LINEでのフォロワーの増やし方を知りたい方も多いのではないでしょうか。
LINEでは、フォローしてくれたユーザーのことを「フォロワー」ではなく「友だち」と言います。LINE公式アカウントでの販売促進や情報発信には、多くの友だちを集めることが重要です。
しかし、誰でもいいということではなく、出来るだけ自社のターゲット層に近い、興味を持ってくれそうな人からフォローされることが重要ですので、友だち獲得方法は工夫しなければなりません。
この記事では、フォロワー(友だち)獲得のメリット、増やし方などについて解説しますので、LINE公式アカウントの集客に役立ててください。
DMMチャットブーストではLINE公式アカウントに関する記事もございますので、ぜひご覧ください。
LINE公式アカウントのフォロワー(友だち)の増やし方を知るメリット
ここでは、友だちを増やすことで期待できるメリットについて紹介します。
LINEのフォロワーを増やすメリット1|ショップカードなどでリピーター育成ができる
LINE公式アカウントの友だちは、ユーザー側からフォローが必要であるため、そのほとんどが既に来店したことがある人や、興味を持っている人です。そのため、見込み客やリピーターに向けたメッセージ配信やショップカード機能の活用で、来店・再来店を促せます。
友だちが増えることで、集客が見込める多くのユーザーに継続的なコミュニケーションが取れるようになるため、効率的にリピーターの育成ができるようになります。
LINEのフォロワーを増やすメリット2|クーポンやキャンペーン案内で売り上げアップを図れる
友だちを増やすことで、メッセージ配信のほか、クーポンの配信機能や、お得なキャンペーン、イベント情報の拡散による売上アップ効果が高くなります。
クーポンやキャンペーンなどのユーザーにメリットがある情報を、より多くの人に拡散することができるようになるため、それだけ参加客数も伸びることが期待できます。
友だちが多ければ多いほど、たくさんの人の購入意欲を刺激することができるようになるため、友だちを増やすことは重要な課題と言えます。
LINEのフォロワーを増やすメリット3|情報拡散してもらえる
多くのユーザーに自社のサービスを気に入ってもらえれば、その分口コミやタイムラインで、情報拡散してもらえるチャンスが増えます。
LINE公式アカウントでは、クーポン配信や迅速な顧客対応など、ユーザーにとってのさまざまなメリットを提供することができますが、多くのユーザーにそのメリットを感じてもらうためには、友だちを増やすことが必要となります。
友だち追加してくれているユーザーの顧客満足度を向上させることで、タイムラインなどでの共有してもらえる可能性が上がり、情報拡散力を高めることができます。
LINEフォロワーを増やすための2つのコツ
フォロワーを増やすにはさまざまな方法がありますが、その際に役立つコツがあります。それが、「認証済みアカウントにしておくこと」と「プレミアムIDを設定しておくこと」です。
それぞれ解説しますので、ぜひ実行してみてください。
LINEフォロワーを増やすためのコツ1|認証済みアカウントになっておく
引用:https://www.linebiz.com/jp/service/line-official-account/account-type/
LINE公式アカウントは、認証済みのアカウントと未認証のアカウントに区別されます。これは、LINEの運営会社が実施する審査に通過したかどうかで分けられます。
開設当初は誰でも未認証アカウントとなっており、申請することで審査をしてもらうことができます。認証済みアカウントになると、バッジが付与され、LINE内での検索対象となるほか、友だち獲得に有利な商材のダウンロードや発注、友だち追加広告の利用が可能となります。
さらに、未認証アカウントよりもユーザーからの信用を得ることができるため、他のアカウントとの差別化を図ることができます。他にも、請求書払いが可能になるなど、ビジネス上でも便利に使えるようになるため、申請することをおすすめします。
LINEフォロワーを増やすためのコツ2|プレミアムIDを設定しておく
LINE公式アカウントを開設した際に、IDが付与されますが、このIDにはベーシックIDとプレミアムIDがあります。
概要 | ベーシックID | プレミアムID |
年額料金 | 0円 | 1,200円(税別)
※iOSからの購入の場合は価格・取引条件が異なるので確認必須 |
