通常のLINEはアカウントの作成時に電話番号認証が必要ですが、LINE公式アカウントではアカウント作成時にどのような情報が必要になるか分からない方も多いのではないでしょうか。
ここでは、LINE公式アカウントの作成方法とともに、LINE公式アカウントを作成、運用する中で電話番号が必要になるケースについても解説していきます。
DMMチャットブーストではLINE公式アカウントに関する記事もございますので、ぜひご覧ください。
LINE公式アカウントに電話番号承認が必要?
LINE公式アカウントは個人、法人関係なく誰でも簡単にアカウントを作成することが出来ます。そのため、企業やサービスの詳細な情報や、電話番号などがなくてもアカウント自体の作成は可能です。LINE公式アカウント作成時に電話番号認証は必要ありません。
しかし、誰でも取得できる「未認証アカウント」からより信頼度の高い「認証済アカウント」にアカウントの種類を変更したい場合は電話番号による本人確認が必要になります。
また、有料プランの支払いにクレジットカードを利用したい場合は電話番号が登録された個人のLINEアカウントが必要です。
認証済アカウントや有料プランの利用を考えている場合は、電話番号が必要になることを覚えておきましょう。
LINE公式アカウントで電話番号の承認が必要なケース4つ
LINE公式アカウントを運用していく中で、電話番号が必要になることはあるのでしょうか。ここでは電話番号を使用するケースを4つ紹介していきます。① 電話番号の承認が必要なケース1|プロフィールにお店の電話番号を表示したいとき
LINE公式アカウントのプロフィールページには、アカウントや写真のほかに位置情報や営業時間などと一緒に電話番号を掲載することが出来るのでユーザーが問い合わせなどの電話を掛けやすくなります。
手順は簡単です。「基本情報」に電話番号を記載したあとに「プロフィールページ設定」で表示するボタンのひとつに「通話」を選ぶと、LINE公式アカウントのプロフィールページから電話を掛けられる通話アイコンが表示されるようになります。
また、リッチメニューに電話番号を設置することで電話を掛けることが出来るようになります。リッチメニューの設定画面から、「タイプ」のプルダウンメニューの「リンク」を選び、「tel:~(電話番号)」を記載するだけです。
② 電話番号の承認が必要なケース2|LINEコールでお店の電話に転送したいとき
「LINEコール」とは、LINE公式アカウントにユーザーが無料で電話を掛けることが出来るサービスです。通常はスマホやパソコンでLINEコールを受けますが、有料プランを利用すると店舗などの固定電話や担当者の携帯電話に、ユーザーからかかってきたLINEコールを転送することが可能になります。
その場合、転送先の電話番号が必要になります。転送先としてフリーダイヤルやナビダイヤルは使用できないので注意が必要です。
③電話番号の承認が必要なケース3|認証済アカウントに申請を行うとき
作成したばかりで何も申し込みをしていない状態の場合、作成したLINE公式アカウントのほとんどが「未認証アカウント」になっています。
もし今後LINE内に広告を出稿できる「LINE広告」を利用したり、友だち検索結果にLINE公式アカウントを表示させたりしたい場合は「認証済アカウント」に申請をする必要があります。
認証済アカウントは、LINEの審査基準をクリアできた信頼性のあるアカウントだけが取得することが出来ます。そのため、申請時に詳しいサービスや店舗などの情報を入力する必要があります。
この際、電話番号も必要になるのです。申請の意思確認や本人確認の際には、申込者の電話番号に電話が掛かってくることもあります。実際に利用していて確実に着信を受けられる電話番号を用意しておきましょう。
④電話番号の承認が必要なケース4|有料プランの支払いにクレジットカードを利用したいとき
何も申し込みをしていないLINE公式アカウントは「フリープラン」と呼ばれる無料で使えるプランに設定されています。
しかし、フリープランは1ヶ月に送信できるメッセージの通数が1,000通に制限されています。
友だち登録が増えてきてたくさんのメッセージを送信したい場合、月額5,000円で15,000通送信できる「ライトプラン」や15,000円で45,000通送信できる「スタンダードプラン」に切り替えなければいけません。
この月額費用の支払いにクレジットカードを利用したい場合、LINEアプリに電話番号が登録されている個人のLINEアカウントを、LINE公式アカウントに紐づけている必要があります。
支払い登録には個人アカウントの連携が必須になっているので、もし紐づけているアカウントがない場合は使用できるアカウントを用意をしておきましょう。
LINE公式アカウントの2つのアカウント作成方法
LINE公式アカウントの作成にはどのような情報が必要か知るために、ここでは作成方法について説明をしていきます。
LINE公式アカウントを作成するためには、まずLINE Business ID(以降LINEビジネスID)を作成する必要があります。
LINEビジネスIDとは、LINEのビジネス関連のサービスで共通して使用できるIDです。このLINEビジネスIDを用いて、公式アカウントを作成、以降ログインでも使用することになります。
LINEビジネスIDの作成方法は2通りあります。それぞれの方法を説明していきます。
もともと保有している個人のLINEアカウントに紐づける
LINEビジネスIDを作成する際、個人で使用しているLINEアカウントに紐づけて作成することができます。
その場合、LINEアカウントのメールアドレスとパスワードを入力した後に表示される番号を、普段使用しているスマホのLINEアプリに入力する二段階認証を行わなければいけません。
もし、スマホが使えないなどの理由で個人で使用しているLINEアカウントを紐づけたくても二段階認証を行えない場合は、次の項目で紹介するスマホアプリを必要としないメールアドレスを用いた方法でLINEビジネスIDの作成を行うようにしてください。
LINE公式アカウントの作成及びLINEビジネスIDの作成の具体的な手順は以下の通りです。
【LINEビジネスIDの作成の具体的な手順(個人のLINEアカウント紐付けの場合)】
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メールアドレスを用いる
先述の通り個人で使用しているLINEアカウントの二段階認証が行えない場合や、個人のLINEを紐づけたくない場合は、メールアドレスを用いてLINEビジネスIDを作成することが出来ます。作成に使用するメールアドレスは、登録用リンクを受信する必要があります。
LINE公式アカウントの作成及びLINEビジネスIDの作成の具体的な手順は以下の通りです。
【LINEビジネスIDの作成の具体的な手順(メールアドレスの場合)】
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LINE公式アカウントの2つのログイン方法
一度作成したLINE公式アカウントにログインする場合、作成したLINEビジネスIDを用いることになります。
また、すでに運用されているLINE公式アカウントにメンバーとして追加される場合も、LINEビジネスIDを用いてログインすることになります。
個人のLINEアカウントに紐づいている場合
個人のLINEアカウントに紐づいている場合は、個人のLINEアカウントに設定しているメールアドレスとパスワードを用いてログインすることが出来ます。
LINEビジネスID作成時と同様に、二段階認証が求められる場合もありますのでご注意ください。同じブラウザでログインをする場合、2回目からは二段階認証は不要になりますがcookieが削除されると再び認証を求められます。
ログインの手順は以下の通りです。
【LINE公式アカウントにログインする手順(個人のLINEアカウント紐付けの場合)】
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メールアドレスを用いている場合
LINEビジネスID作成時にメールアドレスを用いている場合は、LINE公式アカウントのログインでもメールアドレスを使用することになります。
ログインの手順は以下の通りです。
【LINE公式アカウントにログインする手順(メールアドレスの場合)】
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もしログインパスワードが分からなくなった場合は、「パスワードをリセット」を押して使用したメールアドレスを入力することでパスワードの再設定用メールが送られます。そのリンクをクリックして、パスワードを再設定してください。
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