「Shopify(ショッピファイ)でECサイトを作りたい!」
「Shopifyでの買い物方法には何があるんだろう?」
そう考える方も少なくないはず。
ECサイトを構築するには、ECモールへの出店や1からの構築が考えられますが、必要な項目を設定するだけで、
より簡単に独自のECサイトを開設することができるECプラットフォームの活用が注目されています。
その中でも、世界で170万ストア以上が利用している「Shopify」は、ネットショップ初心者から大手企業まで、幅広く利用できる人気のプラットフォームです。
そこで、この記事では、ShopifyでECサイトの開設を検討している方の
「Shopifyで買い物をする方法にはなにがある?」や
「Shopifyで買い物の設定するにはどうする?」
などの疑問を解決できるように、買い物方法や設定手順などについて詳しく解説していきます。
DMMチャットブーストではShopifyに関する記事もございますので、ぜひご覧ください。
Shopifyで買い物をする方法一覧
Shopifyで買い物をする方法は以下の方法があります。
・Shopify ペイメント
・Amazon Pay
・Google Pay
・Apple Pay
・Shop Pay
・SBペイメントサービス
・Alipay
・Paidy
・キャリア決済
・GMO後払い決済
・KOMOJU
それぞれの方法について、どんなサービスなのか説明します。
Shopifyで買い物をする方法1|Shopify ペイメント
引用:shopify.jp
Shopify ペイメントは、ShopifyでECサイトを構築する際に、はじめから紐づいてるクレジットカード決済サービスです。
Visa、Mastercard、American Express、JCBが使えます。
Shopifyペイメントを有効化しておくだけで、取引手数料が無料になります。
また、決済手数料も国内最安水準で、他の決済方法と比べると安く済みます。
審査 | なし |
手数料 | 国内発行のカード決済手数料:3.25%〜3.4% 海外発行のカード / American Express決済手数料:3.8%〜3.9% JCB決済手数料:4.05%〜4.15% |
公式サイトURL | https://www.shopify.jp/payments |
Shopifyで買い物をする方法2|Google Pay
Googleユーザーが利用できるグーグルの決済サービスです。
Googleアカウントに登録してある住所やクレジットカードの情報を利用して、Shopifyでの買い物がより簡単になります。
Visa、Mastercard、American Expressが利用可能です。
Shopifyペイメントの決済設定でアイコンにチェックにするだけで利用できるため、
簡単にGoogleアカウントを持っている利用者にリーチすることができ、買い物してもらいやすくするために、決済方法の追加ができます。
審査 | なし |
手数料 | Shopify ペイメントと同じ |
公式サイトURL | https://pay.google.com/ |
Shopifyで買い物をする方法3|Apple Pay
Apple社が提供するApple性製品を持ってる人が使える決済サービスです。
iOSまたはMac OSでSafariを使用した場合にShopifyで利用できます。
Mastercard、American Express、JCBが使えます。
Shopifyペイメントの決済設定でアイコンにチェックにするだけで利用できるため、
簡単にAppleユーザーを取り込むことができます。
審査 | なし |
手数料 | Shopify ペイメントと同じ |
公式サイトURL | https://www.apple.com/jp/apple-pay/ |
Shopifyで買い物をする方法4|Shop Pay
引用:shop.app/
Shopify社が提供する決済方法で、Shopify ペイメントの決済設定画面でアイコンにチェックを入れるだけで利用できます。
Visa、Mastercard、American Express、JCBが利用できます。
初回に住所やクレジットカードの情報を登録すれば、次回以降もその情報を使って簡単に買い物ができるようになります。
次回以降の利用時には、SMSの6桁のShop Payコードが必要となるため、セキュリティ面も安心できます。
審査 | なし |
手数料 | Shopify ペイメントと同じ |
公式サイトURL | https://shop.app/ |
Shopifyで買い物をする方法5|Amazon Pay
Amazonが提供する決済サービスです。
Amazonアカウントに登録されている情報を連携して、Shopifyのネットショップでの買い物ができるようになります。
新たに住所やクレジットカード情報を入力することなく、Amazonアカウントでログインするだけで、アカウント情報を利用できるため、買い物のハードルを下げて購入率を上げることができます。
また、不正利用の検知サービスなど、世界水準のセキュリティで安心して利用できます。
審査 | あり |
手数料 | 決済時手数料:4%(デジタルコンテンツ以外)、4.5%(デジタルコンテンツ) |
公式サイトURL | https://pay.amazon.co.jp/secure-checkout |
Shopifyで買い物をする方法6|SBペイメントサービス
引用:sbpayment.jp
決済代行会社のSBペイメントサービスと連携して、クレジットカード決済やキャリア決済、QRコード決済、コンビニ決済などのさまざまなオンライン決済が利用可能になります。
