LINE公式アカウントのリッチメニューを充実させる無料ツールの使い方!素材サイト一覧も

LINE公式アカウントのリッチメニューを充実させる無料ツールの使い方!素材サイト一覧も

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「LINE公式アカウントのリッチメニューを無料で充実させたい」
「リッチメニューを作れるおすすめツールを知りたい」
「アイコンに使える素材を見つけたい」

このようなお悩みを抱えているサイト運営担当者も多いのではないのでしょうか。

LINE公式アカウントのトーク画面下部に表示されるリッチメニュは、ユーザーに視覚的に情報を伝えられる便利な機能です。
そのため、リッチメニューの作成にはLINE公式アカウントにぴったりの画像やアイコンを用意しなければいけません。

ここでは、リッチメニューが作成できる便利な無料ツール、画像・イラスト・アイコンの素材サイト、各ツールの使い方を解説していきます。

DMMチャットブーストではLINE公式アカウントに関する記事もございますので、ぜひご覧ください。

DMMチャットブーストforEC

LINE公式アカウントのリッチメニューとは?

リッチメニューとは、LINE公式アカウントのトーク画面下部に表示される「タイル状のメニュー」のことを指します。

コンテンツをトーク画面に固定できるため、「LINE公式アカウントの顔」となる部分です。SNSアカウントやWebページ、クーポン画面など、コンテンツへの誘導に最適のツールと言えるでしょう。

LINE公式アカウントのリッチメニュー作成に使える無料ツール3つ!

LINE公式アカウントのリッチメニューの作成には、アカウントに合った画像やアイコンを準備する必要があります。
画像の準備には、LINE公式が配布しているテンプレートガイドが便利です。

ここでは、テンプレートガイドをダウンロードできるLINE公式の「イメージメーカー」と、画像の作成に便利な無料ツールをあわせて3つ紹介します。

【無料】LINE公式アカウントのリッチメニュー作成ツール1|LINE公式イメージメーカー

引用:LINE公式アカウント管理画面

LINE公式による「イメージメーカー」は、LINE公式アカウントの管理画面内からリッチメニューを作成する際に使用することができます。リッチメニューに合わせたサイズの画像を所持していなくても、イメージメーカー上で画像を切り取ったり組み合わせたり、文字や枠線を挿入することができます

イメージメーカーの利用にあたっては、別途料金は発生しません。またアカウントの種類やプランの有料・無料に関係なく、利用することができます。

イメージメーカーの使用手順

イメージメーカーは、以下の手順で使用します。

1.LINE公式アカウントのWeb管理画面を開き、「ホーム」の「トークルーム管理」から「リッチメニュー」をクリックします。

引用:LINE公式アカウント管理画面

2.リッチメニュー」画面右上にある「作成」をクリックします。

引用:LINE公式アカウント管理画面

3.コンテンツ設定」内の「テンプレートを選択」をクリックし、
表示されたダイアログから作成したいリッチメニューのテンプレートを選び「選択」をクリックします。

引用:LINE公式アカウント管理画面

リッチメニューのテンプレートガイドをダウンロードしたい場合は「デザインガイド」をクリックします。

リッチメニュー用画像の説明内にある「テンプレートをダウンロード」をクリックすると、
デザイン用のテンプレートがまとまったZIPファイルをダウンロードすることができます。必要に応じてダウンロードをしてください。

引用:LINE公式アカウント管理画面

4.選択したテンプレートの下にある「画像を作成」をクリックします。

引用:LINE公式アカウント管理画面

5.ここで表示される画像作成画面が「イメージメーカー」になります。
画面右側に選択しているマスの編集を行うことで、左側でリッチメニュー全体のプレビューをしながら編集が可能です。

編集が終わったら「ファイルに保存」を選ぶことで、作成した画像をダウンロードすることができます。
「ファイルに保存」をせずに画面右上の「適用」をクリックした場合、画像を保存することが出来なくなりますのでご注意ください。

引用:LINE公式アカウント管理画面

【無料】LINE公式アカウントのリッチメニュー作成ツール2|Canva 

引用:https://www.canva.com/ja_jp/

Canvaは、Webブラウザ上で利用することが出来る無料のデザインツールです。
豊富なテンプレートや画像が用意されており、素材を組み合わせるだけで本格的なデザインを作成することができます。

LINEのリッチメニューも豊富な種類のテンプレートが用意されています。
これらをそのまま使ったり、自分の画像をアップロードして使うことで、簡単にオリジナルのリッチメニュー用画像の作成が可能です。