フォーマット | @+3桁数字+5桁英字 (ランダム) 例:123abcde |
@+指定文字列
※@を除き18字以内。半角英数字と「.」「_」「-」の記号のみ使用可。 例:line_coffee |
内容 | LINE公式アカウント開設時に自動発行 | プレミアムIDの費用支払いにより利用可能 |
備考 | ランダムな英数字の組み合わせ | ・重複するIDは使用不可
・登録した支払い方法もしくはプラットフォームが指定する場合、その支払い方法に準ずる ・iOSアプリから購入する場合、1つのApple IDにつき1IDのみ購入可。 指定したプレミアムIDは利用期間中変更不可。 |
ベーシックIDは、開設時に自動的に作られるIDで、英数字がランダムで組み合わされたIDです。
プレミアムIDは、月額100円で任意のIDが設定できるため、宣伝用に覚えやすく、ユーザーにも検索してもらいやすくなります。友だち追加は、ユーザーからID検索してもらうことでも可能なため、わかりやすいIDを設定しておくと便利です。
LINEのフォロワー(友だち)の増やし方5選
ここでは、LINEのフォロワー(友だち)の増やし方を紹介します。
LINEのフォロワー(友だち)の増やし方1|店頭での直接声掛けや友だち追加POPの設置
引用:LINE公式アカウント管理画面
店舗がある企業なら、店頭で直接声掛けをすることや、店頭に友だち追加のPOPを設置することで、LINE公式アカウントの友だちを増やすことができます。
来店してくれたユーザーに、LINE公式アカウントの存在を知らせるとともに、どんなメリットがあるかを伝えることができれば、友だち追加を促すことができる上に、再来店も期待することができます。LINE公式アカウントがあることをより多くのユーザーに知ってもらうために、友だち追加POPを見つけやすい場所に設置しておくことも効果的です。
LINEのフォロワー(友だち)の増やし方2|自社Webサイトやメルマガからの誘導
引用:LINE公式アカウント管理画面
自社Webサイトを持っている企業なら、サイト内でバナーを設置することで、LINE公式アカウントの存在を知らせることができ、友だち追加を促すことができます。
スクロールしてもついてくる追尾式のバナーは常に目に入るため、特に効果的です。クリックするだけでLINEと連携することができるようにしておけば、簡単に友だち追加ができるようになります。また、メルマガ配信を行っていれば、既存ユーザーに一斉にLINE公式アカウントを開設したことを知らせることができ、メルマガユーザーをそのまま友だちに移行することができます。
LINEのフォロワー(友だち)の増やし方3|複数のSNSで宣伝
昨今のユーザーは、TwitterやInstagramなど、複数のSNSも利用している可能性が高いため、複数のSNSでの宣伝も効果的です。
SNSはそれぞれのツールごとに利用している層も異なるため、さまざまな層のユーザーへの宣伝が可能になります。各SNSのプロフィール欄にリンクを設置しておけば、興味を持ってくれたユーザーに、LINE公式アカウントの存在もアピールすることができます。
また、SNSの投稿で、LINE公式アカウントをフォローすると、クーポン配布などの特典が得られることなどを宣伝することで、友だち追加を促すことができます。
LINEのフォロワー(友だち)の増やし方4|友だち追加キャンペーンや追加後のインセンティブをアピールする
「友だち追加でドリンク1杯無料」や「友だち追加でアメニティをプレゼント」など、友だち追加キャンペーンを実施すると、友だち追加を促すことができます。
即時に受けられるメリットを提供することで、その場で確実に友だち追加してくれる可能性が高まります。また「先着○○名様まで」「個数限定」という表記で、希少価値を高めることもおすすめです。
また、友だち追加後にも継続的にインセンティブがあることをアピールすることも重要です。「LINE公式アカウントの友だちには毎月クーポンをプレゼント」など、友だち追加後もメリットがあることをアピールすれば、友だち追加を促すとともに、ブロックされることも防ぐことができます。
LINEのフォロワー(友だち)の増やし方5|友だち追加広告を利用する
引用:https://www.linebiz.com/jp/service/line-official-account/cpf/
友だちを増やすためのコツで紹介した「認証済みアカウント」になっていれば、LINEの友だち追加広告を利用することができます。
