LINE公式アカウントを運用する企業が増えています。しかし、「代行を専門の会社にお願いしたい」というように、アカウント運用に悩みを抱えている方もいるでしょう。
今回は、ECショップの運営をしている企業の担当者(もしくはマーケティング担当者)などに向けて、概要やLINE公式アカウントの運用代行業者を徹底解説します。具体的な企業も紹介し、サービス内容や費用感なども分析していきますので、ぜひ参考にしてください。
DMMチャットブーストではLINE公式アカウントに関する記事もございますので、ぜひご覧ください。
LINE運用代行には様々な種類がある
LINEの運用代行には、一部代行や完全運用代行など多種多様です。また、サポートツールを導入し、LINE公式アカウントの運用を助けるサービスもあります。
こちらの項目では、LINE運用代行の種類を解説します。
LINE運用代行の種類1|LINE公式アカウント運用代行
LINE公式アカウントは、確かに集客やマーケティングに優れたツールではありますが、使いこなすにはそれなりの手間がかかります。
自社でLINE公式アカウントの運用担当者を設置しても良いですが、運用を代行してもらう企業も少なくありません。LINE公式アカウントの機能(各種設定や配信メッセージなどの運用)を代行してもらい、業者によっては「報告会」で運用報告をしてもらえるケースもあります。
LINE運用代行の種類2|LINE公式アカウント運用サポートツールの提供
LINE公式アカウントを自社で運用しながら、サポートツールを提供してもらう方法もあります。LINE公式アカウントを運用している際、既存の機能だけでは対応しきれないケースがあります。そこで便利になってくるのがサポートツールです。
サポートツールの代表的な存在として、「自動化ツール」が挙げられます。LINE公式アカウントの機能では、手動で対応しなければならなかった部分も、サポートツールの導入によって自動化できます。今回の記事でも、いくつかツールを紹介しますので、ぜひチェックしてください。
LINE運用代行の種類3|LINE公式アカウント完全運用代行
最後に、サポートツールの提供を受けつつ、さらにその運用も行ってもらう「完全運用代行」について見ていきます。完全運用代行では、サポートツールの提供・運用はもちろん、LINE公式アカウントの運用もすべて任せる状態になります。
完全運用代行は「専門家にすべてを任せる」ため最短で結果を出せますが、完全に運用を代行してもらう都合上さまざまな場面で費用が発生します。
主な費用としては、
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になります。
また、完全運用代行の場合すべてを代行会社に任せるため、「自社にノウハウが蓄積しない」デメリットがあります。すべてを代行してもらうのも良いですが、「自社のリソースでできるところはないか」を検討してみるのもおすすめです。
LINE公式アカウントの運用代行を依頼する企業の選び方を公開
では、実際、LINE公式アカウントの運用代行を企業に依頼しようと思った時、どのように選定を進めればいいでしょうか?
ここでは、運用代行の企業、ツール提供の企業、ツール提供も含めた運用代行の企業3種類に分け、
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というポイントから、8つの企業を紹介します。
LINE公式アカウント運用代行の企業4選
実際にLINE運用代行のサービスを依頼する会社を選びたい…と思っている方のために、運用代行の手法別に企業を紹介します。まずは、LINE公式アカウントの運用を代行してくれる機能を紹介します。
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の視点で解説します。
LINE運用代行の企業1|豊富なオリジナルオプション「assist」
assistは、LINE公式アカウントの開設と運用サポートを行っています。全国で700以上のアカウントをサポートした実績を持っており、業種を問わずサービスを提供しています。圧倒的なリーチ力が特徴で、リピーター育成に貢献してくれます。
assistの標準サポートとしては、
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があります。
LINE公式アカウントの新規開設手続きはもちろん、初回はリッチメニューやクーポン設定を無料で行ってもらえます。サポートセンターもあるため、使い方が分からなくなった時も、リモートで相談できます。
assistの一番の特徴は、豊富なオリジナルオプションです。サポートツールとの連携(拡張機能オプション)や、専属デザイナーによる画像作成オプション、配信代行オプションなどをつけられます。
assistの料金プランは、以下のようになっています。
プラン名 | 月額料金 |
ライトプラン | 5,000円 |
スタンダードプラン | 15,000円 |
拡張機能オプション | 5,000円 |
画像作成オプション | 5,000円 |
配信代行オプション | 15,000円 |
「比較的リーズナブルに運用代行を頼みたい」「様々なオプションを利用したい」方におすすめです。
LINE運用代行の企業2|リーズナブルな料金プランが魅力「インライン」
引用:in-line.jp
インラインは、LINE公式アカウントに関する様々な機能をサポートしています。具体的には、以下のような業務に対応しています。
