こんにちは。あなたのビジネスを最高のカスタマーサポートと最適なマーケティングで加速させる「DMMチャットブースト」ライターチームです。
世界中で導入されているECサイト構築プラットフォーム「Shopify」と「LINE」を連携する企業が増えています。自社でも連携を検討しているという方もいるでしょう。
ShopifyとLINEの連携は、ECサイトの売上拡大に効果的です。しかし、どのように連携すればよいのかわからないと困っている担当者の方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、ShopifyとLINEの連携について、LINEの有用性、ShopifyとLINEを連携する方法から成功事例まで網羅的に解説いたします。「自社のECサイト運営で悩んでいる」「Shopifyで作ったECサイトをさらに活用させたい」という方は、ぜひこの記事を参考にしてください。
DMMチャットブーストではShopifyに関する記事もございますので、ぜひご覧ください。
LINE公式アカウントとは
引用:linebiz.com
「LINE公式アカウント」とは、企業や店舗がユーザーとLINE上でコミュニケーションを取ることができるサービスです。
企業や店舗が作った自社の公式アカウントに「友だち」登録してもらうことによって、ユーザーにダイレクトに情報を届けられるという特徴があります。
EC事業者はもちろん、飲食店、美容院などの店舗ビジネス、メーカー、レジャー施設、市役所にいたるまで、さまざまな業種、規模の企業や店舗に活用されています。
ShopifyとLINE公式アカウントを連携すべき3つの理由
EC事業者が特にLINEを活用すべき理由は、顧客の獲得につながりやすい特徴を持っているからです。
具体的には、おもに以下の3つの特徴がECサイトの運営に効果的です。
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ShopifyとLINE公式アカウントを連携すべき理由1|利用率が高い
LINEは、国内最大のコミュニケーションアプリです。最低でも月に1回以上利用している国内の利用者数は8,600万人で、なんと日本の人口の約68%にのぼります。利用者数の多さは、それだけ多くのユーザーにリーチできる可能性があると言えます。
また、年齢・性別を問わず、都市部でも地方でも偏りなく利用されている点も特徴です。幅広いユーザー層を持つLINEなら、全国の老若男女にアピールでき、EC事業者にとって商材やターゲットを選びません。
出典:LINE Business Guide(Summary)2021年1〜6月期版
ShopifyとLINE公式アカウントを連携すべき理由2|メッセージの開封率が高い
LINEはメッセージの開封率が高く、約60%と言われています。開封率が高いLINEは、顧客へアプローチする手段として非常に効果的です。魅力的な内容にすることで、購入に結びつくことが期待できます。
一方で、メールの開封率は約10%程度にとどまります。顧客へのアプローチにメールマガジンを利用しているEC事業者は多いですが、メールマガジンは開封率が低いため、成果が見込みづらい方法です。
ShopifyとLINE公式アカウントを連携すべき理由3|プッシュ配信ができる
LINEのメッセージの開封率が高い理由のひとつが、プッシュ配信できることです。LINEはほとんどのユーザーがスマートフォンアプリで利用しています。このため、友だちになったユーザーが通知をオフにしていなければ、プッシュ通知でリアルタイムにメッセージを届けられます。
一方、TwitterやInstagramなど他のSNSでは、メッセージがタイムラインの下の方に流れていってしまうため、ユーザーがSNSを見るタイミングによっては、見てもらえなくなってしまう可能性があります。
Shopifyと連携したら活用したいLINEの5つの機能
EC事業者が活用したいLINEの機能は、主に以下の5つです。
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Shopifyと連携したら活用したい機能1|LINE広告
LINE広告は、LINEユーザーに向けて広告配信できるサービスです。広告は、トークリスト上部などのアプリ内だけでなく、LINEマンガなどの提携アプリにも配信されます。
LINE公式アカウントを効果的に運用するには、友だちを増やすことが欠かせません。LINE広告の「友だち追加広告」を使えば、効果的に友だちを集めることが可能です。また、すでに友だちになってくれているユーザーと類似したターゲットに広告を配信することもでき、ターゲットを絞った効果的な広告配信ができます。
