「LINE公式アカウントを複数作る方法が知りたい」
「設定するときの注意点を知りたい」
「複数アカウントの効果的な使い方を知りたい」
ビジネスでLINE公式アカウントを運用する中で、そう思ったことはありませんか?
LINE公式アカウントを複数作れば、ターゲットごとに分けて運用できたり、事業ごとに分けて運用できたりします。
特に、顧客数が増えてきた企業の方やさまざまな事業を展開している企業の方は、複数アカウントを活用することでメリットが多く生まれます。
この記事では、複数のLINE公式アカウントを開設する方法、メリット・デメリットについて解説します。
DMMチャットブーストでは👉LINE公式アカウントに関する記事もございますので、ぜひご覧ください。
LINE公式アカウントを複数作成は可能?
LINE公式アカウントでは、同じ企業でも複数アカウントの作成が可能です。
まずは、アカウント数の制限や、どの様な作り方があるのかについて紹介します。
LINE公式アカウントは最大100個作れる
前述したとおり、LINE公式アカウントは複数アカウントを作成ができ、それぞれを別のアカウントとして運用ができます。
未認証なのか、認証済みなのかは関係なく、LINEビジネスID1つにつき100アカウントまで作ることが可能です。
アカウントをたくさん作ると、管理が大変になるのではないかと思われるかもしれませんが、
それぞれアカウントごとに管理するメンバーを増やすこともできるので、分担して管理すれば問題ないでしょう。
作り方は3パターン
複数LINE公式アカウントの作り方は以下の3パターンがあります。
・パソコンからアカウント作成する
・LINEアプリからアカウント作成する
・LINE公式アカウントの管理アプリからアカウント作成する
パソコンからアカウントを作成する場合、ビジネスアカウントも複数作成しなければならず、メールアドレスをたくさん用意するなどの手間がかかってしまいます。そのため、その他のスマホアプリを使ったアカウント作成方法がおすすめです。
簡単な複数LINE公式アカウントの作り方
LINE公式アカウントを複数作成するには、3つの作り方があります。
パソコンから作成する方法は手順が多く手間がかかるため、LINEアプリまたは、LINE公式アカウントの管理アプリから作成する方法がおすすめです。
以下にて、それぞれの作り方を紹介します。
LINEアプリからの作り方
LINEアプリを使ってLINE公式アカウントを複数作成する手順を紹介します。
1.LINEアプリを開き、「VOOM」を選択
2.右上の自分のアイコンをタップ
引用:LINEアプリ
3.「公式アカウント作成・連携」をタップ
引用:LINEアプリ
4.既にアカウントを持っている方は先に連携して、手順の9へ進みます。
まだ1つも持ってない方、連携したくない方は「アカウント作成」をタップ
5.「アカウント名」と、業種に当てはまる「カテゴリー」を選択
6.「アカウントを作成」をタップ
7.情報利用に関する同意についてを読んだら、「同意する」をタップ 8.アカウント作成が完了します。
9.また別のアカウントを作成したい場合は、手順3の画面で「+」のアイコンを押すと追加アカウントを作成可能です。
LINE公式アカウント管理アプリからの作り方
LINE公式アカウントの管理アプリからも複数アカウント作成が可能です。
アプリのダウンロードがまだであれば、以下からダウンロードして、手順へ進んでください。
【LINE公式アカウントの管理アプリダウンロードURL】
iOS:https://apps.apple.com/jp/app/line/id1450599059
Android:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.linecorp.lineoa&hl=ja
1.LINE公式アカウントの管理アプリを開いてホーム画面左上のメニュー(三本線)をタップ
引用:LINE公式アカウント管理画面
2.アカウントリストが出てくるので、下部にある「+アカウントを作成」をタップ
引用:LINE公式アカウント管理画面
3.アカウント作成画面で「アカウント名」、「業種」、「メールアドレス」を入力する
4.最下部の「確認」をタップして完了
パソコンからの作り方
パソコンからもLINE公式アカウントの複数作成は可能ですが、手順が多く、アカウント取得のためにメールアドレスが複数必要になるため、スマホアプリから作成する方法の方がおすすめです。
