Shopifyの成功事例20選!食品・アパレル・越境ECなど業界別に紹介

Shopifyの成功事例20選!食品・アパレル・越境ECなど業界別に紹介

世界中の約175カ国で利用され、日本においても近年急成長を続けているECプラットフォームのShopify

これまでのECサイト構築サービスには無かったShopifyの様々な特徴を活かし、導入に成功しているECサイトの数はどんどん増え続けています。

ここでは、Shopifyを導入しているECサイトの中から特徴的な国内の20サイトご紹介します。

DMMチャットブーストではShopifyのECサイト制作やパートナー11社に関する記事もございますので、ぜひご覧ください。

DMMチャットブーストforEC

Shopifyの事例【越境EC】4選

Shopifyの特徴のひとつに「越境ECに強い」点が挙げられます。
Shopifyは決済方法の種類が多く、基本機能として多通貨決済にも対応しています。拡張機能であるアプリを導入することで、海外への配送や、ストアの翻訳も行うことができるのです。

Shopifyの事例1「C2」【アパレル】

引用:tri-co.jp

映像作家として活動されているアーティストのCHA2さんによる「C2」は、独特の世界観を出したアパレルブランドです。
自分の世界観を伝えるための一つのチャネルとして始めたアパレルブランドは、今では海外にも根強いファンを持ち、注文や問い合わせが相次いでいます。

C2のようにShopifyで構築されたECサイトは、海外への配送・決済が行えるだけではなく、輸送途中に商品が行方不明になるロストが起きた場合でもスムーズに返金処理が行えます。そのような点も、越境ECを行う上では重要なポイントと言えるでしょう。

Shopifyの事例2「とらや」【和菓子】

引用:global.toraya-group.co.jp

羊羹で有名な和菓子の老舗「とらや」の海外向けサイトは、Shopifyで構築されています。
全て英語簡体中国語の2言語で構成されており、商品紹介のページの他に海外ではまだ認知度が低い和菓子について紹介するページも用意されています。

和菓子を通じて日本文化そのものを海外へ発信する工夫がなされているサイトになっています。
オンラインストアでは羊羹を中心とした和菓子を海外から購入することが可能です。

Shopifyの事例3「amirisu」【手芸・アパレル】

引用:shop.amirisu.com

amirisu」は京都に本社を構える、従業員12名のベンチャー企業です。
元は手芸に関する情報を発信するオンラインマガジンの発行を行っていましたが、海外から輸入した毛糸を日本を中心に販売するショップが人気を集め、今では世界中にファンを抱える人気店です。

東京と京都にある実店舗と在庫管理を共有しているECサイトは、Shopifyで構築されたものです。Shopifyの多言語アプリを導入し、海外からのBtoBおよびBtoCの注文にも対応されています。

Shopifyの事例4「Bento&co」【雑貨】

引用:en.bentoandco.com

日本の弁当箱を世界中に販売している「Bento&co」は、Shopifyで構築したECサイトから始まりました。
フランス出身のトマさんは京都在住。京都から日本文化を紹介していたブログから、日本の商品を海外へ販売するECサイトへと繋がっていったそうです。今ではECサイトの他にも京都に実店舗を構えています。

Bento&coで越境ECを行ってきた長年のノウハウを活かして、海外への発送業務を短縮化する出荷管理用アプリ「Ship&co」の開発も行っています。

Shopifyの事例【オムニチャネル】4選

ECサイトと実店舗で在庫を共有し、顧客にとってオンラインとオフラインの境目を感じさせない購買体験を与える「オムニチャネル」による販売も、Shopifyなら簡単に導入することができます。

Shopifyが公式に提供しているアプリ「Shopify POS」は店舗の在庫を管理するだけではなく、オンラインで購入して店舗で受け取ったり、店舗で購入して配送受取を行ったりと、ECサイトをオムニチャネル化することが可能です。

Shopifyの事例5「Allbirds」【スニーカー】

引用:allbirds.jp

2020年に日本に初上陸したアメリカ生まれのスニーカーブランド「Allbirds」は、Shopifyで構築したECサイトのオムニチャネル販売を見事に実現しているブランドです。

原宿にある日本一号店の実店舗ではShopify POSを活用しており、購入時のレシートがメールアドレスに電子データで届きます。

店舗に在庫の無いサイズやカラーの商品も、Shopify POSでECサイトと共有した在庫を調べることができるため、店舗で購入して自宅へ配送というスムーズな購入を実現しています。

Shopifyの事例6「Beer OWLE」【ビール】

引用:beerowle.com

静岡でクラフトビールの専門店を構える「Beer OWLE(ビア アウル)」も、ShopifyでECサイトを構築しています。
Shopify POSを導入する前は店舗とECサイトで違うシステムを用いて在庫を管理していたため、棚卸差異が生まれ、注文を受けたのに発送ができないトラブルもあったそうです。

