お店やサロン、クリニックなどを運営している方は、LINEで予約を管理することをお勧めします。
日々の集客や売上に創意工夫をされている事業者の皆様は、以下のようなお悩みをお抱えではありませんか?
- コロナ禍の影響もあり集客が難しい
- 売上目標に届かない日もある
- 広告出稿のコストが高い
そこで今回は、日ごろから多くの方が身近に使っている『LINEを使った予約の取り方』について詳しく解説していきます。
『LINEで予約なんて取れるの?忙しくて手間はかけられないし、広告費は増やしたくない…』という疑問や不安にもバッチリお答えしていきます。
効率的な集客をしたい、もっと売上を伸ばしたい、お客さまの予約を増やして繁盛したいとお考えであれば、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
DMMチャットブーストではLINE公式アカウントに関する記事もございますので、ぜひご覧ください。
そもそもLINEで予約が取れるの?
そもそもLINEで予約が取れるのでしょうか?
手間がかかりそうだし、お金も心配です。ただでさえ忙しいのに、これ以上やることを増やしたくない。どちらの商売も本音は手一杯。これ以上、手間やコストが増えるのは無理ですよね。
結論を言えば、LINEで予約を取ることはできます。そして、業務は効率化し、トータル的にはコストも削減することができるでしょう。さらに言えば、お客さまからは便利で喜ばれます。
なぜ、そんなことが実現できるのでしょうか?
LINEで予約を受け付けることには、多くのメリットがあるからです。
LINEで予約を受け付ける3つのメリット
LINEで予約を受け付けることには、主に3つのメリットがあります。
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それぞれを詳しく解説していきます。
LINE予約のメリット①LINE利用者にアピールできる
いつも身近に使っているLINEですが、まずは実際の利用者がどのくらいいるのかを確認しておきましょう。
2021年2月の調査結果によると、国内の利用者は約8,800万人。日本の人口の約70%が利用している計算になります。
※1 LINEの国内月間アクティブユーザー8,800万人÷日本の総人口1億2631万人(平成31年2月1日現在(確定値) 総務省統計局)
全人口の70%ですから、LINEを使っていない人も多いわけです。ただし、これは全体の平均値。LINEを使っていない人の多くは、スマホを持っていない高齢者や10歳以下の子どもが多いものと思われます。
年代別で見た場合、20代は98%以上、30代は93%以上、40代で87%以上、50代でも82%以上の方がLINEを利用しているのです。
あなたのビジネスのターゲットと比較した場合、いかがでしょうか?ほとんどのビジネスにおいて、LINEの利用率はとても魅力的に思えるはずです。
※1 調査機関:マクロミル社・インターネット調査
(2021年1月実施/全国15~69歳のLINEユーザーを対象/サンプル数2,060)
※2 平成 30 年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書 総務省情報通信政策研究所 第5章 各種サービス(ソーシャルメディア系サービス/アプリ、ニュースサービス等)の利用率等の数値
LINEを上手く活用できれば、多くの年代において、まさに十中八九は狙い撃ちできるということです。
あなたがどんなに小さな町に住んでいても、どんなに小さなお店をやっていたとしても、その周りにいる人たちのほとんどはLINEを使っています。つまり、LINEをうまく活用できれば、あなたのビジネスの『見込み客』を増やすことができるのです。
すべての商売において、LINEは強力な集客ツールになりえるのです。
LINE予約のメリット②予約を受け付ける手間を減らせる
LINEを活用することによって、予約を受け付ける手間を減らすことができます。
予約が多いことは嬉しいことですが、電話応対やスケジュール調整などの手間がかかります。接客で忙しい時の予約電話はパニックにもなりがちです。