どうしてもパソコンから作成したい場合は、以下の手順を参考にしてください。
1.LINE公式アカウントのログイン画面で「アカウントの作成」をクリック
ログインURL:https://account.line.biz/login?redirectUri=https%3A%2F%2Fmanager.line.biz%2F
引用:LINE公式アカウント管理画面
2.「メールアドレスで登録」をクリック
引用:LINE公式アカウント管理画面
3.登録したことがないメールアドレスを入力し、「登録用のリンクを送信」ボタンをクリック
引用:LINE公式アカウント管理画面
4.入力したメールアドレスに、URLが届くので開く
5.「名前」と「パスワード」を入力し、「私はロボットではありません」にチェックし、「登録」をクリック
引用:LINE公式アカウント管理画面
6.手順1のログイン画面に戻り、「ビジネスアカウントでログイン」からログインし、必要事項の登録をすれば、作成完了
複数のLINE公式アカウントを作る3つのメリット
LINE公式アカウントをアカウントを複数作るメリットはいくつかあります。
LINE公式アカウントをより効率的に運用したいと考えている方は、以下で紹介するメリットを踏まえて、複数アカウントの作成を検討してみてください。
複数のLINE公式アカウントを作るメリット1|顧客対応の管理がしやすくなる
顧客が増えてくると、LINE公式アカウントの友だち数も増えてきます。
あまり多くなると、個別チャットの対応など、管理が難しくなるので、複数アカウントに分けて管理しておくと便利です。
また、店舗や事業が複数ある場合、1つのアカウントでまとめて運用すると、迅速な対応や適切な管理がしにくくなります。
店舗ごとや事業毎に別々のアカウントを作っていれば、それぞれの担当者が適切に対応が可能になり、効率的です。
さらに、LINE公式アカウントは1つのアカウントで複数の端末からログインができ、複数人での管理も可能なので、自社の状況に応じた管理体制がとれます。
複数のLINE公式アカウントを作るメリット2|ブロック防止ができる
LINE公式アカウントの複数作成は、ブロック防止にも効果的です。LINE公式アカウントは、友だち追加してくれた人が配信内容や対応に満足できなかった場合、ブロックされてしまう可能性があります。そのため、LINE公式アカウントを運用していく中で、ブロック防止対策は必要不可欠です。
ブロックされてしまう原因は、友だちにとって必要な情報が提供できてないことが挙げられます。友だち追加してくれているユーザーが増えれば増えるほど、全員に合う情報の提供は難しくなり、それだけブロックされる可能性が上がってしまいます。
そこで、事業や対応内容ごとに複数アカウントを使い分けて集客をすれば、あらかじめ友だちを属性ごとに分けれるので、適切な情報を提供しやすくなります。属性やターゲットごとにアカウントをうまく使い分けることで、友だちが減るリスクを軽減し、効果的な運用ができます。
複数のLINE公式アカウントを作るメリット3|コストを抑えて運用できる
LINE公式アカウントを無料で使える「フリープラン」は、アカウント毎に1,000通までメッセージ配信が可能です。
そのため、複数アカウントを作成して友だち数を分散しておけば、それぞれで1,000通配信できるため、有料プランに変更しなくても運用できます。
事業や店舗が分かれていない企業でも、友だち数が増えてきた場合などにアカウントを複数使いこなすことで、運用コストを抑えられるメリットがあります。
複数のLINE公式アカウントを作る3つのデメリット
LINE公式アカウントを複数作成し、分担して運用するとメリットもありますが、逆にデメリットもあります。
以下では、主な3つのデメリットについて解説します。
複数のLINE公式アカウントを作るデメリット1|配信数によっては割高になる
LINE公式アカウントを複数運用すると、配信メッセージ数によっては逆に割高になってしまうことがあります。
まずは下記の料金プランをみてください。
フリープラン | ライトプラン | スタンダードプラン | |
月額費用 | 無料 | 5,000円 | 15,000円 |
無料メッセージ数 | 1,000通 | 15,000通 | 45,000通 |
追加メッセージ料金 | 不可 | 5円/通 | ~3円/通 |
