Shopifyの予約販売・予約注文 アプリ4選 | 予約購入のメリット&活用方法

Shopifyの予約販売・予約注文 アプリ4選 | 予約購入のメリット&活用方法

Shopifyの予約販売機能のメリットをご存知ですか?

ECサイトの運営では、なるべく在庫が余らないように仕入れを行うことが課題の一つですが、予約販売を取り入れることで解決できます。

予約販売では、事前にどのくらいの需要があるかを把握することができるので、在庫にならないように仕入れをすることが可能です。

世界から支持を得ているECサイトプラットフォームの「Shopify(ショッピファイ)」では、デザイン性の高いECサイトを簡単に作ることができる上に、発売日にあわせた予約販売機能を導入することも出来ます。

この記事では、予約販売機能の利用方法や成功させるコツについて紹介します。

Shopifyの使い方Shopifyのアプリに関する記事も合わせてご覧ください。

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Shopifyで予約販売できるのか

Shopify

引用:shopify.jp

ShopifyはECサイトを運営するなら便利なプラットフォームですが、予約販売を使いたい場合、その機能があるのか、また予約機能の具体的な内容について説明します。

予約販売(事前販売)とは

予約販売(事前販売)機能とは、販売前の商品や、在庫が切れた商品の注文を、予約注文として、在庫確保の前に受け付けることができる機能です。

予約販売は「予約購入」「予約注文」「事前注文」「事前販売」「事前予約」と同じ意味で記載されていることがあります。

販売開始前の新商品や、話題の商品、在庫切れの商品の注文を事前に受けることができるため、話題性やどれだけ需要があるかを把握することができます。

さらに、前もって注文を受け付けることで、商品の発送作業が前もってできるため、発売と同時にいち早く購入者の手元に届けることができます。

Shopifyではアプリを使えば実現できる

ECサイトを運営する際に、予約販売機能を使うには、通常はシステム構築をすることが必要です。予約販売機能ができるようプログラミングしなければなりません。自分で出来ない場合は、外部に委託する必要がありますが、時間がかかってしまいます。

その点、shopifyでは、予約販売機能を導入するためのアプリがあるため、簡単に予約販売機能を利用することができます。

おすすめのshopifyの予約販売機能アプリ4選

初心者でも使える、shopifyで利用可能なおすすめの予約販売機能アプリを4つ紹介します。

続いて、それぞれのアプリを詳しく解説します。

Pre-Order Now

引用:apps.shopify.com

Pre-Order Nowは、shopifyで予約販売機能を使う際の定番アプリです。

基本の予約販売機能はもちろん、顧客が予約商品と在庫商品を誤って両方購入することがないように警告するアラート機能もあります。これによって返金対応などの手間を防ぐことができます。

料金プランは4つあり、どのプランも14日間の無料体験からスタートできるため、まずは機能を見てみたいという人にもおすすめです。
日本語対応不可のため、サポートを受ける場合は英語となるので、注意が必要です。

価格 無料プラン:無料(1商品)
Shopifyベーシック:9.95ドル/月額(5商品)
Shopifyスタンダード:19.95ドル/月額(10商品)
Shopify Advanced:29.95ドル/月額(無制限+割引機能設定やバッジ表示機能)
特徴
  • 14日間の無料体験あり
  • 販売する時期や数を商品ごとに設定できる
  • 新商品の事前マーケティングなどが行いやすい
  • 混合注文アラート付き
  • 在庫切れの際、自動的に予約販売状態にできる
  • 予約商品に割引設定が可能
  • 予約販売の商品を一括登録できる
  • 海外アプリのため日本語対応不可

Pre‑Order Manager

引用:apps.shopify.com

Pre‑Order Managerも、shopify内では人気のアプリです。商品の在庫切れの際に、自動でカートに追加ボタンを予約ボタンに変更する機能が付いており、機会損失を防ぐことができます。