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インラインの特徴は、「初回3カ月間お試し価格0円」など、リーズナブルな価格設定です。具体的な料金プランは、以下の表のようになっています。
プラン名 | 月額料金 |
サポートパック2+ | 6,000円 |
サポートパック4+ | 12,000円 |
サポートパック8+ | 24,000円 |
サポートパック16+ | 48,000円 |
初回3ヶ月間は月額0円になっており、4ヶ月目から月額料金を支払う形になります。なお無料3ヶ月後は、6ヶ月契約になり、その後に1ヵ月ごとの自動更新になります。契約の更新がやや変則的なため注意しましょう。
インラインのサービスは、とにかくコストパフォーマンスに優れています。「とにかくリーズナブルに始めたい」方に向いているでしょう。
LINE運用代行の企業3|緻密なターゲット分析「ライトアップ」
引用:biz4.jp
ライトアップは、LINE公式アカウントだけでなく、様々なWebコンテンツの企画・運用実績を持っています。ライティング事業を行っていた会社であり、社名のライトアップは「write=書く」が由来です。ライティングのノウハウが豊富なため、特に原稿制作の分野に強く、確かなコンテンツ作成に貢献してくれます。
ライトアップの特徴は、緻密なターゲット分析です。ターゲット分析からペルソナの設定、配信タイミングや内容の検討を行ってもらえます。ターゲットとの親和性が高いアカウント作りを目指せるため、顧客とより質の高いコミュニケーションができます。
公式サイトには料金情報が載っていないため、お問い合わせが必須です。アカウントの立ち上げから既存アカウントの改善まで、トータルで代行してもらえるため、「全体的な運用を行ってもらいたい」方におすすめです。
LINE運用代行の企業4|小売業・サービス業専門「総合オリコミ社」
総合オリコミ社は、小売業やサービス業に特化したLINE公式アカウント運用代行会社です。特に、
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の分野に強みを有しています。
数少ないLINE公式アカウント正規代理店でもあり、信頼性も抜群の代行会社です。サポート内容としては、
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があります。
上記の他にも、LINE公式アカウント配信サポートツールの個別開発や、コンテンツ制作などを任せられます。
東京・大阪・広島の3つの拠点があり、オンライン商談システムも完備しているため、全国どこからでも安心して相談できます。
LINE公式アカウントの運用代行料金はお問い合わせが必須になります。小売業やサービス業に特化しているため、その業界に関わる人に向いていると言えるでしょう。
LINE公式アカウント運用ツールを提供する企業1選
次に、LINE公式アカウントの運用ツールを提供する企業を紹介します。ちなみに、私達DMMチャットブーストも運用サポートツールなので、最後にある私達のツール紹介も、ぜひ参考にしてくださいね!
(ちなみに、私達は導入サポートが手厚いので、ツールだけを提供されても使いこなせるか不安…というEC事業者の方にはとてもおすすめです!)
優れたサポートツール「Liny」
引用:line-sm.com
Linyは、LINE公式アカウントの運用効果を高めるサポートツールです。LINE公式アカウントの導入や運用サポートをはじめ、Linyの提供から構築まで、幅広い業務に対応しています。Linyは、LINE認定パートナーでもあるため、安心して代行を任せられるのも大きいです。
Linyには、大きく分けて以下の3つの機能があります。
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顧客情報の管理から始まり、データを上手く活用して、最適なマーケティングを実現できます。料金プランは、
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の3つがあり、それぞれの特徴は、以下の表のようになっています。
プラン名 | 月額料金 | 特徴 |
スタートプラン | 5,000円 | 気軽に始められる |
ベーシックプラン | 39,800円 | セグメント配信に対応 |
プレミアムプラン | 69,800円 | 分析機能が充実 |
また構築から一貫して代行するサービスもあり、600,000円から対応しています。
Linyは「優れたサポートツールが欲しい」方におすすめです。
LINE公式アカウント運用ツールの提供と運用代行をまとめて行う企業3選
最後に、 LINE公式アカウント運用ツールの提供と運用代行をまとめて行う企業を3つご紹介します。
D2C事例に基づいた最適運用「Hide&Seek」
Hide&Seekは、大手からベンチャーまで、多種多様な企業をサポートした実績があります。企業の状況に合わせ柔軟なサポートができ、特にアカウント設計を含めた「コンテンツ制作力」に強みを持っています。D2C(消費者直接取引)の事例に基づいた、最適な運用を行ってもらえます。
問い合わせが多い質問に対しては自動応答で対応させるBOTの構築をはじめ、状況に合わせた施策を打ち出してくれます。
Hide&Seekの特徴は、戦略立案やLINE公式アカウントの運用だけでなく、クリエイティブ制作も行ってくれる点です。代行会社の負担で、拡張ツールやサポートツールを導入してもらえるため、LINE公式アカウントのポテンシャルを最大限に引き出してくれます。
費用に関してはお問い合わせが必須です。
「ツールを併用しつつLINE公式アカウントの代行をお願いしたい」方におすすめです。