お店のお客さまにも迷惑をかけてしまうし、電話口のお客さまにも不安を与えてしまっているかもしれません。
しかし、LINEをうまく活用できれば、予約の受付は『自動化』することができます。
お客さまは希望のメニューや日時をスマホの画面上で選択するだけ。お客さまもストレスがありませんし、お店側も直接お客さまとやりとりする必要がなくなるので、とてもスムーズになります。
LINEをうまく活用すれば、予約完了時にサンキューメッセージを自動で送ったり、予約日が近くなったらリマインドメッセージを自動で送るなんてもことも。
引用:ホワイトニングサロンHACSY LINE公式アカウント
お客さまにとっても便利ですし、お店にとっても来店忘れを防止できる。
LINEで予約を受け付けることには、細かいメリットもたくさんあるんです。
LINE予約のメリット③お客さまを囲い込むことができる
お客さまとLINEの『友だち』になることによって、お客さまを囲い込むことができます。
お客さまを囲い込むことができれば、キャンペーンやクーポンのお知らせを通知することによって、再来店を促したり、リピートの注文を増やしたりすることができます。
しかし、ほとんどの場合、お客さまにはLINEでお店と『友だち』になるメリットがありません。なぜなら、お店主体の通知が多くなりがちで利便性がないからです。
だから、なかなかLINEの『友だち』を増やせないというお悩みも多いもの。
ですが、LINEで簡単に予約ができるというメリットがあれば、常連客も新規客もすんなりと『友だち』になってくれます。
LINEで予約できるとお客様としても手軽で便利です。いつでもスマホで予約が取れるというメリットがあれば、『じゃあ、友だちになろう』と考えてもらえるのです。
引用:スシローLINE公式アカウント
そして、LINEで『友だち』になれれば、お店からのお知らせやクーポンも従来のメールや広告よりも見ていただくことができます。
なぜなら、LINEのメッセージの開封率は、メールの2倍~3倍と言われているからです。
想像してみてください。メールで来るクーポンのお知らせとLINEで来るクーポンのお知らせ。あなたはどちらのお知らせを見る可能性が高いでしょうか?
きっとLINEのお知らせを見る確率の方が高いのではないでしょうか。
LINEで予約を受け付ける3つの活用法
LINEの有効性、利便性がお伝えできたところで、次は実際にLINEで予約を受け付けるための方法について解説していきます。
LINEで予約を受け付けるためには、主に3つの方法があります。
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それぞれを詳しく解説していきます。
LINEで予約を受け付ける活用法1|既存の予約フォームを活用する
すでにお店のHPなどで既存の予約フォームがあれば、それを活用することができます。
LINE公式アカウントでリッチメニューを設定し、そのリンク先を既存の予約フォームのURLに設定するだけです。
引用:linebiz.com
これなら手間もお金もほとんどかからずに、LINEで予約を受け付けることができます。
LINE公式アカウントには、友だちに通知をしたり、ホームの投稿を見てもらう機能がありますので、お店の予約をきっかけにお客さまとのコミュニケーションを活発にしていきましょう。
もっとも手軽に自動化が実現できる方法ですので、既存の予約フォームがございましたらLINE公式アカウントのリッチメニューを活用してみましょう!
LINEで予約を受け付ける活用法2|公式サービス『LINEで予約』を利用する
引用:linebiz.com
2つ目の方法はLINEの公式サービスである『LINEで予約』を利用する方法です。
これにはLINE公式アカウントだけではなく、LINEと提携しているパートナーとの契約も必要になります。
現在のパートナーは『イデアレコード』と『ぐるなび』となっています。
また、飲食店限定のサービスとなっておりますので、『イデアレコード』や『ぐるなび』を利用できるようであれば、お問い合わせをしてみてはいかがでしょうか?