Shopifyと連携したら活用したい機能2|メッセージ配信
メッセージ配信は、LINEの最も基本的な機能です。公式アカウントを友だちとして追加してくれたユーザーに対して、新商品やセール情報、キャンペーン情報などのお知らせを配信できます。ユーザーにとって魅力的な情報を配信することで、集客や購入につなげること可能です。
メールマガジンのように一斉配信できるほか、ユーザーを住所や年齢、性別などの簡単な属性で絞り込んで、セグメント配信することも可能です。
Shopifyと連携したら活用したい機能3|ステップ配信
ステップ配信とは、あらかじめ設定した条件にしたがって、友だちになってくれたユーザーに自動でメッセージを配信できる機能です。たとえば、友だち追加の当日にあいさつメッセージを、1ヶ月後にサンクスメッセージとクーポンを配信するなどの使い方ができます。
ユーザーに合わせたメッセージを適切なタイミングで配信できるため、集客や購入を促し、ブロックを防止する効果が期待できます。
Shopifyと連携したら活用したい機能4|LINEチャット
LINEチャットは、友だち登録してくれたユーザーと、チャットができる機能です。テキストのやり取りだけでなく、画像や動画を送ることもできます。電話対応の代わりとしての利用や、ユーザーからの問い合わせ対応に役立ちます。
1対1で、ユーザー一人ひとりに寄り添った対応ができるため、新規購入だけでなく、リピート購入してくれるファンの獲得につながりやすいというメリットがあります。
Shopifyと連携したら活用したい機能5|リッチメニュー
引用:DMMチャットブーストデモアカウント
リッチメニューは、トーク画面の下部に大きく開くメニューで、複数の情報を固定表示できます。
たとえば、キャンペーン情報やクーポンを表示したり、他のSNSやECサイトへの導線を引いたりすることによって、サイトへの集客につなげることができます。
ShopifyとLINE公式アカウントを連携できるツール3選
ShopifyとLINEは外部ツールを介することで連携できます。
今回はおすすめのツールを3つ紹介します。
ShopifyとLINEの連携ツール1|DMMチャットブーストforEC
1つ目はDMMチャットブーストforECです。 DMMチャットブーストforECは、ShopifyのECサイトとLINE公式アカウントを連携し、ECサイト上に登録されている顧客情報をLINEに紐づけます。
ユーザーはLINE上で商品の配送状況や注文履歴の確認、問い合わせや新規注文などあらゆる機能を利用でき、LINEがECサイトと同じような役割を果たせるようになります。
無料トライアルで14日間お試しできるのも魅力の1つで、EC初心者にも特におすすめのサービスです。
ShopifyとLINEの連携ツール2|ソーシャルPLUS
ソーシャルPLUSは、LINEログインによるECサイトの会員登録や、その過程で友だち追加やID連携が完了する仕組みを提供しています。
自動で友だち追加を行えるため友だち増加が狙える点や、セグメント配信によって効果的にメッセージを配信できるようになる点が高く評価されています。
ソーシャルPLUSはLINE社の販売・開発パートナー企業です。 本格的な運営を目指したい方におすすめのツールといえるでしょう。
ShopifyとLINEの連携ツール3|Lipify(リピファイ)
引用:lipify.jp
Lipify(リピファイ)はShopifyアプリストアで提供されているShopify用のツールです。
Lipifyを通すことでECサイトの顧客情報とLINE公式アカウントを連携でき、ユーザーそれぞれに合ったメッセージ配信を実現します。ユーザーガイドはLINE公式アカウントの設定からLipifyとの連携、活用方法までイラストや動画でわかりやすく解説されています。
ShopifyとLINEを連携する方法
ここまで、LINEでできることについて説明しましたが、さらに踏み込んでLINE公式アカウントを最大限活用するためには、Shopifyで構築したECサイトとLINEを連携させることが必須です。そのためには、連携用の外部ツールを導入する必要があります。
外部ツールによってShopifyとLINEを連携させることで、より細かいセグメントの設定が可能になり、新規ユーザーの獲得からロイヤルカスタマーの醸成まで、一貫した顧客管理を行なえるようになります。また、EC事業の効率化とコスト削減にもつながります。
LINEのプラットフォーム上でのやり取りは、1つのサーバーにしか送れません。このため、ShopifyとLINEの連携に利用できる外部ツールは1つだけです。ツールを選ぶときには、自社がやりたいことを実現できるツールかどうか、十分確認する必要があります。
