配信も可能なため、ユーザーのニーズに沿った配信が実現できます。
LINE公式アカウントを導入するメリット9|ユーザーとの信頼関係の構築がしやすい
引用:LINE公式アカウント管理画面
LINE公式アカウントは、日常的にユーザーが利用するLINEを用いたサービス。 そのため、メッセージの配信もメールではなくチャットを利用します。
メッセージがチャットになることで企業とユーザーが近い距離でコミュニケーションを取れるようになり、信頼関係が築きやすくなります。メッセージ本文にはLINEオリジナルの絵文字も使用でき、積極的に本文に混ぜる企業も数多くあるためぜひ活用しましょう。
LINE公式アカウントを導入するメリット10|メルマガに比べメッセージの開封率が高い
LINEはプッシュ通知でユーザーのスマートフォンに通知が届くだけでなく、最新のメッセージがトーク一覧の上部に表示される点が特徴です。 そのため、LINE公式アカウントのメッセージはメルマガより開封率を向上させています。
LINE公式アカウントを導入するメリット11|リピーター育成に最適
LINE公式アカウントはリピーターの育成にも効果的です。 これまでご紹介した機能はもちろん、クーポンやユーザーアンケートのような役立つ機能も揃っています。 再来店・再購入率を上げたい企業にもLINE公式アカウントはおすすめです。
LINE公式アカウントを活用する際の3つの注意点
LINE公式アカウントの施策では注意しておくべきこともあります。
ここでは
- 登録数
- コスト
- 配信頻度
の3つを解説します。
LINE公式アカウントを活用する際の注意点1|友だち登録数を増やす施策が必要
LINE公式アカウントを有効活用するためには、十分な登録数が必要です。友だち追加してくれた人にしか情報を配信できないのは、街頭広告やマスメディアへの広告との大きな違いです。また、費用を支払えばターゲット層に情報を届けてくれるWeb広告とも異なります。
したがって、公式アカウントを開設した後は、ユーザーに有益な情報やコンテンツを配信するなど、友だち登録数を増やすための施策と費用が必要です。
LINE公式アカウントを活用する際の注意点2|配信数が増えるほどコストが増大
配信数が増えるほど、LINE公式アカウントの利用費が増えます。
プランごとの固定費と配信コストは以下のとおりです。
フリープラン | ライトプラン | スタンダードプラン | |
月額固定費(税込) | 0円 | 5,500円 | 16,500円 |
無料で送れるメッセージ数 | 1,000通 | 15,000通 | 45,000通 |
追加メッセージ1通あたりの料金(税込) | 追加不可 | 5.5円 | 1.21円~3.3円 |
フリープランで1,000通以上のメッセージを配信する場合は、プラン変更が必要です。
ライトプランとスタンダードプランのどちらが最適かどうかは、月々の配信数によって変わります。追加メッセージ1通あたりの料金はライトプランのほうが高いため、配信数が増えればコストが高くなるリスクがあります。
スタンダードプランは、配信数が増えるほど3.3円(税込)から1.21円(税込)に段階的に下がる料金体系です。配信数が多い場合はスタンダードプランも検討しましょう。
LINE公式アカウントを活用する際の注意点3|ブロックされない適度な距離感を保つ
LINE公式アカウントは登録と同じくブロックも簡単です。
ユーザーに不快感を与えてブロックされないように、適度な距離感を保ちましょう。
以下の3つは、基本的なマナーや目安です。
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そのほか、ターゲット層に合った広告デザインや言い回しにするなどの細かな配慮もしながら、顧客と良好な関係を築いていきましょう。
DMMチャットブーストではLINE公式アカウントの使い方に関する記事もございますので、ぜひご覧ください。
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LINE公式アカウントは、ビジネスに有効活用できるプラットフォームの1つです。膨大な数のユーザーがおり、配信が届きやすいなど多くのメリットがあります。一方、友だち登録数を増やす施策が必要なことや、配信数が増えるほどコストが高くなることに注意しましょう。
LINE公式アカウントには充実したマーケティング機能が備わっています。これらをより効率的に利用するには、LINEと連携できる自動化ツールの導入も検討しましょう。
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DMMチャットブーストではLINEのメリットに関する記事もございますので、ぜひご覧ください。