LINEの便利な機能を解説

LINE運用はメリットだらけ!理由や便利な機能を解説

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LINE公式アカウントの運用メリットをご存じでしょうか。

現在、個人同士やグループでの連絡手段として、国内でもっとも使用されている「LINEですが、その普及率はビジネスにおいても注目を集めています。

企業の宣伝や商品販売、マーケティングにおいてLINEの市場は欠かせないものとなりつつあり、昨今では、LINEで提供されている「LINE公式アカウント」という法人向けのサービスを取り入れる企業が増えています。

この記事では、法人向けサービス「LINE公式アカウント」について、その機能や利用するメリット、効果的な使い方などを解説します。

DMMチャットブーストではLINE公式アカウントに関する記事もございますので、ぜひご覧ください。

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LINE公式アカウントとは

引用:linebiz.com

LINE公式アカウントは、LINEが提供する法人向けサービスです。

登録は無料でできますが、メッセージの送信数などの利用状況に応じて有料プランも用意されています。
友だち追加してくれたユーザーに、メッセージやクーポン、新商品の情報などを一斉送信することが可能です。

LINE公式アカウントを運用すると、これまで多くの企業がメールマガジンやDMで行っていた企業プロモーション活動を、ほとんどのスマホユーザーが利用しているLINE上でできるようになるため、より効率的に行えるようになります。

LINE公式アカウントを利用するメリット

さまざまな機能が無料で使えるLINE公式アカウントでは、企業のプロモーションやマーケティングに取り入れることでメリットが発生します。

LINEアカウントを利用するメリットについていくつか紹介します。

LINE公式カウントの利用メリット1|ユーザー数が多い

LINEは、日本国内の日常の連絡手段として最も利用者の多いツールです。

※1 LINEの国内月間アクティブユーザー8,800万人÷日本の総人口1億2631万人(平成31年2月1日現在(確定値) 総務省統計局)

友だち追加しているユーザーはもちろん、友だち追加していない多くのユーザーにもLINEを介して訴求できるチャンスが生まれるので、企業のプロモーション施策としてメリットになります。

LINE公式カウントの利用メリット2|無料で全ての機能が利用可能

LINE公式アカウントは、無料で誰でも登録することが可能です。

無料のフリープランでもすべての機能が利用できるため、コストをかけずに利用することが可能です。

さらに、必要事項の入力のみで登録できるため、数分あればアカウントを開設できます。
まずはフリープランでアカウントを開設し、無料でテスト利用して自社に合うのか検証することもできます。

LINE公式カウントの利用メリット3|アプリ開発より手軽に導入できる

スマートフォンの普及により、自社アプリを開発し情報発信や顧客フォローに活用する企業が増えています。

しかし、自社アプリの開発には、コストが掛かるほか時間もかかってしまい、すぐに導入することは難しいという問題があります。

また、自社アプリをユーザーにダウンロードし、使い続けてもらわないと効果が得られず、せっかくダウンロードしてくれたとしても、すぐに削除されてしまうという課題への対策も行う必要があります。

その点、LINE公式アカウントはすぐに無料で開設可能です。
消費者であるユーザーはふだん使っているLINEからサービスを利用できるため、ユーザー側の負担も少なく済みます。

マーケティングに必要な基本的な機能は備わっているほか、外部アプリとの連携でさらに機能を拡張することも可能です。
そのため、アプリを1から開発するよりも手軽に導入でき、効果的に活用できる可能性も見込めます。

LINE公式カウントの利用メリット4|友だち追加が簡単

LINE公式アカウントでは、ユーザーが企業のアカウントを友だち登録する際の手間が省けるほか、管理も簡単なため、従来の方法と比べるとユーザー獲得率の大幅アップが期待できます。

これまでメールマガジンやDMを登録してもらう際には、メールアドレスの入力や、住所、氏名といった細かい個人情報入力が必要でした。
登録の手間がかかることから、登録者数がなかなか伸びないという課題があったのです。

しかし、LINE公式アカウントはQRコードを読み取る友だち追加ボタンを押すなどの簡単な作業で、友だちになることができます。
そのため、ユーザーも気軽に企業の公式アカウントを登録してくれるという傾向にあります。