一部のテンプレートや画像は有料で提供されていますが、無料でも使用することが出来る画像やテンプレートもたくさん用意されています。リッチメニュー用の画像を作成するだけであれば、無料でも充分に利用が可能です。

Canvaの使用手順

Canvaはスマートフォン向けのアプリでも利用することができますが、ここではWebブラウザ上での使用手順について解説していきます。また、無料の場合は会員登録をせずに利用することも可能です。

1.Canvaのトップページにアクセスします。

CanvaのURL:https://www.canva.com/ja_jp/

トップページにある検索フォームに「LINE」と入力すると、「LINEリッチメニュー表」と表示されるので、その中から作成したいサイズを選択します。

引用:https://www.canva.com/ja_jp/

2.画像編集の画面が表示されます。左側にテンプレートが表示され、選択すると右のキャンパスで編集が可能になります。

引用:https://www.canva.com/ja_jp/

3.選択したテンプレートの文字や画像、フォントなどの編集が終わったら画面右上にある「ダウンロード」をクリックします。

引用:https://www.canva.com/ja_jp/

4.「ファイルの種類」はPNGのまま、「ダウンロード」をクリックすると、端末に作成した画像が保存されます。

引用:https://www.canva.com/ja_jp/

【無料】LINE公式アカウントのリッチメニュー作成ツール3|Pixlr

引用:https://pixlr.com/jp/

Pixlrも、Webブラウザで利用できる無料のデザインツールです。
Pixlr E」と「Pixlr X」の2種類から好きな方を選んで利用できます。「Pixlr E」は画像編集の上級者向けの本格ツール、「Pixlr X」は初心者でも簡単に利用できる機能を絞った簡易ツールです。

PixlrにはLINEのリッチメニュー用のテンプレートは用意されていないため、自分で画像サイズを指定するか、LINE公式のリッチメニュー用テンプレートを読み込んで作成する必要があります。

基本機能は無料で利用することができますが、一部の細かな画像編集機能は有料のプレミアム会員のみに提供されています。
無料の範囲でも充分にリッチメニュー用の画像作成は可能です。

Pixlrの使用手順

Pixlrは、無料の場合は会員登録をせずに利用することが可能です。
ここでは、事前にダウンロードしたLINE公式のリッチメニュー用テンプレートを使って手順を説明していきます。

1.Pixlrのトップページにアクセスします。

PixlrのURL:https://pixlr.com/jp/

「Pixlr E」と「Pixlr X」のどちらかを選択します(ここでは「Pixlr X」を選択して説明します)。 

引用:https://pixlr.com/jp/

2.画像を開く」をクリックし、表示されたダイアログから事前にダウンロードしておいたテンプレートを選択します。 

引用:https://pixlr.com/jp/

3.右にあるメニューからレイヤーを新規作成し、リッチメニューにしたい画像を選択します。

引用:https://pixlr.com/jp/

4.テンプレートを参考にしながら、テンプレートの上に載せていく形で画像の追加や加工を行います。
画像の追加はレイヤーから、各種加工は左の編集メニューから行います。

引用:https://pixlr.com/jp/

5.画像の作成が終わったら、画面下部の「保存」をクリックします。

引用:https://pixlr.com/jp/

6.PNGを選んで「SAVE AS」をクリックすると保存のダイアログが表示され、画像をダウンロードすることができます。

引用:https://pixlr.com/jp/

LINE公式アカウントのリッチメニュー作成に使える無料画像サイト一覧

LINE公式アカウントのリッチメニュー作成には、アカウントのイメージに合わせた画像を準備しなければいけません。
ここでは、リッチメニュー作成に使える、無料の画像サイトを紹介します。

どのサイトも必ずサイトの利用規約を読み、その範囲内で素材を利用してください。

【無料】LINE公式アカウントのリッチメニュー作成の画像サイト1|写真AC

引用:https://www.photo-ac.com/

写真ACはメールアドレスを登録して会員になることで、無料で写真素材をダウンロードできるサイトです。
商用利用や加工もOKなので、リッチメニューだけではなく、ブログやWebサイトの素材としても安心して利用できます。

人物や風景、物、シチュエーションなど画像は多岐に渡ります。
国内の人物モデルや場所が豊富なことも特徴のひとつです。

ダウンロードできる画像サイズは「small」「medium」「large」の3種類になります。
無料会員は、mediumとlarge、およびPSDファイルは一日に1点しかダウンロードができません