クレジット決済では、VISA、MasterCardのカード決済手数料が業界最安水準となっており、Shopifyと提携すると追加手数料もなく、他の決済方法よりも安い手数料で利用可能。さまざまな決済方法を提供できるようになるため、利用者にとっても利便性が上がります。不正利用対策サービスも利用できるため、セキュリティ面も安心です。
審査 | あり |
手数料 | 【クレジットカード決済を導入する場合】 初期費用:5,000円 月額費用:1,000円 カード決済手数料:3.15%〜3.45% |
公式サイトURL | https://www.sbpayment.jp/service/partner/shopify/lp01/ |
Shopifyで買い物をする方法7|Alipay
中国の大手オンラインサイトアリババなどを運営するアントグループが提供する中国ユーザー向けの決済サービスで、SBペイメントサービスと契約することで、決済方法として選択できます。
中国で利用者が10億人を超える決済サービスなので、多くの中国人ユーザーを自社ネットショップへ取り込めるでしょう。
審査 | なし |
手数料 | 決済時手数料:1.5~3.5% |
公式サイトURL | https://www.alibaba.co.jp/service/alipay/ |
Shopifyで買い物をする方法8|Paidy
引用:paidy.com
Paidyが運営している後払い決済サービスです。
購入代金の後払いが可能で、コンビニ払い、口座振替、銀行振込が選択できます。
月に何度買い物をしても、翌月にまとめて支払いができます。
決済方法としてPaidyを選択後、メールアドレスと携帯番号を入力し、SMSで受け取った認証コードを入力するだけで決済が完了します。
決済方法としてPaidyを選択することで、クレジットカードを持っていない方でも、ネットショップで買い物ができるようになります。
また、利用者からの支払いが滞った場合でも、Paidyが売上金の入金を100%保証してくれます。
審査 | あり(10営業日以内を目安) |
手数料 | 支払手数料:最大税込356円/回 |
公式サイトURL | https://paidy.com/ |
Shopifyで買い物をする方法9|キャリア決済
引用:dashboard.docomodigital.com
DOCOMO Digital社が提供する決済方法で、NTT DOCOMO、au、Softbankの各キャリア決済が利用できます。
Shopifyで買い物した際の購入代金を、携帯電話料金とまとめて後払いができるサービスです。
クレジットカードを持っていない方や、作れない10代の方などでも、携帯電話さえ持っていれば、
携帯電話会社のIDとパスワードの入力だけでShopifyのネットショップで買い物ができます。
また、ネットショップでのクレジットカード情報の入力に抵抗がある人でも、支払い情報をショップに提供する必要がないため、安心して利用できます。購入代金の支払いが滞った場合は、各携帯会社が負担してくれるため、回収リスクも軽減されます。
審査 | あり |
手数料 | 決済手数料: 6.4%、15% (デジタルコンテンツ) |
公式サイトURL | https://dashboard.docomodigital.com/jp/portal/home?language=ja_JP |
Shopifyで買い物をする方法10|GMO後払い決済
引用:epsilon.jp
Shopifyに追加できる決済方法のひとつであるGMOイプシロンでは、GMO後払い決済も追加可能です。
商品受け取り後に請求書を受け取り、購入代金をコンビニ、銀行、LINE Payで後払いできます。
ただし、物販販売のみで利用可能です。
GMO後払い決済では、請求書の発行と代金の回収まで代行してもらえるため、売上金の回収リスクが軽減されます。
支払い方法は、利用者の都合に合わせて選ぶことができるため、ネットショップでの買い物に対する利便性が上がります。
審査 | あり(最短5営業日) |
手数料 | 決済手数料:4.0%+180円/回 |
公式サイトURL | https://www.epsilon.jp/agency/shopify/ |
Shopifyで買い物をする方法11|KOMOJU
ShopifyにKOMOJUを導入することで、コンビニ決済、銀行振込、クレジットカード決済、ペイジー、各種電子マネー(プリペイド決済)が利用できるようになります。
KOMOJUでは、日本はもちろん、韓国、ヨーロッパで利用されている多くの決済手段が利用できるようになるため、幅広い国の方にショップを利用してもらえるようになります。日本で、人気のあるコンビニ決済が利用できるのも魅力です。
審査 | なし |
手数料 | カード決済手数料:3.60%~3.85% プリペイド決済手数料:12% スマホ決済手数料:3.5%~9.0% コンビニ・銀行振込決済手数料:2.75% |
公式サイトURL | https://ja.komoju.com/shopify-integration/ |
Shopifyで買い物をする方法12|Shopifyでの買い物方法設定手順
次に、Shopifyで、購入方法を設定する手順を紹介します。
Shopifyでは、最初からShopify ペイメントとPayPalが紐づいているため、この二つはShopify管理画面の「設定」→「決済」から決済方法として選択するだけで簡単に設定可能です。
引用:Shopify管理画面
その他の決済方法を追加する場合には、それぞれ申請や審査などを済ませて、連携する必要があります。
各決済方法の連携を設定する際には、Shopifyの管理画面の「設定」→「決済」から設定したい決済方法を選択して、進んでください。