友だちになった公式アカウントは「友だち一覧」に「公式アカウント」として別枠で表示されるため、ユーザー自身で管理がしやすいという点も魅力です。

LINE公式カウントの利用メリット5|メールやDMよりも到達率・開封率が高い

LINE公式アカウントは、LINE上で情報発信を行うため、メールやDMに比べユーザーへの到達率、開封率が高いという点もメリットです。

せっかく発信した情報も、見てもらえなければ意味がありません。
LINEは、ブロックされなければユーザーへの到達率は100%です。

さらに、プッシュ通知やバッジ機能があるため、開封率も格段に向上します。メールやDMでは、確認するタイミングが遅くなり、企業がユーザーに知らせたいタイミングで情報を見てもらえないという課題もありましたが、LINEは比較的タイムリーに情報を見てもらえるため、緊急性のある情報配信の効果が高くなります。

LINE公式カウントの利用メリット6|ユーザーと直接コミュニケーションが取れる

LINE公式アカウントは、ユーザーとのコミュニケーションに自動応答で対応できる機能のほか、友だち追加してくれたユーザーと1対1の個別チャットができる機能も搭載されています。

そのため、自動応答のみでは解決できない相談も丁寧に個別で対応することが可能となるので、顧客満足度向上に役立っています。

また、友だちの属性管理セグメント配信も可能なため、それぞれのユーザに寄り添った情報の配信ができます。
ただ同じ情報を一斉に送信するだけでなく、それぞれのユーザーを尊重したカスタマーサービスができるようになるため、販促などにも活用しやすくなっています。

LINE公式カウントの利用メリット7|マーケティングが簡単にできる

LINE公式アカウントの導入は、マーケティングをより簡単に行えるというメリットもあります。

効果の高いマーケティングを行うには、クーポンの利用率や情報の開封率など、統計情報の取得が重要になります。

LINE公式アカウントには分析機能も揃っており、情報配信によるユーザーの反応を把握することが可能です。

さらに外部ツールを連携することで、必要なマーケティング機能を追加することもできます。企業に合ったものをぜひ取り入れてみてくださいね。

LINE公式アカウントの基本機能

LINE公式アカウントで使える基本機能は以下の通りです。

  • メッセージの一斉送信
  • 企業の情報ページ
  • チャット機能
  • タイムライン投稿
  • クーポンの配布
  • リサーチ機能
  • ショップカード機能
  • 分析機能

それぞれの機能について詳しくご紹介します。

メッセージの一斉送信

LINE公式アカウントでメッセージを一斉送信する際は、テキストだけではなく、リンク付きの画像を送れるリッチメッセージや、動画、クーポン添付などさまざまな形で送信することができます。

メールマガジンやDMよりわかりやすく効果的な形での訴求が狙えるでしょう。

企業の情報ページ

Webサイトを持っていない企業でも、LINE上に企業の住所や電話番号などの情報を掲載することができます。

これに加えてLINEからの問い合わせや予約受付を行えば、問い合わせ・予約数の増加も期待できます。

チャット機能

LINE公式アカウントと友だちになったユーザーとは1対1のチャット対応も可能です。
ユーザーが直接担当者に問い合わせたい場合に活用できます。

タイムラインへの投稿

タイムラインへの投稿は、友だちだけでなく、友だちになっていないユーザーにも見てもらえるように全体公開にすることも可能です。

友だちがいいねやシェアをしてくれることで、宣伝、集客効果が得られます。

ショップカード機能

引用:LINE公式アカウント管理画面

LINE上で管理できるショップカード機能もついており、スタンプを集めると割引やプレゼントがもらえるなど、インセンティブの設定をすれば、集客に役立てることができます。

アンケート機能

引用:LINE公式アカウント管理画面

アンケート機能を使って、性別や年齢層、商品の需要、満足度など、さまざまな情報のリサーチが可能です。

アンケートは選択式のものから記述式のものまで、細かく設定することができます。

分析機能

分析機能ではLINE公式アカウントの友だち数の推移や、ブロック数なども分析することができます。

リサーチしながら企画を実施し、その反応を分析することが可能なので、LINEひとつでプロモーション対策が可能になります。

LINE公式アカウントの料金体系

LINE公式アカウントの料金プランは、フリープランライトプランスタンダードプランが用意されています。

フリープラン ライトプラン スタンダードプラン
月額料金 無料 5,000円 15,000円
無料メッセージ配信数 1000通 15,000通 45,000通
追加メッセージ料金 追加不可 5円 ~3円
タイムライン投稿 無制限
基本機能 全て利用可能