他にも、無料会員の場合は一日のダウンロード数が9点まで、検索回数が4回までなどの制限があります。
制限を超えて利用したい場合は、回数制限のあるものは数日に分けて利用するか、有料会員への登録や素材の購入が必要です。

保存できる画像サイズ small、medium、largeの3種類
(それぞれのサイズは素材によって異なる)
画像のDL形式 JPEG、PSD

【無料】LINE公式アカウントのリッチメニュー作成の画像サイト2|Pixabay

引用:https://pixabay.com/ja/

Pixabayは、ライセンスが放棄された著作権フリーのコンテンツを集めたサイトです。
写真だけではなく、イラストやベクター素材、動画や音楽などさまざまな種類のコンテンツを利用することができます。

基本的に無料で利用することができますが、一部外部サイトの有料素材も検索に表示されてしまいます。
また、無料の素材であっても素材ごとに利用条件が異なるため、ダウンロードの前に利用条件の確認が必要です。

画像サイズは小さいものから順に横が「640px」「1280px」「1920px」「6000px以上」の4種類をダウンロードすることができます。一日のダウンロード数に上限はありません

ユーザー登録をせずに利用することができますが、会員登録をして写真素材をアップロードすることで広告なしでサイトを使用できるようになります。

保存できる画像サイズ 横640px、1280px、1920px、6000px以上の4種類
画像のDL形式 JPEG、PNGなど

【無料】LINE公式アカウントのリッチメニュー作成の画像サイト3|Unsplash

引用:https://unsplash.com/

Unsplashは、海外のフリー写真素材サイトです。プロのカメラマンが撮影したクオリティの高い写真を無料で利用することができます。ただし、海外のサイトのため日本語で画像を検索したり、サイトを使用することができないので注意が必要です。

ダウンロードできる画像サイズは小さいものから順に、「Small(横640px)」「Medium(横1920px)」「Large(横2400px)」「Original Size(素材により異なる)」の4種類です。

会員登録をすることでお気に入りの写真を「Likes」としてブックマークすることができます。
アプリ版もあるため「アプリで写真を確認してLikesに保存した画像をパソコンでダウンロードする」という使い方も可能です。

保存できる画像サイズ Small(横640px)、Medium(横1920px)、
Large(横2400px)、Original Size(素材により異なる)の4種類
画像のDL形式 JPEG

【無料】LINE公式アカウントのリッチメニュー作成の画像サイト4|Girlydrop

引用:https://girlydrop.com/

Girlydropは、個人が運営しているフリーの写真素材サイトです。
その名の通り、ガーリーな可愛らしい人物や風景、イベントなどの写真素材が豊富に用意されています。また、あらかじめ写真に色調補正などの加工が施されているため、ダウンロードをしてすぐに使用可能です。

ユーザー登録の必要が無くどの画像も無料で利用することができますが、検索結果には一部有料素材サイトの画像も表示されます。
ダウンロードの画像サイズを選択することはできません。最大サイズは2048pxに設定されています。

保存できる画像サイズ 最大2048px
画像のDL形式 JPEG

 

LINE公式アカウントのリッチメニュー作成に使えるイラスト素材サイト一覧

LINE公式アカウントのリッチメニューには、写真だけではなくイラストやアイコンを用いることも効果的です。
便利に利用できるイラストやアイコンの素材サイトを紹介します。

【無料】LINE公式アカウントのリッチメニュー作成のイラスト素材サイト1|イラストAC

引用:https://www.ac-illust.com/

イラストACは、写真ACと同じ運営元によるイラスト素材のサイトです。
季節やイベントなどさまざまなジャンルのイラストが豊富に提供されています。

アイコンとして提供されている画像の他にも、ワンポイントで使える画像やフレームなどのイラスト素材が充実しているので、リッチメニューの作成に最適です。写真ACの姉妹サイトのため、利用規約や会員の種別等は写真ACと同じです。

会員登録が必須で、無料の場合は一日に9点までダウンロード可能、検索回数は4回までとなってます。
ダウンロードできる画像サイズは素材により異なります。無料会員は、AI/EPSファイルは一日に1点しかダウンロードができません

保存できる画像サイズ 素材により異なる(推奨サイズは1600px×1200px)
画像のDL形式 JPEG、PNG、AI/EPS

【無料】LINE公式アカウントのリッチメニュー作成のイラスト素材サイト2|ICOOON MONO

引用:https://icooon-mono.com/

ICOOON MONOは、モノクロで描かれたアイコン画像をダウンロードできるサイトです。
6000種類以上のアイコンが用意されており、どんな業種やサービスにも対応できる種類の豊富さと、使いやすいシンプルさが特徴です。