DMMチャットブーストでは👉shopifyの構築に関する記事もございますので、ぜひご覧ください。
ShopifyとLINEを連携をしよう!DMMチャットブーストforECでできる6つのこと
ShopifyとLINEの連携でできることは、利用する外部ツールによって異なります。
一例として、「DMMチャットブーストforEC」でできる6つのことを紹介します。DMMチャットブーストforECは、LINE公式アカウントの機能を拡張させた、Shopifyとの連携に最適なツールです。
自動接客
自動会話Botプログラムを使って、対話形式での自動接客を行えます。たとえば、問い合わせ対応なら、トーク画面上に質問カテゴリや事前に準備したよくある質問を表示させて、ユーザーに当てはまるものを選んでもらいます。
ユーザーが選んだ質問の答えを自動で表示させることで解決まで導くため、顧客への対応が効率化でき、スタッフの負担を軽減させることができます。ユーザーにとっても、慣れ親しんだLINE上で気軽に質問できるメリットがあります。
商品販売
Shopifyの商品情報と連携させることで、LINEのトーク画面上で商品販売することが可能です。具体的には、トーク画面上で商品の紹介を行ない、購入ページへ遷移させることによって購入まで導きます。
ユーザーの要望に沿って新作商品を表示させるなど、商品検索もできます。トーク画面上から決済画面への遷移がスムーズで、売上の増加が期待できます。
ショップカード
ショップカードとは、LINE公式アカウントで発行、管理できるポイントカード機能です。カードの発行、購入・来店ポイントの付与をLINE上で行えます。
DMMチャットブーストforECとショップカード機能を連携させると、ポイントに応じて特典クーポンを発行したり、来店頻度の計測をすることができます。
配送状況確認
配送日や到着予定日に合わせたメッセージを配信することで、ユーザーは、購入した商品の配送状況についてLINE上で確認できます。Shopifyのページやメールでの確認より簡単で、ストレスがありません。
到着予定日の通知と一緒に商品の使用方法や楽しみ方を提案することで、顧客満足度の向上も期待できます。
自動販促通知
セール時期や季節に応じた販売促進の通知メッセージを、自動で配信できる機能です。一斉配信はもちろん、特定のタグが付与されたタイミングからの経過日数で配信を設定することもでき、時間指定も可能です。
タイムリーなメッセージを送ることで、ユーザーの購買意欲に訴えることができます。
顧客情報の紐付け
ShopifyとLINEの顧客情報を紐付けることによって、顧客管理をより簡単かつ細やかに行なえます。ShopifyとLINEを連携すると、管理画面上でユーザーのLINEアイコンにShopify連携バッジがつき、このバッジから、Shopifyの顧客情報を直接確認することができます。
また、Shopify上の情報から得られたユーザーのステータスや属性と組み合わせて、より細分化されたセグメント設定を行い、効果的なメッセージ配信ができます。
Shopify×LINEの成功事例:株式会社C&H
引用:c-h.inc
株式会社C&Hは、2019年創業のメンタルヘルステック企業です。スタッフの負担軽減と、会話型コマースによる顧客の購買体験向上を目的にDMMチャットブーストを導入しました。
ShopifyとLINEを連携させて、LINE上で商品検索から購買までのスムーズな導線を作ったこと、自動接客や配送状況確認機能を活用したことにより、売上を5.6倍に拡大させることに成功しました。また、DMMチャットブースト導入前と比較して、スタッフ1人あたりの対応可能数の上限が1日1000件から5倍の5000件に増えたとのことです。
ShopifyとLINEを連携して売上アップ
ShopifyとLINEを連携させてユーザーにとっての利便性を高めれば、ユーザーにとってアカウントを登録しておくメリットが生まれます。その結果、EC事業者は、LINEを接点にユーザーとのコミュニケーションを継続し続けることができます。
コミュニケーションの継続は、新規顧客をリピーターに育て、さらにはファンへと醸成することで、売上アップにつながります。
「DMMチャットブーストforEC」は、ShopifyとLINEの連携によって顧客情報を一元管理し、顧客対応のコスト削減とリピート売上の最大化をサポートします。
ShopifyとLINEを連携させて成果を出したいとお考えの場合は、ぜひ「DMMチャットブーストforEC」をご検討ください。
DMMチャットブーストではShopifyの機能・使い方に関する記事もございますので、ぜひご覧ください。