LINEで予約を受け付ける活用法3|予約システムと連携させる
もっと便利に、もっと自動化したいのであれば、LINEと連携できる予約システムの導入がオススメです。
新たにLINEで予約を受けてしまうと、電話予約など他の予約との調整が必要だったり、バッティングなどのミスが心配になったりするケースも考えられます。
お客様の予約が増えるほど、ミスのリスクが高まりますし、結局は手間や管理のコストが大きくなってしまいます。
そこでオススメなのが、LINEと連携できる予約システムの導入です。
すべての予約を一元管理できるので、バッティングの心配がなく、ミスも防ぐことができます。また、ほとんどの予約管理を自動化できるので手間や管理のコストを一気に削減できます。
LINEと連携できるシステムなら、予約後の確認メッセージや予約日が近くなった時のフォローメッセージ、お客さまをカテゴライズして最適なクーポンやメッセージ内容をお届けすることも可能になります。
LINEの最大の魅力である『通知』は、諸刃の剣でもあります。なぜなら、一斉通知をたくさんしてしまうとブロックされたり、お客さま一人ひとりにあった内容を通知しないと迷惑になってしまうからです。
しかし、システムと連携すれば、お客さま一人ひとりにあった内容を通知したり、お客さまにとって必要なタイミングでお知らせをお届けすることが可能になります。
予約は増やしたい、でも手間や管理は減らしたい。そんなお悩みはLINEと連携できる予約システムの導入で解決することができます。
LINEと連携できる予約システムを紹介しておきます。
DMMチャットブースト|LINE公式アカウント自動化ツールの決定版
LINE予約にかかる費用は?
LINEで予約を受け付けるのが便利だったとしても、コストが膨大になってしまっては意味がありません。
LINEで予約を受けるには、
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主に上記の費用がかかります。
LINE予約にかかる費用1|LINE公式アカウントの費用
LINE公式アカウントを始めるためには、フリープラン、ライトプラン、スタンダードプランいずれかを選択する必要があります。プランの違いは、主に配信できるメッセージ数の差。によってプランが変わるようになっています。
LINE公式アカウントは、フリープランで無料でスタートすることも可能なので、まずはお試しではじめてみるのもよいでしょう。
フリープラン | ライトプラン | スタンダードプラン | |
月額固定費 | 無料 | 5,000円 | 15,000円 |
無料メッセージ通数 | 1,000円 | 15,000円 | 45,000円 |
追加メッセージ料金 | 不可 | 5円 | 〜3円 |
引用:https://www.linebiz.com/jp/service/line-official-account/plan/
15,000円のプランを12ヵ月利用した場合、15,000円×12ヵ月で、年間180,000円の費用が必要です。
LINE予約にかかる費用2|LINEと連携できる予約システムの費用
LINEと連携できる予約システムの費用は製品によってまちまちです。
先ほど紹介したDMMチャットブーストであれば月30,000円~となっています。
30,000円のプランを12ヵ月利用した場合、30,000円×12ヵ月で、年間360,000円の費用が必要です。
LINE予約にかかる費用3|LINEに集客するための宣伝費用
LINE公式アカウントに集客するための宣伝費用も必要です。別途、WebやLINE上で広告を打つ場合は、その費用もかかってきます。
しかし、LINE公式アカウントの告知は、既存の広告に組み入れたり、お店で配る販促物にLINE予約の情報を追加すれば、新たなコストは抑えられます。
お店のスタッフが直接お客さまにLINE公式アカウントのご案内することもできるでしょう。
なるべくコストがかからない告知方法を考えてみましょう。
LINE予約にかかる費用4|LINE導入で大切なのは全体の費用対効果で考えること
LINE公式アカウントと予約システムで一番高額のプランで契約すると、年間50万円以上のコストがかかることがわかりました。予約管理が楽になったり、お客さまが便利で喜んだりしてくれたとしても、年間50万円以上のコストアップは厳しいというお店もあるかもしれません。
ですが、LINEをうまく活用できれば、新規顧客を増やしたり、リピート回数を増やすことができます。
お店の努力も必要ですが、どちらかというとLINEで接客を自動化することによって実現できるメリットです。
LINEによって、予約やお客さまのフォローが自動化できれば、お客さまのリピート率を向上させることができるようになります。
余計な媒体への広告費やスタッフの残業時間を削減できるようになります。
