「LINE公式アカウントにもグループ機能はあるの?」
と感じている方も多いのではないでしょうか。
LINE公式アカウントのマーケティングや集客などの施策を講じやすくさせる機能がグループです。今回は、たくさんある既存機能の中で「グループ」に絞って説明します。
最後まで読めば、グループ機能のノウハウを得られて、マーケティング効果を得るヒントになります。
👉LINE公式アカウントの使い方に関する記事も併せてご覧ください。
LINE公式アカウントの2つのグループ機能
LINE公式アカウントでグループと呼ばれる機能は2つあります。1つは友だち登録をしたユーザーとの「グループチャット」。もう1つは複数の公式アカウントをまとめて管理できる「グループ機能」です。まずはグループチャットについて紹介します。
LINE公式アカウントのグループ①グループチャット
グループチャットとは、複数人でグループを作ってチャットのやり取りをすることです。グループチャットに参加できれば公式アカウントを運営するブランドが「仲間として認められた」ということになり、ユーザーとのコミュニケーションを深められます。
グループチャットへの参加により、複数のグループ参加者へ一度に内容を伝えられます。
LINE公式アカウントのグループチャットに参加する方法
LINE公式アカウントでグループチャットに参加するためには、友だち側からLINE公式アカウントをグループチャットに招待してもらわなければなりません。LINE公式アカウント側でグループを作成し、友だちを招待することはできませんので、注意してください。
また、グループチャットに招待されても、デフォルトの設定のままであれば、チャット開始と同時に強制退出されますので注意が必要です。
【グループチャットに参加する手順】
引用:LINE公式アカウント管理画面 |
デフォルトでは「グループ・複数人チャットへの参加を許可しない」となっているため、グループチャットに参加する場合は、事前に変更しておきましょう。
友だちが、 LINE 公式アカウントをグループに招待する方法は、以下のようになります。
【LINE公式アカウントをグループに招待する方法】
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LINE公式アカウントのグループチャットのメリット
LINE公式アカウントのグループチャットのメリットは、以下のようになります。
【グループチャットのメリット】
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グループチャットは、少人数へのマーケティングや販売促進に役立ちます。社内グループを作れば情報の共有ができて、意思の疎通がしやすくなります。社内外を問わず認識のズレを抑えることに役立つ機能です。
LINE公式アカウントのグループ②グループ機能
LINE公式アカウントのグループ機能は、複数のアカウントをグループ化するための機能です。
チェーン展開している企業などは、LINE公式アカウントを店舗数以上に保有している場合があります。本社で一括してユーザーにメッセージを送る場合など、規模の大きなマーケティングや販売促進が可能となります。ここで、LINE公式アカウントのグループ機能について詳細に解説します。
LINE公式アカウントのグループ機能を利用する前に必要な設定
グループ機能を利用するためには、LINE公式アカウントをグループ設定しておく必要があります。グループ設定したアカウントは一括操作だけではなく、個別アカウントでも操作可能です。ただし、グループ機能では以下の内容が使えません。
【グループ機能ではできないこと】
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LINE公式アカウントのグループ機能は、上記以外のほとんどの機能が使えます。
グループは複数作成でき、作成したグループはグループリストに追加されます。
1つのグループの最大アカウント数は5,000です。
1つのLINE公式アカウントで、最大10のグループに参加できます。
LINE公式アカウントのグループの作成手順
画像出典:LINE Corporation LINE公式アカウント マニュアル グループ
アカウントリストページから「グループ」をクリックし「作成」をクリックすればグループが作成できます。
①~④の内容は以下のようになります。
①グループ名を設定 ②グループにアカウントを追加できる ③グループに属しているアカウントを表示 ④グループを管理・運用しているメンバーと権限を表示 |
※グループ機能は、Web版のみ設定可能です。
グループ名を設定し、アカウントの追加をクリックすれば、グループにアカウントを追加できます。左側のアカウントリストから、グループに入れたいアカウントを選び、右側に移動させて追加をクリックします。
画像出典:LINE Corporation LINE公式アカウント マニュアル グループ
アカウントが追加されていることを確認して、画面下の「作成」(はじめにクリックした作成とは異なる) をクリックすればグループを作成できます。
LINE公式アカウントのグループは何個まで作成できる?
1人が管理できるグループは100個までです。管理者権限のアカウントを持たない人は、グループを作成できません。100個以上のグループを作成したい場合は、別のLINEビジネスIDを持つアカウントに管理者権限を付与する必要があります。
LINE公式アカウントのグループで利用できる3つの機能
グループで利用できる機能は3つで、
- グループ設定
- グループ権限管理
- グループを削除
です。
それぞれについて紹介します。
グループ設定
グループ設定は、アカウントの追加や削除、検索などを管理できます。グループ情報を確認できて、それぞれのアカウントをクリックすれば、個別のLINE公式アカウントを管理することも可能です。
グループ権限管理
グループ権限管理では、グループの管理者や運用者を追加したり、削除したりすることができます。権限の種類は以下の5つであり、権限の付与も可能です。
【グループ権限の種類】
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グループを削除
グループを削除では、作成したグループを削除できます。グループを削除しても、保存済み設定や各コンテンツの内容は削除されません。アカウントの一括設定などの操作はできなくなります。
LINE公式アカウントのグループの運用方法
グループ機能は、LINE公式アカウントで普段運用している機能とほとんど同じ機能が利用できます。異なる点は以下の3点です。- グループ単位でコンテンツを作成できる
- チャット機能は利用できない
- ショップカードは利用できない
アカウント単体とほとんど同じ操作方法で、メッセージやタイムラインなどの一括作成や一括投稿も可能です。作成時や保存時の確認画面の文言は変わりますので注意してください。
LINE公式アカウントのグループ機能以外の活用方法
LINE公式アカウントの標準機能は、マーケティングや販売促進に役立ちます。この記事で紹介したグループチャットやグループ機能も標準機能の1つです。
ただし、より細かな顧客対応やセグメント配信などを効率よく行うためには、チャットボットの導入が効果的です。
チャットボットは、 LINE公式アカウントの機能を拡張させられます。
誰でも簡単に顧客対応やマーケティングを自動化できるツールです。
LINE公式アカウントの機能を自由にカスタマイズできて、複雑な設定にも対応しています。LINE公式アカウントと相性の良いチャットボットを選ぶことがポイントです。
LINE公式アカウントのグループを活用しよう!
LINE公式アカウントのグループチャットやグループ機能を活用すれば、ユーザーへのきめ細かな対応から、一括管理による効果的なマーケティングなどが可能です。さらに効率的なマーケティングを行い、成果を望むのであればチャットボットの導入を検討しましょう。
LINE公式アカウントと相性がよいチャットボットの1つが「DMMチャットブースト forEC」です。
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👉LINE公式アカウントの使い方に関する記事もございますので、ぜひご覧ください。