Shopify POSにより店舗とECサイトで在庫を一元管理することが可能になり、棚卸や在庫管理に割くコストの圧縮化にも成功しています。

Shopifyの事例7「CALLMOON」【ジュエリー】

引用:https://call-moon.com/

美しい曲線や自然のフォルムをデザインしたハンドメイドジュエリーのブランド「CALLMOON(コールムーン)」も、Shopifyで構築したサイトと実店舗をShopify POSで連携させています。

東京にあるアトリエでの販売の他、ポップアップストアやイベントに参加する際もShopify POSを使うことでECサイトとの在庫連携や注文管理も行うことができます。

Shopifyの事例8「objects.io」【革製品】

引用:objcts.io

objects.io」は、鞄や財布といった革製品の製造・販売を行うブランドです。
Shopifyで構築したECサイトで直接販売を行うほか、アトリエを併設したポップアップストアで実際に商品を手に取ることができる場所も用意しています。

店舗での購入とECサイトの購入どちらにもShopify POSを利用しており、注文情報や在庫情報の共有を行っています。また、初めて店舗で購入した顧客にはその場でECサイトの会員になってもらうことで顧客データの一元管理も実施しています。

Shopifyの事例【マルチチャネル】4選

Shopifyはマルチチャネルを活用した販売も得意としています。

TwitterInstagramFacebookといったSNSや、LINE公式アカウントTilTokなど様々な場所に広告を出稿するための基本機能や、拡張できるアプリが用意されているからです。顧客と接する機会を増やすことで、ECサイトへの流入の増加を期待することができます。

Shopifyの事例9「AKAISHI」【シューズ】

引用:akaishionline.com

AKAISHI」は、外反母趾や魚の目といった女性の足の悩みに寄り添った靴を販売するブランドです。Shopifyで構築されたECサイトは、足の悩み別に靴の選び方を紹介するなど顧客目線に立ったサイト作りがされています。

AKAISHIのECサイトへの流入が増えたのは、LINE公式アカウントの活用によるものからでした。
LINE公式アカウント上でのクーポン配布により、アカウント開設から一年で1万人の友だち登録がされています。

その結果、従来ではパソコンからのアクセスが多かったECサイトにもスマホからアクセスするユーザーが増え、年齢層の若い客層も増加に繋がりました。

Shopifyの事例10「ワーキングユニット」【バッグ】

引用:wexley.jp

香港に本社がある販売代理店の日本法人「ワーキングユニット」は、「WEXLEY」と「Topologie」という2つのバッグブランドを運営しています。

Shopifyで構築したECサイトでの販売が好調だったこのブランドは、2020年4月に楽天市場とShopifyが連携したことを機に楽天市場への出店も行いました。

引用:topologie.jp

日本国内で楽天市場の会員ID数は1億以上に上ります。楽天市場に出店していないというだけで購入候補から外されてしまう状況を防ぐためにも、販売チャネルをあえて増やすことにしたのです。

「売れる場所で売る」ために、マルチチャネルを恐れず使い続ける攻めの姿勢が顧客を増やしている事例と言えるでしょう。

Shopifyの事例11「オリオンビール」【ビール】

引用:shop.orionbeer.co.jp

沖縄生まれの「オリオンビール」は、Shopifyでリニューアルを行ったECサイトが売れ行きを伸ばし続けています。新型コロナウィルスの影響で旅行に行けない県外の人が購入しているという理由の他に、TwitterをメインとしたSNSからの流入が大きな要因となっています。

Twitterでは商品そのものの宣伝を控え、沖縄の海や空などの写真を投稿し沖縄への好感度を高めることに徹しました。その結果、沖縄への愛着心が増したユーザーが沖縄の味を求めてECサイトへと流れてきたのです。

セールやクーポンを配るだけではないマルチチャネルの活用術として、オリオンビールの活用方法は好例になるでしょう。

Shopifyの事例12「17kg」【アパレル】

引用:17kg.shop

若い女性に大人気のファッションブランド「17kg(イチナナキログラム)」は、Shopifyで構築したECサイトの他に原宿ラフォーレに実店舗を構えています。
ブランドの急成長の立役者と言えるのが、17kgのInstagramです。

ファッションと愛称の良いInstagramの投稿でブランドのファンを増やし続け、フォロワー数は50万人を超えています。Instagramを販促のプラットフォームとすることで、マーケティングのコストを掛けずに顧客を獲得することに成功しているのです。

Shopifyの事例【小規模サイト】4選

ShopifyはECクラウドプラットフォームとして、専門的な知識が無くても低コストで充実した機能を利用できます。
小規模な企業や事業ながらもShopifyでECサイトを構築し、成功している事例を紹介していきます。