料金プランは3つあり、月額33.95ドルのプランでは、商品数が無制限になり、専任マネージャーのサポートも受けられます。サポートには英語が必要です。

価格 FREE PLAN:無料(1商品)
UNLIMITED PLAN:24.95ドル/月(商品数無制限)
PRIORITY SUPPORT:33.95ドル/月(商品数無制限+専任のマネージャー付き)
特徴
  • 在庫切れの際、自動的に予約販売状態にできる
  • 予約商品に割引設定が可能
  • 予約注文をダッシュボードで一括管理可能
  • 予約状況の分析が簡単
  • カスタマイズ不要で導入しやすい
  • サポートは英語のみ

予約販売アプリ

引用:apps.shopify.com

予約アプリは、株式会社ハシゴが提供する日本のアプリです。

日本の企業が運営しているため、日本語でサポートが受けられ、英語が苦手な人でも使えます。

料金プランは1つのみで、機能もシンプルなため、使いやすいアプリです。複雑な操作が苦手な人や、海外アプリに抵抗がある人におすすめです。

価格 月額19.99ドル
特徴
  • 7日間の無料体験あり
  • シンプルで使いやすい
  • 販売中の商品を予約販売に変更、購入ボタンの変更、モバイル対応が簡単に設定できる
  • 日本企業が運営するのアプリで、日本語対応可能
  • 価格が安い

Globo Pre-Order-Preorder

引用:apps.shopify.com

Globo Pre-Order-Preorderは、基本の予約販売機能に加え、予約販売の開始と停止を自動で切り替えられるカウントダウン機能や、予約購入時に部分払いができる設定が可能な海外アプリです。

他のアプリにはない機能があるほか、無料プランでも5商品まで設定できます。サポートは英語のみです。商品数が少ないショップにおすすめです。

価格

無料プラン:無料(5商品)
プレミアムプラン:9.9ドル/月額(無制限+割引機能など)

特徴
  • 在庫切れ商品や特定の商品の予約注文を管理
  • 予約販売の開始、停止を自動切換えできるカウントダウン機能
  • 予約購入時の部分支払いで予約購入ができる設定可能
  • 割引適用機能
  • 混合注文アラート付き
  • サンクスメール機能
  • ボタンのカスタマイズが可能
  • ライブチャットでのサポート(英語のみ)

DMMチャットブーストではshopifyの構築に関する記事もございますので、ぜひご覧ください。

Shopifyで予約販売機能を導入する3つのメリット

商品の発売前に、事前に注文を受け付けることができる予約販売機能ですが、導入することで様々なメリットが生まれます。予約販売機能はどのような場面で活かされるのか、そのメリットについて紹介します。

  • 初心者でも運営ができる
  • 需要調査により仕入れやプロモーションがしやすくなる
  • シーズン商品などの商品在庫を減らせる

Shopifyで予約販売するメリット1|初心者でも運営ができる

まだECサイトを始めたばかりの初心者の場合、在庫リスクを考えると多くの在庫を抱えることができません。

そのため、最低限の在庫しか用意できず、売り切れが発生してしまう場合があります。商品が思ったより売れて、在庫切れになってしまうと、在庫確保までの販売できない期間ができてしまい、顧客が他サイトへ流出してしまう可能性があります。しかし、ECサイトで売り上げをあげるには、在庫不足での機会損失はなるべく減らすことが重要でです。

そこで、予約販売機能を導入すれば、商品が売り切れても、在庫確保の前に予約注文を受け付けることができるため、他サイトへの流出を防ぎ、機会損失を失くすことができ、うまくECサイトの運営をやっていくことができます。

また、事前にどれだけ注文が入っているかを把握することができるため、在庫管理に自信がない初心者でも、余計な在庫を抱えることなく、適当な在庫数で運営していくことができます。

Shopifyで予約販売するメリット2|需要調査により仕入れやプロモーションがしやすくなる

予約販売機能が使えると、どんな商品に注文が集まっているか、データを収集することができるため、商品仕入れやプロモーションに役立ちます。

例えば、人気のカラーやデザインがわかれば、予め在庫を多めに用意しておくことができ、プロモーションをする場合にも、人気がある商品をピックアップしてアピールすることができます。

