「LINE公式アカウントでスタンプを使うタイミングがわからない」
「スタンプはLINE公式アカウントでも使える?」
「LINEプロモーションスタンプの作成方法は?」
プライベートなLINEのやりとりではたくさんの人が利用しているLINEスタンプですが、LINE公式アカウントでも使い方次第で効果的に使えることをご存知ですか?
文章だけだと堅苦しい情報も、スタンプを併用することで読んでもらいやすくなります。また最近では、ある条件をクリアすると特典としてスタンプがもらえる「LINEプロモーションスタンプ」も頻繁に利用されています。
この記事では、LINE公式アカウントでのスタンプの使い方や、スタンプのプロモーションで友だちを増やす方法などを紹介します。
DMMチャットブーストではLINE公式アカウントに関する記事もございますので、ぜひご覧ください。
LINE公式アカウントでのスタンプの使い方
プライベートでよく使われるLINEのスタンプ機能は、LINE公式アカウントでも使用可能です。
どの様に使うことができるのか、その使い方を紹介します。
チャット機能でスタンプを使う
LINE公式アカウントには、友だちと1対1でトークができるチャット機能があります。
そのチャット機能でのやり取りの中で、スタンプを使うことができます。
チャット機能は主に、ユーザーからの商品やサービスに関する問い合わせ対応に利用されますが、その際に堅苦しい文章だけでは、友だちに悪い印象を与えてしまう可能性もあります。そこで、文章とスタンプを併用すると、親しみやすい雰囲気で問い合わせ対応などのやり取りができるようになります。
しかし、クレームなど真摯な対応が必要な時にスタンプでの返信は適していません。
使うタイミング次第ではかえって印象が悪くなってしまうこともあるので、時と場合を考えて使用するようにしましょう。
また、スタンプが使えるのはあくまで1対1のチャット機能のみで、一斉送信には使えません。
自動応答メッセージでスタンプを選択可能
LINE公式アカウントの自動応答メッセージ機能でも、スタンプを使うことができます。自動応答メッセージは、友だちから送られてきたメッセージに対して、あらかじめ設定しておいた文章などをランダムもしくはキーワード毎に返信する機能です。
自動応答メッセージでは、以下の10種類から選んで設定可能で、スタンプも含まれています。
・スタンプ
・テキスト
・写真
・動画
・クーポン
・リッチメッセージ
・ボイスメッセージ
・ビデオメッセージ
・カードタイプメッセージ
・リサーチ
ただし、自動応答メッセージは、チャット機能との併用はできません。
営業中はチャット機能、営業時間外は自動応答メッセージで対応など、場合によって機能を使い分けるのがおすすめです。
LINE公式アカウントで使えるスタンプ
チャット機能と応答メッセージでスタンプを使えることを紹介しましたが、何のスタンプが使えるのでしょうか。
ここでは、LINE公式アカウントで使えるスタンプについて紹介します。
プライベートで使っているスタンプも使える
LINE公式アカウントでは、LINEが提供する無料スタンプはもちろん、普段使っているプライベートのLINEスタンプも使えます。
以前のビジネス向けサービスのLINE@では、送信できるスタンプに限りがありましたが、LINE公式アカウントに変わり、2020年8月にチャット機能の改修があったことで、個人用LINEアカウントで購入済みのスタンプが使えるようになりました。
個人用LINEアカウントで購入済みのスタンプを使うには、LINE公式アカウントに個人用LINEアカウントを連携する必要があります。
ビジネスアカウントで作ったLINE公式アカウントでは利用できません。
また、LINE公式アカウントで使えるのはクリエイターズスタンプのみとなっています。
公式アカウントオリジナルスタンプを作ると効果的