Shopifyの事例13「田丸印房」【判子】

引用:tamaru-online.com

大正元年に創業した京都の老舗判子店「田丸印房」も、ShopifyでECサイトを構築しています。

町のはんこ屋さんとして実印や社判などの実用的な判子を取り扱うだけではなく、オリジナルの遊び心のある楽しいはんこを3000種類以上販売しており、海外のファンも多いお店です。

ECサイトは日本語以外に、Shopifyの自動翻訳機能を用いて英語を始めとした5カ国語に対応しています。

海外発送も行っており、購入手順を丁寧に説明するなど安心して海外のユーザーが利用できる工夫がなされています。

Shopifyの事例14「Giオンラインショップ」【コーヒー】

引用:ogatore.shop

ストレッチ系YouTuberオガトレとして宮城県の気仙沼を拠点に活動している「株式会社OGATOREは、2021年4月にShopifyでECサイトを立ち上げました。

「10年後のじぶんを大切にする」オガトレの理念のもとにストレッチ専用コーヒーを考案、ECサイトで販売を行っています。
充実した決済方法による顧客の利便性の向上や、定期購入アプリの導入でコーヒーの定期便を行うなど、Shopifyの機能が上手に取り入れられています。

Shopifyの事例15「東京大学WARRIORS」【応援グッズ】

引用:shopping.tokyowarriors.com

東京大学WARRIORS」は、その名の通り東京大学の運動会に所属するアメリカンフットボール部です。2017年から東大が推し進めているスポーツ改革のもと、「未来を切り拓くフットボール」を理念とし、2020年にはShopifyを用いてECサイトを立ち上げました。

そこで販売されるのは、東大のスポーツ全体を盛り上げるために共通で利用されているロゴを用いた東京大学WARRIORSのグッズです。保護者やOBだけではなく、遠方のファンもECサイトから購入をしています。

専門的な知識が無くてもECサイトを構築できるShopifyのメリットを活かし、低コストでサイトの作成及び運営が行われています。

Shopifyの事例16「川越角屋酒店」【酒】

引用:kawagoekadoya.shop

埼玉県川越市にある1877年創業の老舗「川越角屋酒店」のECサイトも、Shopifyで構築されています。ワインセラーが完備され、生ビールの量り売りや角打ちのできるおしゃれな実店舗の世界観が、そのまま再現されたデザインになっています。

ECサイトでは、クラフトビールや日本酒などが各種購入できるほか、要望を伝えてソムリエに選んでもらったワインを一本から購入したり、定期購入することも可能です。

 

Shopifyの事例【大手企業】4選

Shopifyは通常の利用プランの他に、大量販売を行う事業者向けの「Shopify PLUS」というプランを用意しています。
そのため、Shopifyを用いてECサイトを構築している大手企業も増え続けています。Shopifyを活用している大手企業のサイトを紹介します。

Shopifyの事例17「タイガー魔法瓶」【ボトル】

引用:tigerbottles.com

タイガー魔法瓶のカスタムボトルを販売するサイトです。シンプルなボトルのイメージが、そのままECサイトの洗練されたデザインに繋がっています。
下部メニューからサイト全体の言語を英語に切り替えることができ、アメリカ、カナダへの配送にも対応しています。

Shopifyの事例18「山本山」【茶・海苔】

引用:yamamotoyama.co.jp

お茶と海苔の老舗、「山本山」のサイトです。
オンラインショップだけではなく、お茶や海苔についての製造工程や産地などの知識が分かりやすいイラストや写真で紹介されています。

サイト全体が細部まで和のテイストで統一されており、ブランドイメージそのままのECサイトになっています。

Shopifyの事例19「Cygames」【キャラクターグッズ】

引用:cystore.com

スマートフォン向けゲームアプリを制作・運営している「Cygamesの通販サイトです。ここでしか買えない人気ゲームのオリジナルグッズを取り扱っています。
大きなサムネイルで商品が見やすく、ゲームタイトルごと、商品カテゴリごとにカテゴライズされており、目当ての商品が見つけやすい工夫がされています。

Shopifyの事例20「Tabio」【靴下】

引用:tabiousa.com

日本国内で「靴下屋」を展開する「Tabio」のアメリカ向けECサイトです。アメリカに販売拠点を置かず、日本から商品を発送する越境ECサイトになります。

決済方法にShopifyペイメントPayPalを用意することで、まだブランドの知名度が低いアメリカ国内において購買促進に繋げています。

DMMチャットブーストではshopifyの構築に関する記事もございますので、ぜひご覧ください。

Shopifyの成功事例からECサイト開設のポイントを学ぼう

市場を拡大し続けるECサイトにおいて、メリットの多いShopifyのニーズは高くなっていくばかりです。Shopify導入の成功事例から、自サイトにあったECサイト開設のポイントを取り入れていきましょう。

ShopifyのマルチチャネルとしてLINE公式アカウントを利用するのであれば、DMMチャットブーストとの連携がおすすめです。

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DMMチャットブーストではShopifyに関する記事もございますので、ぜひご覧ください。

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