BASEの手数料を計算事例を上げて解説!手数料と運営コストを理解しよう

BASEの手数料を計算事例を上げて解説!手数料と運営コストを理解しよう

「BASEでECサイトを始めてみたいけれど、手数料が気になる」
「BASEの手数料の仕組みがわからない」

このようなお悩みを抱えているサイト運営担当者も多いのではないでしょうか。

BASEは2012年からネットショップ構築サービスを提供しているECプラットフォームで、設定や操作がシンプルなためEC業界でのシェアが高まっています。特に、規模は小さくても自分だけのお店を持ちたいと考える方に人気があります。

BASEには3つの手数料と共に利用料が発生します。計算例を交えて詳しく解説しますので、ぜひ最後まで読み進めて参考にして下さい。

手数料をあらかじめ理解しておくことで、スムーズにショップ運営が始められるでしょう。

DMMチャットブーストでは👉Shopifyに関する記事もございますので、ぜひご覧ください。

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BASEの基本の手数料と利用料の概要を把握しよう

BASEは、無料でECサイトを作成できるサービスです。

実際に商品を販売し、ショップを運営する際は以下の手数料がかかります。

【スタンダードプラン(月額料金0円)の場合】

サービス利用料 3%
決済手数料 3.6% + 40円
振込手数料 250円
事務手数料 2万円未満の場合:500円

2万円以上の場合:0円


BASEの決済手数料とは?

決済手数料とは、ユーザーが支払い時にクレジットカードなどキャッシュレス決済を行った際に、ショップがクレジットカード会社などに支払う手数料を指します。

クレジットカードや決済代行サービスなどの決済方法を導入しているショップ(=BASE)は、カード会社や決済代行サービスの運営会社と加盟店契約を結びます。その際「決済手数料」として、販売した商品の代金のうち数パーセントを契約会社に支払う仕組みです。

BASEの決済手数料はスタンダードプランの場合、売上の3.6% + 40円です。
ある程度大きなショップになった際に契約するのがおすすめなグロースプランでは2.9 %です。

BASEのサービス利用料とは?

BASEのサービス利用料は「Pay IDアプリ」への集客プロモーション各種機能強化、サポート体制の充実など、ショップ運営や販売支援の充実を目的に発生する手数料です。

サービス利用料は、スタンダードプランの場合売上の3%で、グロースプランの場合は0円です。

BASEの振込手数料とは?

振込手数料は、売上金をショップが指定した銀行口座に振り込む際に発生する手数料を指します。

口座の種類に関係なく、一律で250円かかります。

BASEの事務手数料とは?

事務手数料は、振込手数料と同じく売上金をショップが指定した銀行口座に振り込む際に発生する手数料です。

振込金額が2万円未満の場合は500円、2万円以上の場合は0円です。

BASEを利用する際に発生する費用一覧

BASEを利用する際に必要な初期費用・月額費用・手数料をすべてまとめると、以下の表の通りになります。

【スタンダードプランの場合】

初期費用 0円
月額費用 0円
決済手数料 3%
サービス利用料 3.6% + 40円
振込手数料 250円
事務手数料 2万円未満の場合:500円

2万円以上の場合:0円

BASEのスタンダードプランは初期費用や月額費用がかからず、手数料のみでショップ運営ができる点が特徴。

初めてのネットショップ開設でも手が出しやすい料金体系です。

BASEの2つのプランの特徴

BASEには「スタンダードプラン」「グロースプラン」の2種類のプランがあります。

それぞれどのような料金体系になっているのか、スタンダードプランからグロースプランに切り替えるタイミングはいつかを解説します。

BASEのスタンダードプラン

スタンダードプランでは、1回の注文の総合計(送料込み)から決済手数料(3.6%+40円)・サービス利用料(3%)が引かれた金額が売上となります。ショップの売上が月商17万円未満であれば、スタンダードプランの方が費用を抑えた運営ができます。

たとえば「価格が1,000円・送料が500円」の商品が5個注文されたとします。
この場合の売上金額は下記の通りです。

▶︎注文合計金額
1,000円 × 5個+500円=5,500円

▶︎決済手数料
5,500円 × 3.6%+40円=238円

▶︎サービス利用料
5,500円 × 3%=165円

>>振込申請ができる金額(注文合計金額 −(決済手数料+サービス利用料))
=5,500円 −(238円+165円)
5,097円

※小数点以下は四捨五入
※金額はすべて税込み

BASEのグロースプラン

BASEには、スタンダードプランの他に月額費用のかかる「グロースプラン」があります。
グロースプランでは、1回の注文の総合計(送料込み)から決済手数料(2.9%)が引かれた金額が売上となります。

グロースプランは、月商17万円以上のショップにおすすめのプランです。
たとえば「価格が1,000円・送料が500円」の商品が5個注文されたとします。

この場合の売上金額は下記の通りです。

▶︎注文合計金額
1,000円 × 5個+500円=5,500円

▶︎決済手数料
5,500円 × 2.9%=160円

>>振込申請ができる金額(注文合計金額 − 決済手数料)
=5,500円 − 160円
5,340円

※小数点以下は四捨五入
※金額はすべて税込み

月額費用は、ショップオーナーのクレジットカードに別途請求される仕組みです。

グロースプランの契約期間は1ヶ月と12ヶ月で選択でき、12ヶ月契約の場合は月額費用が割安になります。

▶︎BASEグロースプランの月額費用
1ヶ月払いの場合:5,980円/月
12ヶ月一括払い: 59,760円/年(4,980円/月)


BASEでのECサイト開設がおすすめな人は?

下記のような方たちは、BASEでECサイトを作るのがおすすめです。

  • コストは多少かかっても、簡単にECサイトを作成したい
  • ショップを大きくしていく予定はなく、月商も17万円を超える見込みがない
  • 抽選販売機能を使いたい
  • HTMLやCMSなどの設計に自信がない
  • 販促、集客に自信がない
  • 安心・安全なサービスを使いたい

DMMチャットブーストではShopify・BASE・STORES徹底比較に関する記事もございますので、ぜひご覧ください。


BASEの手数料を理解してECサイト運営を成功させよう

今回はBASEの手数料について紹介しました。

  • 店舗で一度購入した商品をECサイトで再度購入したい
  • 商品の画像だけでは不安で購入を躊躇う
  • ECサイト上でスムーズに購入手続きがしたい

など、消費者の要望は複雑化しています。

そこでおすすめなのがDMMチャットブーストです!

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