LINEと連携できるシステムをうまく活用することで、導入コスト以上の経費削減ができる可能性があります。予約もスムーズになり、お客さまにも喜ばれれば、この上ない改善効果となります。
余計な広告予算を減らしたり、無駄な残業を減らすことによって、全体の費用対効果を高めることができるかを検討してみましょう。
LINE予約の事例紹介
LINEで予約を受け付けることができるのは、お店だけではありません。LINEと予約システムを連携することによって、最近ではさまざまサービスでLINEでの予約を受け付けるようになってきています。
LINE予約の事例をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
LINE予約の事例1|LINEで妊婦面接の予約
引用:渋谷区LINE公式アカウント
東京都渋谷区では、LINEで妊婦面接の予約ができるようになっています。スマホで手軽に予約ができれば、妊婦さんも嬉しいですよね。
LINE予約の事例2|LINEで車検の予約
大阪のダイハツでは車検の予約がLINEでできるようになっています。お客さま自身で自分の都合にあわせて予約ができるのは便利ですよね。
LINE予約の事例3|LINEでのワクチン接種予約(埼玉県蓮田市など)
各自治体ではLINEでのワクチン接種予約ができるようになっています。ぜひお近くの自治体のHPなどで確認してみてください。
LINE予約の事例4|美容院やサロンの予約
美容院やサロンなどでもLINEの活用は進んでいます。予約システムと連携することで、ホットペッパーやHP、電話での予約も一元管理ができるようになります。
その他にもLINE公式サイトで紹介している事例もありますので、ぜひ参考にしてください。
LINEで予約を取る時の注意点
LINEで予約を受け付けることはお店側のメリットも多く、何よりお客さまが便利だから抵抗なく『友だち』になってくれます。
ただし、それは『正しく運用ができれば』の話です。
注意点がありますので、ぜひご確認ください。
LINEで予約を取る時の注意点1|予約情報は一元管理する
予約情報はシステムで一元管理することをオススメします。
台帳での手書き管理やHP、LINEなどのシステムごとに予約情報がバラバラになると、予約がバッティングしたり、予約漏れが発生したりするリスクがあります。
何よりお客さまにご迷惑をおかけしますし、お店のイメージも台無しに。
LINEでの予約を開始するのを機に、予約情報は一元管理することをオススメします。
LINEで予約を取る時の注意点2|LINEを使った手動での予約受付はしない
LINEではお客さまと直接トークすることができます。LINEのトークなら、もっとも手軽にお金をかけずに予約を受け付けることもできます。
しかし、手動でのLINE予約はオススメできません。
なぜなら、
- トークに対応する手間がかかる
- 手動のため間違いが起きやすい
- お客さまを待たせる危険性がある
このような理由があるからです。
トークに手動で対応するには手間がかかります。お客さまが増えれば増えるほど、負担が増大していきます。
手動対応で間違いが起きやすくなります。せっかくのご予約がバッティングしてしまったり、お客さまとトラブルになっては身も蓋もありません。
忙しさやうっかりミスが原因で、急ぎのお客さまを待たせる可能性もあり、クレームにつながりかねません。
LINEでの予約受付を開始するなら、しっかりと自動化することをオススメします。
LINEに予約機能を導入しましょう!
本記事ではLINEでの予約の取り方について解説しました。
LINEは多くの人が日常的に使っていますので、集客力があり、お客さまも便利に使ってもらえるというメリットがあります。
スマホで手軽に予約ができるというメリットがあれば、LINEの『友だち』にもなってもらいやすいので、お客さまの囲い込みにも役立ちます。
LINEと連携できる予約システムを導入すれば、予約の一元管理はもちろん、フォローメッセージの送信やクーポン配信などもできるようになります。
お客さまにも便利で喜ばれ、お店も予約管理を自動化できるLINEでの予約。
ぜひLINEでの予約受付を本格的に検討してみましょう!
LINE公式アカウント運用を成功させるには、計画・実行・分析・改善というPDCAを繰り返すことが大切です。そして、計画や分析の時間を作るには、早い段階でチャットボットを導入し業務を効率化する必要があるでしょう。
DMMチャットブーストは、顧客対応にかかるコストを削減する一方で、売り上げアップも実現します。顧客対応やマーケティングを自動化できますので、LINE公式アカウントの運用をより便利に行っていただけます。
早めに効率化することで、運用に十分な時間をかけられるようになるでしょう。
DMMチャットブーストではLINE公式アカウントの使い方に関する記事もございますので、ぜひご覧ください。