LINEで使えるスタンプは、誰でも作ることができます。そのため、自社のキャラクタースタンプを作って、LINE公式アカウントで使うこともできます。LINE公式アカウントでスタンプを使うなら、他社のスタンプよりも自社のキャラクターのスタンプを使った方がよりブランディングに効果的です。
また、LINEのビジネス向けサービスの中に、「LINEプロモーションスタンプ」があります。これは、広告費を支払うことで、ユーザーに無料もしくは条件付きでスタンプを配布できるサービスで、主に友だちの集客などの宣伝目的で利用します。
自社のキャラクターがいないという企業でも、人気LINEクリエイターとコラボしてスタンプを提供することも可能です。
LINEユーザーなら誰もが使うスタンプを広告にして、自社のLINE公式アカウントを多くの人に宣伝することができます。
LINE公式アカウントでスタンプを使った方が良い理由
LINEはもともと、友だち同士でメッセージのやり取りをすることを目的としたサービスなので、LINE公式アカウントも親しみやすい雰囲気で運営していくのがおすすめです。
企業の宣伝や販売促進を形式的に行うよりも、友だちとのやりとりに近い方が、ユーザーも利用しやすくなります。
そのため、LINE公式アカウントでの情報配信やチャット対応では、スタンプや絵文字、画像などを使った楽しい雰囲気作りが重要です。
自社のイメージ戦略にもよりますが、LINE公式アカウントを効果的に運用していくためにも、顧客対応などではスタンプを使ってみてください。
友だちが増やせるLINEプロモーションスタンプ
LINE公式アカウントで使えるスタンプについての項目の中で前述しましたが、ビジネス向けのサービスとして「LINEプロモーションスタンプ」というものがあります。その概要やプランについて紹介します。
LINEプロモーションスタンプとは
LINEのスタンプには、下記の4種類があります。
・デフォルトスタンプ:LINE社が提供する無料のスタンプ
・公式スタンプ:LINE社もしくは版権元提供の有料スタンプ
・クリエイターズスタンプ:個人・法人のクリエイターがLINE Creators Marketで販売しているスタンプ
・プロモーションスタンプ:広告主が広告費を支払うことで、LINEユーザーに無料または条件付きで提供するスタンプ
ほとんどのLINEユーザーが使っているスタンプを、LINE公式アカウントの宣伝や自社キャラクターの宣伝媒体として利用できるのが「LINEプロモーションスタンプ」です。
認証アカウントもしくはプレミアムアカウントのみが実施可能で、未承認アカウントは利用できません。
ただの広告ではなく、スタンプを「使われる広告」として配信できるため、家族や友人などへの拡散力もあり、より宣伝効果が期待できます。
LINEプロモーションスタンプの7つのプラン
LINE公式アカウントの宣伝や自社キャラクターの宣伝に利用できるLINEプロモーションスタンプは、さまざまなプランが用意されており、各企業の予算やPR戦略に合ったものを見つけることができます。
以下では、それぞれのプランについて料金や内容を具体的に説明します。
スポンサードスタンプ
スポンサードスタンプは、自社のオリジナルスタンプをスタンプショップに掲載し、ユーザーに無料もしくは条件付きで提供できるプランです。無料で提供したスタンプがLINE上のやり取りで使われることで企業のプロモーションに繋がります。
また、LINE公式アカウントの友だち追加を条件にすることもできるため、友だち数の増加が期待できます。
価格タイプ | 定額制 |
価格 | 8種類:3,500万円 16種類:4,000万円 |
掲載期間 | 4週間(⽕曜11時頃〜⽉曜23︓59終了) |
掲載場所 | LINEアプリ内のスタンプショップ |
スタンプ利用期限 | ダウンロードから180⽇ |
スポンサードミッションスタンプ
スポンサードミッションスタンプは、本⼈認証が⾏える会員IDの連携や、アンケート回答などを条件に自社のオリジナルスタンプを無料で提供できるプランです。