友だち追加広告を投稿すると、LINE NEWSやタイムライン、トークリストの上部などのユーザーが見つけやすいところに、自社のアカウント広告を表示できます。有料にはなりますが、表示回数ではなく友だち追加数による課金制なので、比較的安価で、コストをかける価値もあります。広告の追加方法も、Web版管理画面から簡単に行うことができるため便利です。
LINEのフォロワー(友だち)の増やし方6|LINEプロモーションスタンプを活用する
LINE プロモーションスタンプの活用も、LINE公式アカウントの認知拡大に効果的です。 企業側から広告費を支払うことで、自社キャラクターのスタンプをユーザーに提供できるようになります。自社にキャラクターがいない場合、クリエイターにスタンプ制作を代行することも可能です。
ただし、LINE プロモーションスタンプはコストが高いです。たとえば、「スポンサードスタンプ」であれば3,500万円、「ダイレクトスタンプ」であれば1,000万円になります。したがって、大企業向けの方法だといえるでしょう。
LINEのフォロワー(友だち)が増えてきたらしっかり管理する
友だちの増やし方を紹介しましたが、友だちを増やすだけで満足するのではなく、企業の利益に繋がるように運用していかなければなりません。
友だちを増やした後の管理がなぜ重要なのかと、おすすめの管理方法について紹介します。
成果を出すには友だちの管理が重要
友だち獲得のために施策を考えたら、友だちが増えた時の管理方法もしっかり考えておく必要があります。
友だちを増やすだけでは、成果に繋がるとは言い切れません。せっかく友だち追加をしてくれたユーザーでも、配信に興味を持てなかったり、メリットが感じられないと思われてしまうと、成果に繋がる前にブロックされてしまう恐れがあります。
また、友だちが多くなると、その分送信メッセージ数が増えるため、有料プランへの切り替えも検討しなければなりません。
そのため、メッセージ配信する際には、なるべく少ない配信数で効果を出すためにも、友だちの属性などを把握し、効果的な内容を考える必要があります。LINE公式アカウントで使えるリサーチ機能や分析機能を活用して、友だちの属性や需要を把握しておけば、効果的なメッセージ配信やキャンペーンの実施ができます。
友だちの管理には外部ツールの導入が効果的
友だちを管理するには、顧客情報をより詳しく把握することが重要です。LINE公式アカウントで使える機能だけでも、顧客情報の収集は可能ですが、より詳しい顧客情報の管理や、セグメント配信をしたい場合は、外部ツールの導入が効果的です。
外部ツールを使うと、LINE公式アカウントの機能に加え、高度なアンケート機能や細かい顧客情報の管理、ターゲットを絞ったセグメント配信が可能になります。ツールによっては、さらに高度な顧客対応が可能になるものや、EC機能をつけることができるものもあるため、LINE公式アカウントの機能を拡張してより便利に使うことができるでしょう。
友だち管理なら「DMMチャットブースト」がおすすめ
LINE公式アカウントと連携可能な外部ツールに「DMMチャットブースト」があります。
DMMチャットブーストを導入すれば、友だちが増えた場合でも、以下のような細かい顧客情報の管理が可能です。
ステータス管理 | 応答状況などを管理。可視化して現在のユーザーの状況を把握することができます。 |
タグ管理 | 属性ごとに分けることができるため、属性に応じたメッセージ配信ができます。 |
顧客毎のメモ機能 | ユーザー毎にメモを残すことができるため、管理者が変わっても情報共有が簡単に行えます。 |
顧客情報編集機能 | ユーザー毎に情報編集が可能。細かい情報設定ができます。 |
顧客担当者設定 | ユーザー毎に担当者を設定することができます。担当者が付くことで、より近い距離での対応が可能になります。 |
さまざまな機能をカスタマイズすることができ、より複雑な設定もできるため、最適な顧客対応を自動で行うことが可能になり、人件費を削減しながら顧客満足度向上や売上アップを目指すことができます。
Shopifyとの連携もできるため、EC機能を装備することができ、その顧客情報もLINE上で管理できるようになります。
どんな機能が使えるのか試したいという人は、14日間のトライアル期間が設けてあるので、是非一度試してみてください。
DMMチャットブーストではLINE公式アカウントの集客に関する記事もございますので、ぜひご覧ください。