LINE公式アカウントには「認証済アカウント」と「未承認アカウント」の2種類があることをご存知でしょうか。
多くの企業がLINEを活用する際に公式アカウントを取得すると思います。LINEをビジネス活用するうえで、認証済アカウントはさまざまなメリットがあるため、取得は必須です。
そこで今回は、LINE認証済アカウントの内容、スタートするメリット、申請方法についてお伝えします。
DMMチャットブーストでは👉LINE公式アカウントに関する記事もございますので、ぜひご覧ください。
LINE認証済アカウントとは?
LINE公式アカウントには、誰でも利用できる「未認証アカウント」と、LINEの審査をクリアした法人のみが利用できる「認証済アカウント」の2種類のアカウントがあります。
未認証アカウントは個人や法人問わず誰でも利用できる代わりに、認証済みアカウントと異なり「検索結果にアカウントが表示されない」など一部の機能に制限があります。
それぞれのアカウントの違いを以下の表にまとめました。
未認証アカウント | 認証済アカウント | |
アカウントの違い |
|
|
料金の違い | どちらを利用しても料金の違いはない |
アカウントを新規作成した状態では、未認証アカウントになっています。認証済アカウントにしたい場合は申請を行う必要があります。
LINE認証済アカウントを取得するメリット5選
ここでは認証済アカウントにするメリットを紹介します。
LINE認証済アカウントを取得するメリット1|LINEアプリ内で検索の対象になれる
LINEは2021年6月末時点の調査で、日本で約8,900万人が利用しているという結果が出た人気のSNSです。LINE公式アカウントを運用すればより多くの人に認知してもらえ、コミュニケーションを取れる可能性も高まります。
しかし、それだけ多くのユーザーがいるということは、競合を含め自社以外の多くの企業もまた公式アカウントの運用を行っていることにほかなりません。そのため、単純に公式アカウントを取得しただけでは認知拡大は難しいでしょう。
そこで、重要となるのがアプリ内検索です。検索結果に表示されれば、それだけでも見つけてもらえる可能性が高まります。認証済アカウントのメリットの1つめは、LINEアプリ内の「友だち」検索の結果に表示される点です。
LINE認証済アカウントを取得するメリット2|販促用のポスターがダウンロードできる
引用:LINE公式アカウント管理画面
2つめのメリットは、販促用ポスターのダウンロードが可能になる点です。これは特に小売店や飲食店など店舗型ビジネスを行っている企業にとって大きなメリットといえます。
なお、2021年10月1日より未認証アカウントからでもポスターの作成が可能になりました。
しかし、LINE公式キャラクターがデザインされたポスターは認証済アカウントでのみ作成可能です。
LINEキャラクターを使った店舗用のポスターをダウンロードして店舗内に掲示すれば、店舗に訪れたお客様に対して友だち登録を促せるようになるでしょう。
LINE認証済アカウントを取得するメリット3|支払い方法に「請求書決済」が追加される
LINE公式アカウントには無料プランのほかに2つの有料プランが用意されています。無料プランであっても使える機能自体は有料プランと変わりません。しかし、友だちが増えメッセージ配信数が増えると無料プランでは対応が難しくなります。
そこで有料プランへの切替を行った場合、支払い方法が未認証アカウントは「LINE Pay(クレジットカード)」「クレジットカード」と基本的にクレジット決済のみです。
個人であればクレジット決済だけでも問題ないかもしれませんが、企業の場合は請求書決済ができないと利用できないといったケースもあるでしょう。その際、認証済アカウントであればクレジット決済に加えて「請求書払い」も可能になります。これも認証済アカウントの大きなメリットです。
LINE認証済アカウントを取得するメリット4|「友だち追加広告」の利用が可能になる
引用:LINE公式アカウント管理画面
LINEで友だちを増やすには検索結果に表示されるのも重要ですが、それだけでは検索されない限り見つけてはもらえません。そのため、待ちの施策に加えて企業側から仕掛けていく必要があります。
そこで、大きな効果を発揮するのが認証アカウントの4つめのメリットである、「友だち追加広告」です。この広告はLINEのトーク画面やタイムライン、LINE NEWS上に表示される友だち追加を案内する広告で、LINEユーザーにのみ表示させられます。
費用も友だちを獲得した時のみのため、閲覧やクリックだけでは費用が発生しません。できるだけコストを抑え、友だち獲得を目指すには欠かせない広告といえるでしょう。
LINE認証済アカウントを取得するメリット5|認証済アカウントのバッジが付与される
