自分がタイムライン(LINE VOOM)に投稿した内容を、どのぐらいの人が見てくれたのか気になったことはありませんか?
LINE VOOM投稿でできることとできないことについて、ここではLINEアカウントの種類ごとに紹介・解説していきます。
※LINEのタイムライン機能は2021年11月より「LINE VOOM」にリニューアルされています。
DMMチャットブーストではLINE公式アカウントに関する記事もございますので、ぜひご覧ください。
タイムライン(LINE VOOM)投稿の閲覧数が分かるのは「LINE公式アカウント」だけ
引用:linebiz.com
LINEのタイムライン(LINE VOOM)投稿を何人見てくれたかという「閲覧数」は、残念ながら個人のLINEアカウントでは見ることができません。しかし、「LINE公式アカウント」の場合、閲覧数を知ることができます。それぞれのアカウントの違いはどのようなものなのでしょうか。
個人のLINEアカウントとLINE公式アカウントは異なる
LINEのアカウントは、個人の私的利用を目的としたLINEアカウントと、企業やショップなどがビジネスの情報発信に利用する「LINE公式アカウント」の大きく二種類に分けられます。
それぞれのアカウントでは利用できる機能が大きく異なっています。
主な機能 | |
個人のLINEアカウント | チャット、タイムライン投稿、通話、友だちの追加や管理、グループ作成など |
LINE公式アカウント | メッセージ配信(一斉送信)、チャット、タイムライン投稿、通話、クーポン、リサーチ、ショップカード、友だちの管理、チャットへの自動応答、発信した情報の分析など |
LINE公式アカウントはタイムライン(LINE VOOM)投稿のデータ分析ができる
LINE公式アカウントはビジネス利用を目的としているため、個人のLINEアカウントには無い「友だちの増加数」や「ブロック数」と言った細かいデータ分析を行える機能が利用できます。
分析できるデータは以下の通りです。
<LINE公式アカウントで利用できるデータ分析>
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この機能の中で、「LINE VOOM投稿のインプレッション数(表示された回数)」を見ることができるのです。
個人のLINEアカウントのタイムライン(LINE VOOM)でできること
個人のLINEアカウントを利用する場合、LINE VOOM投稿の閲覧数が見られないのは先述の通りです。では、LINE VOOM機能ではどのようなことができるのでしょうか。
【個人】タイムライン(LINE VOOM)でできること1|投稿を行う
LINE VOOMでは、テキストにスタンプ、画像、動画、音楽などを付けて記事として投稿することができます。投稿する際に画像を編集したり、カメラを起動してその場で撮影することも可能です。投稿した内容は修正、削除が行えます。
通常は友だちとして登録しあう人にしか表示はされませんが、公開範囲を「全体公開」に設定すればLINEを利用しているユーザー全体に公開できます。その他、リストを作成することで見せたい友だちを限定することもできます。
【個人】タイムライン(LINE VOOM)でできること2|投稿を閲覧する
自分が投稿した記事のほかに、LINE VOOMでは友だちの投稿や、友だちがシェアした投稿を閲覧することができます。
LINE VOOMは通常の「フォロー中」と、全体公開されている投稿を閲覧することができる「おすすめ」のタブに分かれています。気に入った投稿やユーザーを見つけたら、フォローをすることで、友だちにならずともそのユーザーが全体公開している記事を見ることができるようになります。
【個人】タイムライン(LINE VOOM)でできること3|いいねやコメントを付ける
LINE VOOM上に表示されている投稿には、いいねやコメントを付けることができます。いいねを1回押すと通常のいいねが、長押しで6種類の表情からアイコンを選ぶことができます。一度付けたいいねやコメントはいつでも取り消すことが可能です。
もしいいねを付けた記事が全体公開されていた場合、自動的に友だちにその記事がシェアされます。
【個人】タイムライン(LINE VOOM)でできること4|自分のLINE VOOMにシェアする
いいねとは別に、LINE VOOMの投稿をシェアして拡散することもできます。シェアしたい投稿を共有する際に、自分のタイムライン上に再投稿したり、トークに送信することができます。
LINE公式アカウントがタイムライン(LINE VOOM)でできること
個人のLINEアカウントとはまったく異なるLINE公式アカウントが、LINE VOOMで利用できることにはどのようなものがあるのでしょうか。
【LINE公式アカウント】タイムライン(LINE VOOM)でできること1|投稿をする
個人のLINEアカウントと同様、LINE VOOM上に記事を投稿することができます。投稿できる内容も変わりはありませんが、個人では利用できない日時を指定して投稿する機能を利用することができます。
また、個人のLINEアカウントとは異なり公開する範囲を限定することはできず、「全体公開」のみの投稿になります。
【LINE公式アカウント】タイムライン(LINE VOOM)でできること2|クーポンやリサーチの配信を行う
LINE公式アカウントでは、LINE上でクーポンを発行したり、「リサーチ」と呼ばれるアンケートを実施することもできます。これらの機能を、LINE VOOMの投稿として配信することも可能です。
【LINE公式アカウント】タイムライン(LINE VOOM)でできること3|投稿のデータ分析を行う
LINE VOOMに関するデータ分析を行うことができます。投稿に関する分析可能な項目は以下の通りです。
- インプレッション(表示された回数):インプレッション、ディスカバー、タイムライン
- ユーザーアクション:クリック、フォロー、プロフィールへのアクセス、いいね、コメント、シェア
- 視聴:再生数(3秒以上)、再生数(1分以上)、合計再生時間