LINE公式アカウントの「フリープラン」では、1,000通まではメッセージ配信が無料ですが、それ以上の追加はできません。
そのため、メッセージ数を増やすためには、さらにアカウントを増やすか、それぞれ有料プランにする必要があります。
有料プランにした場合、下記のような状況で複数のアカウントに分けると、月額が倍になってしまいます。
【毎月のメッセージ配信数が14,000通のアカウントを、月7,000通として2つのアカウントに分ける場合】
・14,000通のアカウントが1つの場合:ライトプラン固定費5,000円のみ
・7,000通のアカウントが2つの場合:2つ分のライトプラン固定費で10,000円
このように、同じ配信数でも複数のアカウントに分けたことで料金が割高になってしまうことがあるので注意してください。
アカウントを複数運営する前に、LINEが提供する「通数費用シミュレーター」で自社に合う料金プランを一度確認しておくのがおすすめです。
複数のLINE公式アカウントを作るデメリット2|運用の手間が増える
アカウントが複数あるということは、それだけ運用に手間がかかるということになります。
そのため、あらかじめ運用体制を整えておかないと、アカウントを複数作成したものの、手が回らないという状態になってしまいます。
アカウントごとに担当者を決めておくことや、1つのアカウントに複数の担当者を配置することで対策を立てておきましょう。
また、運用を自動化できる「DMMチャットブースト」などの外部ツールの導入も、複数アカウントの管理にかかる手間を軽減できます。
複数のLINE公式アカウントを作るデメリット3|複数のアカウントで集客が必要
複数アカウントを運用すると、それぞれのアカウントで集客しなければなりません。また、1つだけのアカウントと比べると、それぞれのアカウントに顧客が分散されるため、「友だち数が少ないアカウント」と思われてしまうデメリットもあります。
集客の手間や印象を悪く見せないためには、「1つのアカウントで友だち数が増えてきたら、別のアカウントに属性ごとに誘導する」などの方法があります。
自社の状況に応じて、集客方法を検討することも大事です。
LINE公式アカウントを複数運用する際の手間を軽減するには
複数のアカウント運用は、アカウントの数だけ手間がかかります。
そこで、手間を軽減する方法として、チャットボットツールの「DMMチャットブースト」を紹介します。
DMMチャットブーストの導入がおすすめ
複数のアカウント運用では、それぞれのアカウントで顧客対応やマーケティング分析の管理が必要ですが、「DMMチャットブースト」なら、LINE公式アカウントの運用を自動化することができます。チャットボット機能による顧客対応の自動化や、予約配信機能を使えば、少ない人数でも管理しやすくなります。
また、「URLクリック測定」や「ユーザー分析機能」などの分析機能も充実しており、個別対応や全体配信に活かすことで、効果的な運用ができます。
複数アカウント作成しなくてもターゲットを分けられる
「DMMチャットブースト」には、高性能なセグメント配信機能もついており、ターゲットを分けた効果的な配信が可能になります。
そのため、複数アカウントを作成しなくても、属性やグループごとに友だちを管理することが可能です。
また、流⼊経路別に友だち追加URLを発⾏し、友だち追加の際にそれぞれ任意のタグを付与できる「流⼊経路分析URL」の機能も利用できるため、より詳しく属性管理ができるようになります。
複数のLINE公式アカウントはスマホアプリを使った作り方がおすすめ
LINE公式アカウントを複数作成するには、パソコン・スマホのどちらからでも可能です。
ただし、パソコンから作成する場合は、アカウントの数だけメールアドレスが必要になるので、スマホのLINEアプリか、LINE公式アカウントの管理アプリから作成するのがおすすめです。複数アカウントの運用には、メリット・デメリットがありますので、しっかり把握した上で、自社に合う運用方法を選んでください。
また、LINE公式アカウントの運用の手間を軽減させるために、「DMMチャットブースト」の導入も検討してみてください。
顧客対応の自動化や高度な分析機能は、運用の手間を軽減させるだけでなく、顧客満足度の向上にも役立ちます。
興味がある方は、無料のトライアル期間で機能を試すことも出来るので、是非一度利用してみてください。
DMMチャットブーストでは👉LINE公式アカウントの作り方に関する記事もございますので、ぜひご覧ください。