実際の注文数で需要調査することで、売り上げに繋がる仕入れやプロモーション活動がしやすくなります。

Shopifyで予約販売するメリット3|シーズン商品などの商品在庫を減らせる

バレンタインやクリスマス、お正月などの各シーズン毎によく売れる商品を販売する場合、短期間に注文が集中するため、プロモーションや在庫管理が困難です。

その際に、予約販売ができれば、シーズンが開始する前から注文を受け付けることで、顧客の確保ができます。
また、確実に売れる商品数が把握できるため、在庫が多すぎてしまったという失敗も防げます。

シーズン商品は、次年度はまた新商品が出る可能性が高いため、なるべく在庫が残らないように在庫数をコントロールしなければなりません。
予約販売で売り上げの予想を盾うことができれば、損することなく売り上げをしっかり確保することができます。

Shopifyで予約販売を利用する2つの方法

Shopifyでは、さまざまなテーマが揃っており、簡単にECサイトを構築することができますが、さらに、予約販売機能を搭載することができます。

この項目では、shopifyで予約販売を利用する方法について紹介します。

Shopifyで予約販売する方法1|予約販売機能があるテーマを使う

ShopifyでECサイトを運営する際には、用意されているテーマと呼ばれるテンプレートの中からデザインを選ぶことができます。

その中には、予約販売機能が搭載されているテーマもあるので、それを使うことで簡単に予約販売機能が使えるようになります。

しかし、shopifyで用意されているテーマは、デザインを自分で細かく変更することはできないので、自社イメージとかけ離れている場合は、利用は難しいかもしれません。

Shopifyで予約販売する方法2|Shopify専用の予約販売機能アプリを使う

Shopifyでは専用のアプリを使用することで、予約販売機能を導入することができます。

予約販売機能アプリは、インストールするだけで予約販売機能を実装することができるため、プログラミングの知識がなくても利用できます。

また、選んだテーマに関わらず利用することができるため、自社イメージに沿ったECサイトの構築ができます。
予約販売機能アプリは、いくつか存在するので、自分が使いやすいアプリを探してみてください。

Shopifyの予約販売の注意点

予約販売は、販売前のまだ在庫が揃ってない状態から注文を受け付けるため、仕入れの状況次第では、販売日がズレてしまうことや、販売自体出来なくなる可能性もあります。

その場合、顧客への説明や謝罪、返金対応が必要となり、その対応も迅速かつ丁寧に行わなければ、ショップ自体の評判を下げることになってしまいます。

トラブルにならないためにも、販売日がズレてしまう場合や、販売中止のことも想定して、的確に対応できる仕組みも考えておく必要があります。

Shopifyで予約販売が出来るのはモノだけじゃない

Shopifyで販売できるのは、モノだけではありません。

例えば、来店予約や、データなどのデジタル商品、ヨガなどのレッスン・講座など、形に残るもの以外でも予約販売を行うことができます。

予約販売の機能は、アパレル商品や雑貨などの形のある商品だけではなく、形のないサービスや体験を販売する際にも使えます。

事前に購入しておくことができるため、提供当日の支払いの手間を省くことも出来、顧客と販売者、双方に利便性があります。

Shopifyで商品を販売をする際には、モノだけでなく、さまざまな商品の販売に予約販売を取り入れることをおすすめします。

Shopifyで予約販売機能を使って効率的に商品を販売しよう

Shopifyで予約販売をするには、予約販売機能が付いたテーマを利用するか、アプリを利用することになります。自身のECサイトのイメージを損なうことなく取り入れるには、アプリの導入がおすすめです。

予約販売は、機会損失が防げるなど、さまざまなメリットが得られる便利な機能なため、ShopifyでECサイトを運営する際には導入を検討してください。

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商品の検索や購入がLINE上で出来るようになり、より顧客に近いところで商品のアピールが可能になります。

さらに、顧客情報をLINE上で管理できるなど、より利便性を上げることが可能です。商品の売り上げアップのために、是非、予約販売機能と併せて利用してください。

DMMチャットブーストではshopifyで導入できるAmazon PayShopifyに関する記事もございますので、ぜひご覧ください。

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