これに加え、LINE VOOMを閲覧することができるユーザー数(友だちの数+フォロワー数)も閲覧可能です。
LINE公式アカウントでタイムライン(LINE VOOM)投稿の閲覧数を知る方法
LINE公式アカウントでLINE VOOMに投稿した記事の閲覧数を知りたい場合、管理画面にログインを行うことでデータを見ることができます。
手順は以下の通りです。
<LINE公式アカウントのLINE VOOM閲覧数を知る手順>
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LINE公式アカウントでタイムライン(LINE VOOM)投稿を利用するメリット
個人が友だちに情報共有するために利用するLINE VOOMですが、LINE公式アカウントがタイムライン投稿を利用するメリットはどのようなものがあるでしょうか。メリットを5つ紹介します。
メリット1|友だちではない人にも情報を発信できる
LINE公式アカウントの情報発信の方法に、「メッセージの一斉配信」があります。友だちのトークルームに確実に情報を届けることができるぶん、LINE公式アカウントを友だち登録しているユーザーにしか発信することができません。
しかし、LINE VOOM投稿は「全体公開」に設定されているため、友だちやフォロワーの情報拡散により、友だち登録をしていないユーザーにも情報を発信することができるようになります。
ハッシュタグを用いれば、ハッシュタグ検索から記事を見てもらうことも可能です。
メリット2|ユーザーとコミュニケーションを取ることができる
「メッセージの一斉配信」の場合、どうしてもLINE公式アカウントから友だち登録しているユーザーに一方通行の情報発信になりがちです。
ですが、LINE VOOM投稿の場合、ユーザーによるいいねやコメント、シェアをしてもらうことができるため、ユーザーのリアクションを直接知ることができます。
メリット3|投稿数に上限が無い
LINE公式アカウントでは、アカウントのプランによって1ヶ月に送信できるメッセージの数に上限が定められています。「メッセージの一斉配信」の場合、送信したメッセージの数だけメッセージ数としてカウントされるため、多くの人に情報を発信しようとした場合、それだけたくさんのメッセージ数が必要になってしまいます。
LINE VOOM投稿は投稿の数に上限がありません。そのため、プランを気にせずこまめな情報発信を行うことが可能になります。
メリット4|通知が飛ばないためユーザー側に負担が無い
通常、一斉配信や個別チャットで送ったメッセージは、ユーザーのスマートフォンなどの端末に通知が届きます。そのため、メッセージが多いほど届く通知も多く、ユーザーが負担に感じてしまうこともあります。その結果、ブロックされてしまう恐れもあるのです。
しかし、LINE VOOM投稿の場合はユーザーの端末に通知は届きません。ユーザーは見たいときに自分でタイムラインを閲覧します。そのため、ユーザーへの負担を減らしたうえで情報発信できるのです。
メリット5|投稿した内容を削除することができる
一斉配信で送信したメッセージは、たとえ間違っていたとしても削除することは不可能です。また、一対一の個別チャットで送ったメッセージは、送信から24時間を過ぎると削除ができなくなります。
その点、LINE VOOM投稿の場合は、いつでも記事の修正・削除が可能です。もし誤情報を掲載した場合でも冷静に修正することができます。
LINE公式アカウントのタイムライン(LINE VOOM)投稿活用方法
LINE公式アカウントの情報発信方法として、メッセージの一斉配信や個別チャット対応を活用していても、いまいちLINE VOOM投稿の活用方法が分からないことも多いかもしれません。どのような情報がLINE VOOMに向いているのか、ここでは3つのパターンを紹介します。
投稿活用方法1|じっくり見せたい情報を投稿
一斉配信で送るメッセージは、通知を受けたユーザーが通知を見たその場で、短時間だけ閲覧するという性質があります。そのため視覚に訴える画像や動画などを使い、一瞬で興味を引けるように作らなければいけません。
LINE VOOMの場合は、ユーザーは空き時間にじっくりと見る傾向にあります。そのためメッセージと違い、じっくり読んで欲しい詳細な情報や、閲覧に時間がかかる動画などを掲載することに向いています。性質に合わせて、メッセージと上手に使い分けを行うようにしましょう。
投稿活用方法2|メッセージで配信しきれない情報を投稿
メッセージでは、一度の配信で3つまでしか吹き出しを送ることができません。また1つの吹き出しで送れる文字数は最大500文字です。しかし、LINE VOOMは投稿数に制限が無く、最大10,000文字の記載が可能です。
メッセージでは伝えきれない商品やサービスの魅力、詳細などの情報はLINE VOOM投稿を活用しましょう。
投稿活用方法3|反応したくなる情報を投稿
LINE VOOMはその性質上、いいねで反応してもらうことで情報を拡散することができます。そのため、アンケートやクイズなど、ユーザーが思わずいいねを押したりシェアしたくなる情報はタイムライン投稿を活かしましょう。
LINE公式アカウントでタイムライン(LINE VOOM)閲覧数を分析して効果的な投稿をしよう
個人のLINEアカウントと、LINE公式アカウントでは同じLINE VOOMでも利用できる機能が異なっています。LINE VOOMの特性を活かし、効果的な投稿を行っていきましょう。また、LINE公式アカウントの場合は閲覧数などのデータを丁寧に分析して、マーケティングツールとしての力を最大限引き出すようにしましょう。
LINE公式アカウントを利用しているのであれば、DMMチャットブーストがおすすめです。LINE公式アカウントのデータ分析機能にくわえ、友だち数やブロック数などデータをクロス分析することも可能です。ぜひ一度資料をダウンロードして、便利な機能の数々をご確認ください。
DMMチャットブーストではLINE公式アカウントの使い方に関する記事もございますので、ぜひご覧ください。