サイズは16pxから512pxまで7種類から選んでダウンロードすることができます。
また、会員登録不要ですべての画像素材を無料で利用することが出来ます。ダウンロードやサイズの使用制限はありません。

保存できる画像サイズ 16px、32px、48px、64px、128px、256px、512px
画像のDL形式 JPEG、PNG、SVG

【無料】LINE公式アカウントのリッチメニュー作成のイラスト素材サイト3|FLAT ICON DESIGN

引用:http://flat-icon-design.com/

FLAT ICON DESIGNは、シンプルで洗練されたフラットデザインのアイコン画像をダウンロードできるサイトです。
画像は「PC・ビジネス系」「日用品・生物など」「イベント・エンタメ」「健康・料理・食品」「交通・地図」の5つのカテゴリーに分かれており、欲しい画像だけではなく関連した画像も探すことができます。

正方形で完成されているアイコンのため、リッチメニューのボタンとしても使いやすいデザインになっています。
サイズは、16pxから512pxの6種類から選ぶことができます。
運営元が同じICOOON MONOと同様、会員登録不要ですべての画像素材を無料で利用可能で、ダウンロードやサイズの制限がありません。

保存できる画像サイズ 16px、32px、64px、128px、256px、512px
画像のDL形式 JPEG、PNG、AI、EPS、SVG

【無料】LINE公式アカウントのリッチメニュー作成のイラスト素材サイト4|Icons – Google Fonts

引用:https://fonts.google.com/icons

Google Fontsは、インターネット上からフォントファイルを読み込みWebサイトに表示させるWebフォントのサービスです。
その中でもアイコンに特化しているサイトがこのIcons - Google Fontsになります。

通常Google FontsはCSSを使ってWebサイト上にアイコンを表示させるのですが、
このアイコンを画像としてダウンロードすることが可能です。

同じアイコン素材も、「Outlined(線だけのもの)」、「Filled(塗りつぶされたもの)」、「Rounded(丸みのあるもの)」、「Sharp(シャープなもの)」、「Two tone(2色のもの)」の5種類用意されています。

アイコンの色を黒と白から選び、画像サイズを18dp(1dp=1px)から48dpの中からダウンロードすることができます
Google Fontsの利用は会員登録が不要で、すべて無料で利用可能になっています。

保存できる画像サイズ 18dp、24dp、36px、48px(1dp=1px)
画像のDL形式 PNG、SVG

 

LINE公式アカウントのリッチメニューのサイズについて

LINE公式アカウントのリッチメニューを作成するためには、リッチメニューの画像サイズを理解しておく必要があります。
リッチメニューはトーク画面の3分の1ほどに大きく表示される「大(Large)」サイズと、コンパクトに表示される「小(Compact)」サイズの2種類があります。好きな方を選んで設定することができます。

大(Large)のイメージ

小(Compact)のイメージ

大サイズ、小サイズどちらの場合も、リッチメニューに設定できる画像のサイズは3種類あります。
それぞれのサイズの目的に合わせて、画像を作成します。

Large 高解像度な液晶端末向けのサイズ。
大きな画像のため細かいところまで綺麗に見えるが、読み込みに時間がかかることもある。
Medium 普通のスマートフォン端末向けのサイズ。
Small 画像が小さいぶん軽くて読み込みが速いサイズ。高解像度な液晶で見た場合、画像が荒く見えることもある。

大サイズ、小サイズそれぞれに「Large」「Medium」「Small」があるため、リッチメニューに使用できる画像サイズは全部で6パターンになります。

画像サイズ 大(Large) 小(Compact)
Large 2,500px × 1,686px 2,500px × 843px
Medium 1,200px × 810px 1,200px × 405px
Small 800px × 560px 800px × 270px

なお、リッチメニューの背景として対応可能な画像形式とサイズは以下の通りです。
作成したいリッチメニューに合わせたサイズで、以下の画像形式およびファイルサイズを守って画像を用意するようにしましょう。

画像の形式 JPEGもしくはPNG
最大ファイルサイズ 1MB

 

DMMチャットブーストではLINE公式アカウントの使い方に関する記事もございますので、ぜひご覧ください。

LINE公式アカウントのリッチメニューを作成してみよう!

LINE公式アカウントのリッチメニューは、視覚的に情報を伝えられる重要な要素です。
無料のツールや素材サイトを使って、オリジナルのリッチメニューを作成してみましょう。

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DMMチャットブーストではLINEリッチメニューに関する記事もございますので、ぜひご覧ください。

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