それぞれのプランでは、月額と無料で送信できるメッセージ数が異なります。

基本機能はプランに関わらず、すべて利用でき、タイムラインへの投稿も無制限なので、フリープランでも十分活用できます。

LINE公式アカウントを運用する際の注意点や対処法

LINE公式アカウントは便利で簡単に始めることができるツールですが、運用する際には注意点があります。

上手く運用するためにも、特に下記の5つの点には注意してください。

  • 友達の獲得方法を工夫する必要がある
  • スマホユーザー以外へのアプローチができない
  • メッセージ通数に気を付ける
  • ブロックされないように顧客に有益な情報を配信し続ける
  • アカウントが停止されると復活させることはできない

友だち獲得方法を工夫する必要がある

LINE公式アカウントで配信する情報は、友だち追加してくれているユーザーをメインに届きます。

そのため、友達数が少ないままだと、いくらお得な情報を流しても多くの人に情報が届かず、効果が出ません。
LINE公式アカウントを効果的に運用するためにも、友だちを増やすための施策も常に考える必要があります。

友だちを獲得するために、「友だち追加でクーポンプレゼント」や「友だち追加でドリンクプレゼント」など、友だち追加するとメリットがあると思ってもらえるような工夫が必要です。

スマホユーザー以外へのアプローチができない

昨今ではスマートフォンがかなり普及しているものの、持っていないユーザーももちろん存在します。

特に、高齢者がターゲットになるような業種では、LINEでの訴求力は弱くなってしまいます。
LINE、メール、DMなどどの媒体での配信が最もユーザーからの反応が良いのか、自社のターゲット層の把握も重要です。

メッセージ通数に気をつける

フリープランでも一通りの機能が使えるLINE公式アカウントですが、プランによって1ヶ月に送信できるメッセージ数が決まっているため注意しましょう。

友だち数が多くなってくると、それだけメッセージの配信数も増えていきます。
フリープランでは、月に配信できるメッセージは1,000通までとなっており、メッセージ通数の上限を上げることも不可能です。

そのためフリープランでの運営を考えている場合は、限られたメッセージ配信数の中でも、効果が発揮できるように、自社にもユーザーにもメリットがある内容を考えて、効率的に配信する必要があります。

友だち数が増え、1回で送信するメッセージ数もかなり増えてきた場合は、後述する「有料プランへの移行」も検討してみてください。

ブロックされないよう顧客に有益な情報を配信し続ける

LINE公式アカウントは、せっかく友だちになってくれても「配信数が多い」「有益な情報配信がない」などと思われてしまうと、ブロックされてしまう可能性があります。

友だち追加の時と同様に、ブロックすることもワンタッチで簡単にできてしまうため、ブロックされないように、提供する情報の内容には工夫が必要です。

友だちのままでいることにメリットを感じてもらえるよう、お得な情報を配信したり、定期的にクーポンを配信するなどの対策を考えなければなりません。

アカウントが停止されると復活させることはできない

LINE公式アカウントは、規約違反と判断されるとアカウントを停止されてしまいます。

停止されたアカウントは二度と復活させることができません。
利用規約には予告なしでアカウントが停止される場合がある旨も書いてあるため、ある日突然アカウントが停止されてしまうことも十分考えられます。

アカウントが停止されることで、せっかく友だちになってくれていたユーザーからの信用も失ってしまう恐れがあるため、利用規約は事前にしっかり確認し、遵守して利用するように気をつけてください。

LINE公式アカウントをより効果的に使用する方法

LINE公式アカウントをより効果的に使用するには、

  • 有料プランに登録する
  • 認証済アカウントになる
  • 外部ツールと連携する

といった方法があります。それぞれについて解説しますので、運用に役立ててください。

有料プランに登録する

LINE公式アカウントには、月ごとに無料で配信出来るメッセージ数が多い有料プランが用意されています。

アカウントが軌道に乗り友だち数が増えてくると、メッセージ配信数も必然的に増えてしまいます。
無料のメッセージ上限内に収めようとしてメッセージ配信数が少なくなってしまうと、ユーザーが友だち登録していることにメリットを感じられず、ブロックされてしまう…という可能性もあります。