戦略立案まで任せられる「シェアコト」
シェアコトは、LINE公式アカウントの運用はもちろん、効果測定や改善まで幅広い業務に対応しています。PDCAサイクルをとにかく回し、最速でLINE公式アカウントの最適化を目指せます。
LINE公式アカウントの成長を可視化した「レポート作成」も行っているため、様々な課題や問題点を検討しながら、アカウントの運用を任せられます。効果測定レポートの作成にあたっては、
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などの分析を行い、具体的な計画や戦略を立案してくれます。
シェアコトの費用感は以下の表になります。
初期開設 | 200,000円~400,000円 |
運用代行 | 月額250,000円~600,000円 |
初期開設では、コンセプトメイキングやアカウント開設、運用フローの構築などを実施してくれます。
ここまで見てきた代行会社の中でも、月額費用が比較的高めになっています。しかし、その分上質なサービスを受けられるため、「ガッツリと運用してもらいたい」方におすすめです。
ソーシャルメディア全般に強い「メンバーズ」
メンバーズは、LINE公式アカウント運用代行サービスを行っており、
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などもあわせて支援しています。特に「LINEに適したコンテンツ制作」に優れており、最適なコンテンツの企画や制作を行っています。LINE公式アカウントの運用代行を行っている企業ですが、その他にも様々なSNS運用・活用を行なっており、
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のようなソーシャルメディア・オウンドメディア運用のノウハウもあります。主な支援サービスは、以下の項目になります。
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またメンバーズでは「エンゲージメント・ラボ」という研究システムを保有しており、常に最新の事例を研究しつつ、日々の運用に活かしています。月に1回運用報告会を実施してくれるため、課題や問題点が分かりやすく、安心して運用を任せられます。
各種費用についてはお問い合わせが必要です。
メンバーズは「LINE公式アカウントに関する幅広いサービスを受けたい」方に向いていると言えるでしょう。
LINE運用を快適にする「DMMチャットブースト」
ここまでLINE公式アカウント運用代行会社や、いくつかのサポートツールを紹介しました。こちらの項目では、よりLINE公式アカウントのパフォーマンスを向上させる、「DMMチャットブースト」について解説します。
DMMチャットブーストとは
DMMチャットブーストは、LINE公式アカウントの機能を拡張させたツールです。様々な業務を自動化でき、LINE公式アカウントのポテンシャルを最大限に引き出せます。
DMMチャットブーストには、以下の機能が備わっています。
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顧客に対して最適なアプローチができるため、カスタマーサポートとマーケティングの両方で優れた成果を発揮します。
DMMチャットブーストのメリット
DMMチャットブーストには、様々なメリットがあります。例えばカスタマーサポートに優れているため、機会損失の削減や、CV率の向上に役立ちます。重要度の低い問い合わせは、対応をすべて自動化できるため、業務効率の改善も期待できるでしょう。
Googleアナリティクスと連携し、マーケティング情報を把握できるため、優れたマーケティング効果を実現できるメリットもあります。セグメント配信でブロック率の軽減につなげるなど、顧客管理を最適化できます。
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など、様々な導入効果が確認されています。顧客に寄り添うツールであり、カスタマイズ性も高いため、リッチな顧客体験を提供できます。
LINE公式アカウントのサポートツールは多種多様であり、「どれを選べば良いか分からない」方も多いでしょう。マーケティングやカスタマーサポートを重視したいのであれば、DMMチャットブーストがおすすめです。
DMMチャットブーストではLINE公式アカウントの使い方に関する記事もございますので、ぜひご覧ください。
これまでの経験から自社に合ったLINE運用代行企業を選ぼう
今回の記事では、LINE公式アカウントの運用代行会社を見ていきました。それぞれの企業が独自のサービスを持っており、つい目移りしてしまう方も多いでしょう。
適切なサービスを選ぶためには、自社の分析が必要不可欠です。「自社が具体的にどのようなサービスを求めているのか」を考え、それに合った企業を選ぶようにしましょう。
今回の記事でも確認したように、LINE公式アカウントのみの運用代行もあれば、サポートツールを含めた完全運用代行型のサービスもあります。完全運用代行になれば、結果が出やすい分代行料金も高くなるため、料金プランの検討も忘れないようにしましょう。
今回の記事では、LINE公式アカウントのツールとして「DMMチャットブースト」を紹介しました。カスタマーサポートとマーケティングを重視する方は、DMMチャットブーストの導入をご検討ください。導入に関する相談も受け付けていますので、お気軽にご相談ください。
DMMチャットブーストではLINE公式アカウントの運用に関する記事もございますので、ぜひご覧ください。