友だち数の確保と同時に、会員サイトと連携をしてもらいたい場合や、アンケートでの情報収集がしたい場合に便利です。
価格タイプ | 定額制 |
価格 | 8種類:4,000万円 16種類:4,500万円 |
掲載期間 | 4週間(⽕曜11時~⽉曜23︓59終了) |
掲載場所 | LINEアプリ内のスタンプショップ |
実施条件 |
下記①~⑤のいずれか ①LINEアカウントと企業の会員IDとの連携 ②会員登録 ③資料請求、サンプル請求 ④キャンペーンへの参加 ⑤アンケート回答(5問以内で個⼈情報を特定しない範囲内のもの) ※コメントや画像投稿、購買を促すキャンペーンは禁止 |
スタンプ利用期限 | ダウンロードから180⽇ |
スポンサードターゲティングスタンプ
スポンサードターゲティングスタンプは、属性で判別された男性ユーザーまたは女性ユーザーに無料で自社のオリジナルスタンプを提供できるプランです。
LINEアプリ内のスタンプショップに該当の属性ユーザーが訪れた時のみ表示され、ダウンロードが可能になります。
ターゲットを絞るため、コストを抑えて利用できます。
また、ダウンロード数や利用数のほか、期間終了時に年代属性のレポートもみることができます。
価格タイプ | 定額制 |
価格 |
【女性属性】 8種類:2,500万円 16種類:3,000万円 【男性属性】 8種類:2,000万円 16種類:2,500万円 |
掲載期間 | 4週間(⽕曜11時頃~⽉曜23︓59終了) |
掲載場所 | LINEアプリ内のスタンプショップ、イベントタブにて掲載 |
スタンプ利用期限 | ダウンロードから180⽇ |
ダイレクトスタンプ
ダイレクトスタンプは、LINEアプリ内のスタンプショップに掲載がないため、コストを抑えて自社オリジナルスタンプを無料で提供できるプランです。
スタンプのダウンロードページが公開され次第、ECサイト上やLINE公式アカウント内のタイムラインやチャット機能で告知してユーザーに提供します。
他のスタンプに比べると低いコストで実施可能ですが、
スタンプショップに掲載がない分、新規ユーザーに見つけてもらいにくくなります。
価格タイプ | 定額制 |
価格 | 8種類:1,000万円 16種類:1,500万円 |
DL可能期間 | 12週間 |
掲載場所 | 掲載無し※告知は広告主が行う |
スタンプ利用期限 | ダウンロードから180⽇ |
ダイレクトミッションスタンプ
ダイレクトミッションスタンプは、前述したスポンサードミッションスタンプと同様、本⼈認証が⾏える会員IDの連携や、アンケート回答、会員登録などを条件に自社のオリジナルスタンプを無料で提供できるプランです。
スポンサードミッションスタンプとの違いは、LINEアプリ内のスタンプショップに掲載がない分、DL可能期間が長いという点です。
価格タイプ | 定額制 |
価格 | 8種類: 16種類: |
DL可能期間 | 12週間(11時頃~配信終了⽇の23︓59終了) ※1週間単位でのダウンロード可能期間短縮も可能 |
掲載場所 | 掲載無し※告知は広告主が行う |
実施条件 |
下記①~⑤のいずれか ①LINEアカウントと企業の会員IDとの連携 ②会員登録 ③資料請求、サンプル請求 ④キャンペーンへの参加 ⑤アンケート回答(5問以内で個⼈情報を特定しない範囲内のもの) ※コメントや画像投稿、購買を促すキャンペーンは禁止 |
スタンプ利用期限 | ダウンロードから180⽇ |
CPDスタンプ
CPDスタンプは、最低出稿価格が200万円で、ダウンロード数も制限できるため、コストを抑えて利用できる従量課金制のプランです。
スタンプショップへの掲載ありとなしで選ぶことができ、どちらも定額型プランと比べるとかなりコストを抑えて利用できます。
価格タイプ | 従量課金プラン |
価格 |
【スタンプショップ掲載あり】 600万円〜 +ダウンロード数(10万DL〜)×40円 【スタンプショップ掲載なし】 200万円〜 +ダウンロード数(5万DL〜)×40円 |