DMMチャットブーストではshopifyの構築に関する記事もございますので、ぜひご覧ください。
Shopifyで買い物をする方法を選ぶ重要性
Shopifyでネットショップ運営をするにあたって、利用者が買い物する方法をしっかりと選ぶことや決済方法を豊富に用意しておくことは、ネットショップ運営を成功させるために、重要性はかなり高いです。
その理由をいくつか挙げて、詳しく説明します。
決済方法で「カゴ落ち」を防ぐ
国内のネットショップでは、カゴ落ちを防ぐことが課題となっています。
カゴ落ちとは、利用者が商品をカートに入れたまま、決済まで完了せずに離脱してしまうことを指します。
カゴ落ちが発生する理由としては、決済がスムーズにできないという問題が挙げられます。
特に、会員登録がめんどうで離脱するユーザーが多いため、決済方法を豊富に用意することで、利用者ごとに都合のいい方法が選べるようになり、カゴ落ちを防ぐことに繋がります。
また、昨今ではモバイルデバイスを経由したネットショップ利用が、半数以上を占めており、決済ページがモバイルに適応していないこともカゴ落ちの要因となっています。
そのため、モバイルデバイスで使いやすいGooglePayやApplePayなどの導入やスマホ決済の導入なども、カゴ落ちを防ぐことに役立ちます。このように、ネットショップ運営では、モバイルデバイスへの最適化も重要な課題です。
クレジットカードを持っていないユーザーにも対応する
買い物する方法が豊富に用意されていると、
クレジットカードが利用できない場合や持っていない場合でも、買い物ができるようになります。
クレジットカードの代わりにキャリア決済や、後払い決済があると、クレジットカードを持っていないユーザーや、ネットショップでのクレジットカード利用に抵抗があるユーザーでも安心して買い物ができます。
幅広いユーザーから利用してもらえるようにしておけば、クレジットカードしか使えないショップよりも集客ができるほか、売上アップも期待できます。
越境ECにも対応できる
Shopifyでは、越境ECにも対応しているため、海外の利用者のことも想定して、海外の支払い方法のシェアにも着目する必要があります。例えば下記の調査だと、国ごとにこれだけ主要とされる決済方法が異なります。
引用:平成25年度我が国経済社会の情報化・サービス化に係る基盤整備(電子商取引に関する市場調査)報告書
越境ECのユーザーとして多くの利用者が見込める中国ではAlipay、その他の海外ではクレジットカードの他にPayPalなどが主流となっています。Shopifyでのネットショップ運営で、越境ECも視野に入れるのではあれば、決済方法の充実がさらに重要になります。
【コラム】ネットショップで買い物をする方法は何が主流?
下記は、ネットショップ利用者に対する「ネットショップで最も利用する支払い方法」の調査結果です。
クレジットカードが圧倒的に多いことがわかります。次いで、コンビニ払い・キャリア決済を使う人が多いようです。
引用:平成25年度我が国経済社会の情報化・サービス化に係る基盤整備(電子商取引に関する市場調査)報告書
この結果を見ると、クレジットカード決済、コンビニ決済、キャリア決済は、最低でもネットショップ内で使えるようにしておく必要があることがわかります。ただ、圧倒的に利用されているとはいえ、クレジットカード決済だけしか利用できないと、2~3割の利用者を取り逃してしまうことになります。
上位3つの決済方法だけでなく、他のさまざまな決済方法を利用している人も多いため、決済方法をできるだけ豊富に用意して、多くの人に利用してもらえるようにしておくことは、ネットショップ運営をする上で、欠かせない課題です。
Shopifyで買い物する顧客管理にはDMMチャットブーストがおすすめ
ここまでShopifyの買い物の方法について説明しましたが、Shopifyでネットショップを運用するにあたって顧客情報の管理も重要な問題です。Shopifyでの顧客管理を便利にしたいと考えてる方は「DMMチャットブースト」の利用も検討してみてはどうでしょうか。
DMMチャットブーストを導入すると、LINEとShopifyアカウントを連携することが可能で、
下記のような顧客管理ができるようになります。
・LINE上で自動応答、自動接客
・LINE上で商品の検索・提案・購入ができる
・ショップカード機能と連携し、クーポン発行などもできる
DMMチャットブーストでは、14日間のトライアル期間を設けており、まずは試しに利用してみることが可能です。
顧客管理についての問題も解決したいと思っているなら、一度試してみることをおすすめします。
Shopifyでさまざまな買い物方法を設定してカゴ落ちを防ごう
ネットショップ運営を簡単に始めることがShopifyでは、さまざまな買い物の方法を追加することができます。
最初から設定可能なShopifyペイメントやPayPalを始め、AmazonPayや、コンビニ決済、後払い決済など、
さまざまな決済方法を連携することで、色んなユーザーの都合に合わせた決済が可能になり、カゴ落ちを防ぐことが可能です。
ネットショップ運営を成功させるためには、利用者にとって快適に買い物ができる環境作りが必要です。
その一環として決済方法を充実させることは、運営者にとって重要性の高い課題です。
決済方法が自由に選べることで、利用者が増えてくると、顧客管理も大変になってきます。
そんな時には、DMMチャットブーストを導入して、顧客対応の自動化などを利用すると、業務の効率化が図れるため、ぜひ利用を検討してください。
DMMチャットブーストではShopifyの手数料に関する記事もございますので、ぜひご覧ください。