適度な頻度でメッセージを送ることが重要ですので、無料の配信数で足りなくなってきたと感じたら、有料プランへの移行を検討しましょう

認証済アカウントになる

LINE公式アカウントには、「未認証アカウント」とLINE社からの審査を通過したもののみがなれる「認証済アカウント」、「プレミアムアカウント」があります。

アカウント開設時には「未認証アカウント」として登録されます。

認証済アカウントになると、認証バッジが付きユーザーからの信頼を得ることができるほか、ユーザーの検索対象アカウントになる請求書払いができる友だち追加広告が出せるなど、LINE運用がより便利になるメリットがたくさんあります。

認証アカウントの審査には10日前後かかります。
LINE公式アカウントの管理画面から簡単に申請することができるので、他のアカウントとの差別化を図るためにも、申請は早めに検討しましょう。

外部ツールと連携する

LINE公式アカウントで使える機能だけでも十分に運用は可能ですが、より高度なサービスを提供するために外部ツールと連携するという方法もあります。

外部ツールを利用することで、自動応答の精度を上げたり、マーケティング機能の拡張などが可能になります。より効果的にLINE公式アカウントを運用するなら、外部ツールの連携も考えてみてください。

LINE公式アカウントと連携可能な「DMMチャットブースト」

LINE公式アカウントと連携可能な外部ツールでおすすめなのが、「DMMチャットブースト」です。

導入することで、LINE公式アカウントの機能を拡張し、LINEを自社アプリの様に使うことができるようになります。

DMMチャットブーストについて、その特徴と料金体系を紹介します。

DMMチャットブーストの特徴

DMMチャットブーストには、下記のような企業のLINE運用に役立つさまざまな機能や特徴があります。

チャットボット機能でより高度な顧客対応が可能

DMMチャットブーストには、チャットボット機能が備わっており、友だちからのメッセージの内容をAIが判断して、より的確な返答を自動で送信することができます。

LINE公式アカウントの自動応答機能よりも精度の高い回答が可能であり、24時間いつでもユーザーの問い合わせに反応できるため、顧客満足度の向上も期待できます。また、各機能の併用ができるようになるため、臨機応変な顧客対応が可能になります。

Shopifyと連携して細かな顧客管理が可能

DMMチャットブーストは、Shopifyとの連携もできるため、LINE上でECサイトのような商品検索、商品の販促、購入ができるようになります。

利用してくれたユーザーの顧客情報も一括で管理できるため、複雑なECサイト構築をしなくても、商品販売・管理のシステムを自社に取り入れることができます。

メッセージ配信での販促から商品購入までをすべてLINE上で行えることで、ユーザーの利便性も向上します。

マーケティング機能が充実

LINE公式アカウントの機能にも、分析機能はありますが、DMMチャットブーストを導入すると、スコアリングシナリオABテストURLのクリック数測定コンバージョン計測クロス分析などが使えるようになり、より高度な情報収集・分析を行えます。

さらに、ECサイトのマーケティングに非常に便利なGoogleAnalyticsと連携してLINE経由での問い合わせや注文数の確認も可能です。

複数のサービスを併用せずに、DMMチャットブースト1つでマーケティングに欠かせない機能を揃えることができるのでおすすめです。

DMMチャットブーストの料金体制

DMMチャットブーストは、月額30,000円~となっており、管理する友だち数などで料金が変動します。

決して安価なわけではないですが、自社アプリの開発やECサイト構築に比べるとかなりコストを抑えることができます。

まずは使ってみてからではないと検討できないという方でも、14日間の無料トライアル期間が設けてあるので、実際に機能を使ってみることも可能です。

LINE公式アカウントの利用はメリットだらけ!

LINE公式アカウントは、無料で利用することができ、企業PRには非常に効果があるツールです。LINEの普及率の高さを利用して、さまざまな人に自社をアピールすることができるようになります。

自社アプリや自社ECサイト構築をするよりも、スピーディーに導入することができるため、是非取り入れてみてください。

LINE公式アカウントをより効果的に使うためには、外部ツールとの連携もおすすめです。

DMMチャットブーストは、LINE公式アカウントとの連携ができ、さらにEC機能を搭載することも出来るチャットボットツールです。

無料トライアルを使って機能を試すことができるので、一度使ってみることをおすすめします。

DMMチャットブーストではLINE公式アカウントの使い方に関する記事もございますので、ぜひご覧ください。

DMMチャットブーストforEC