LINEの審査を通過し、認証済アカウントを取得すると、認証済アカウントバッジが付与されます。このバッジはアカウント名の前に表示されるため、ユーザー側から見てもわかりやすく、信頼性の証となるでしょう。
引用:linebiz.com
ちなみに、バッジは色で区別できるようになっていて、未認証アカウントはグレー、認証済アカウントは紺です。
また、それ以外に緑色のプレミアムアカウントがあります。これは認証済アカウントのなかでさらに審査を経て取得できるアカウントですが、利用者側からの申請は行えません。
LINE認証済アカウント申請方法
ここでは、LINE認証済アカウントの申請方法から取得するまでの流れを説明します。認証済アカウントは、パソコン・スマートフォンどちらの管理画面からでも申請可能です。
以下の項目の入力が必要になるため準備しておきましょう。
・アカウント名 ※20文字以内 ・業種・申込みタイプ(大業種・小業種、店舗など) ※50文字以内 ・店舗/施設情報(店舗名、住所、電話番号、店舗サイトもしくはECサイト、各種SNSなどのURL) ・会社情報(会社名、住所、電話番号、自社サイトのURL) ・申し込み者情報(申込者氏名、所属部署、連絡先電話番号、メールアドレス) |
PCでLINE認証済アカウントを申請する方法
①管理画面右上の「設定」をクリックします。
引用:LINE公式アカウント管理画面
②「設定」画面が開いたら、「アカウント設定」の中にある「アカウント認証リクエスト」をクリックします。
引用:LINE公式アカウント管理画面
③アカウント認証リクエストの画面が開いたら、必要事項を入力し「確認する」をクリックすれば申請完了です。
引用:LINE公式アカウント管理画面
スマホでLINE認証済アカウントを申請する方法
①ホーム画面に表示されているアカウント名をタップします。
引用:LINE公式アカウントアプリ
②「情報の公開」にある「認証ステータス」をタップします。
引用:LINE公式アカウントアプリ
③「アカウント認証をリクエスト」をタップします。
引用:LINE公式アカウントアプリ
④認証に必要な情報を入力し、「確認する」をタップします。
引用:LINE公式アカウントアプリ
LINE認証済アカウントの審査基準
審査の基準となるのは以下の5つの項目です。
1. LINEユーザーの不利益につながる可能性がないか 2. 法令における規制の有無と規制内容に抵触するものでないか 3. 利用規約第18条「禁止行為」各号に該当するおそれがないか 4. 当社が独自に定める審査基準を満たすか否か 5. 当社の事業へ悪影響を及ぼす、あるいは当社の信用を損なうものでないか |
引用:https://www.linebiz.com/jp/column/technique/20190829/
これ以外の明確な審査基準は明かされていません。一般的な常識を守れることが条件です。
LINE認証済アカウントを申請する際の注意点4つ
ここでは申請した際の注意点を紹介します。
注意点①審査には時間がかかる
審査には通常5~10営業日ほどかかり、結果はメールで届きます。
審査期間中は未認証アカウントとして、LINE公式アカウントを利用することができます。
注意点②アカウント名は変えられない
一度申請するとアカウント名は変更することが出来ません。
申請の際に正しい情報を入力するように注意しましょう。
注意点③必要事項の入力はミスできない
認証済アカウントを取得するには、必要事項の全てを不備なく・正しく入力しなければなりません。
特に、申込者情報のメールアドレス、電話番号、氏名は必ず確認しましょう。申請後、本人確認を行う場合があり、その際に申込者につながらないと審査に落ちてしまう場合があります。
審査に落ちてしまった場合、再申請は可能ですが、その際には「利用規約やガイドライン違反がないか」「審査時の電話やメールの対応は適切であったか」などに注意したうえで再申請を行いましょう。
注意点④ガイドラインに沿わない場合は申請が不可
公式アカウントを取得していても、「出会い」「アダルト」「連鎖販売取引」などLINE側の判断でアカウントの提供を認めないケースもありえます。
詳しくは、「LINE公式アカウントガイドライン」の確認をおすすめします。
LINE認証済アカウントを取得したらより効率的な使い方も検討しよう
認証済アカウントの審査を通過すれば、晴れて認証済アカウントとしてこれまで以上にLINE公式アカウントの運用がしやすくなり、友だちも増やせるでしょう。
ただし、友だちが増えてくると難しくなるのが迅速な対応と適切なコミュニケーションです。そこで、おすすめしたいのがDMMチャットブーストforECです。
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DMMチャットブーストでは👉LINE公式アカウントの作り方に関する記事もございますので、ぜひご覧ください。