掲載期間 |
【スタンプショップ掲載あり】
最⻑2週間(⽕曜11時頃~⽉曜23︓59終了) 【スタンプショップ掲載なし】最⼤12週間(平⽇11時頃~配信終了⽇の23︓59終了) |
スタンプ利用期限 | ダウンロードから90⽇ |
CPDミッションスタンプ
CPDミッションスタンプは、CPDスタンプがユーザーがスタンプをダウンロードしたタイミングで課金が発生するのに対し、
ミッション条件を達成した際に課金が発生します。
CPDミッションスタンプはCPDスタンプよりも多くのダウンロード数を想定した発注が必要です。
価格タイプ | 従量課金プラン |
価格 |
【スタンプショップ掲載あり】 900万円〜 +ダウンロード数(最低15万〜)×40円 【スタンプショップ掲載なし】 500万円〜 +ダウンロード数(最低12.5万〜)×40円 |
掲載期間 |
【スタンプショップ掲載あり】 最⻑2週間(⽕曜11時頃~⽉曜23︓59終了) 【スタンプショップ掲載なし】 最⼤12週間(平⽇11時頃~配信終了⽇の23︓59終了) |
実施条件 |
下記①~③のいずれか ①LINEアカウントと企業の会員IDとの連携 ②会員登録 ③アンケート回答(5問以内で個⼈情報を特定しない範囲内のもの) ※コメントや画像投稿、購買を促すキャンペーンは禁止 |
スタンプ利用期限 | ダウンロードから90⽇ |
LINEプロモーションスタンプの2つのメリット
LINEプロモーションスタンプは、企業の戦略に合わせてさまざまなプランを選ぶことができますが、どれにも共通した2つのメリットがあるので、下記で紹介します。
友だちを増やせる
LINEプロモーションスタンプは、魅力的なスタンプを広告にしてLINE公式アカウントの友だち追加を促すことができるため、
友だち数を増やすことが期待できます。
スタンプ目的でダウンロードしてくれた友だちが、家族や友人とのやりとりでそのスタンプを使うことで、
さらにダウンロードしてくれれば、その分だけ友だち数も増えます。
また、自社キャラクターのスタンプであれば、ユーザー間のコミュニケーションで利用されることで、
企業や自社キャラクターの知名度・好感度のアップにも繋がります。
販促にも使える
ダイレクトスタンプやダイレクトミッションスタンプなどの企業が告知してスタンプを提供できるプランでは、
コストを抑えて利用できるほか、販売促進効果も期待できます。
イベントへの参加や自社商品購入時にスタンプのプレゼントキャンペーンを行うことで、スタンプを目的に集客もできます。
すでにある程度のブランド力、自社キャラクターの知名度がある場合はより効果的です。
ただし、ミッション達成でダウンロード可能なスタンプの条件に、購買を促すような条件を設定することはできませんので注意してください。
DMMチャットブーストではLINE公式アカウントの使い方に関する記事もございますので、ぜひご覧ください。
スタンプの使い方をマスターしてLINE公式アカウントで成果を上げよう
LINEのサービスであるLINE公式アカウントは、親しみやすい雰囲気がある方がユーザーも利用しやすくなります。友だちからの問い合わせ時など、チャット機能を利用する時はスタンプをうまく活用して、好感が得られるように工夫しましょう。
友だち数の確保やブランディングには、自社オリジナルスタンプを広告として利用できるLINEプロモーションスタンプもおすすめです。
さらに、LINE公式アカウントの機能を拡張してより便利に使うために、「DMMチャットブースト」の導入も検討してみてください。
顧客対応の自動化や高度な分析機能は、運用の手間を軽減させるだけでなく、顧客満足度の向上にも役立ちます。
興味がある方は、無料のトライアル期間で機能を試すことも出来るので、是非一度利用してみてください。
DMMチャットブーストではLINE公式アカウントのメッセージ配信に関する記事もございますので、ぜひご覧ください。