Shopify(ショッピファイ)のECサイトでポップアップを表示したいと思う方も多いのではないでしょうか。
サイトからの離脱やリピート購入を促す際に役立つポップアップですが、表示タイミングや頻度によってはユーザーを逆に遠ざけてしまうおそれがあるため、注意が必要です。
本記事ではポップアップの表示方法やメリット、おすすめアプリや最適な表示位置をご紹介いたします。
Shopifyのポップアップとは?
Shopifyで作られたECサイトには、ポップアップを表示できます。ポップアップとはWeb上で使われる「ポップアップウィンドウ」の略です。
サイトを閲覧している途中やボタンをクリックした際に、画面上に小さなウィンドウが表示されたことはありませんか?この小さなウィンドウが「ポップアップ」です。
ポップアップは、
- セールやクーポン配布のお知らせ
- サイト訪問者への注意事項
- ログイン画面
- 購入意思の確認(カゴ落ち対策)
など、ユーザーに対して特に確認してほしい情報を表示させる際によく使われます。
Shopifyのポップアップのメリット
Shopifyストアのユーザーがストアを離れようとしたり、購入を迷っている場合に、ポップアップウィンドウを使用して割引きクーポンなどを提示することで、購買を促進することができます。
ユーザーが購入を迷っている行動の例として、下記が挙げられます。
- サイト滞在時間が長い
- スクロールを何度も繰り返す
- 他の商品のページを行き来する
このような行動が見られる場合には、適切なタイミングでポップアップを表示することで、ユーザーの離脱を防止できます。
例えば、ブラウザの戻るボタンや閉じるボタンを押した時、マウスのポインタが画面の外に移動した時などが挙げられます。
ただし、ポップアップの表示タイミングや内容は慎重に考慮する必要があります。不適切な表示はユーザーの行動を妨げ、逆効果になる可能性があるため、おすすめの商品の紹介やクーポンの配布など、効果的な内容を検討しましょう。
Shopifyでおすすめのポップアップアプリ4選
Shopifyでおすすめのポップアップアプリを3点ご紹介します。
Shopifyでおすすめのポップアップアプリ1|Privy ‑ Pop Ups, Email, & SMS
「Privy ‑ Pop Ups, Email, & SMS」は、ポップアップ、Eメール、SMSマーケティングで売上を伸ばすためのオールインワンeコマースプラットフォームです。
Privyを活用することで、EメールやSMSの数を増やし、Eメールマーケティングを自動化することができます。
また、メールマガジンのデザインやWebサイトのポップアップ、カートセーバーテキストを自動化することができます。
■料金プラン
FREE PLAN | STANDARD PLAN | GROWTH PLAN | CONVERSION ONLY |
無料 | $30/月/ | $45/月/ | $70/月/ |
Shopifyでおすすめのポップアップアプリ2|ポップアップサポーター
「ポップアップサポーター」は、ECサイト上にコンテンツをポップアップ形式で訴求できるようになるアプリです。
サイトのトップページや商品詳細ページ、カートなどさまざまなページに設置できます。表示期間やPC/モバイルでの表示有無、位置の切り替えなど柔軟にカスタマイズできる点も魅力です。
有料のプランではポップアップの設定に加えアナリティクス機能がつき、ポップアップ施策による分析まで行えます。
■料金プラン
FREE PLAN | STANDARD PLAN |
無料 | $9.50/月 |
Shopifyでおすすめのポップアップアプリ3|Promolayer
「Promolayer」は自社のECサイトに合わせて表示形式をカスタマイズできるポップアップ機能が特徴です。
さらに、ユーザーが商品を購入した後の自動配信メールの作成や送信も行えます。サンクスページや、メールの設定などをアプリ内で設定できます。
実際に商品の購入に至ったユーザーを、顧客リストにしエクスポート(CSV)も行えるため、分析面でも役立つアプリとなるでしょう。
■料金プラン
無料 | マイクロ | ベーシック | スタンダード |
無料 | $15/月 | $25/月 | $70/月 |
Shopifyでおすすめのポップアップアプリ4|SmartPopup: Promotion Popup
「SmartPopup: Promotion Popup」はさまざまな形式のポップアップが表示できる点が魅力のアプリです。
- ニュースレターポップアップ
- ビデオポップアップ
- クーポンポップアップ
- カウントダウンポップアップ
- プロダクトポップアップ
- 自動割引ポップアップ
など自社の商品やサービスに合わせて表示できます。
さらにYouTubeにも対応しているため、ポップアップでYouTubeの動画を掲載しユーザーの視聴を狙うこともおすすめです。
■料金プラン
全ての機能を無料で利用できます。
Shopify(ショッピファイ)でポップアップを活用する5つの活用例・利用例
Shopifyで作られたECサイトでは、さまざまな場面でポップアップを活用できます。
主に活用しやすい4つの例をご紹介します。
Shopifyでポップアップを活用する例1|キャンペーンPR
セール情報や新商品の入荷情報、ポイントアップなどキャンペーン・PR情報をポップアップ表示すると良いでしょう。
ユーザーがお得な情報を見逃すことなくショップで買い物が進められます。また、SNSのフォロワーやメルマガ登録者、新規ユーザーなど対象者を絞ってのキャンペーン配信など行うことで、よりユーザーを購入へ促せます。
このように、最新情報などは積極的にポップアップ表示すると良いでしょう。
Shopifyでポップアップを活用する例2|カゴ落ち防止
ユーザーが商品をカートに入れたままサイトを離脱してしまうことを「カゴ落ち」といいます。
カゴ落ちが生じる原因は、購入に踏み切れなかったり、そもそもカートに商品を入れたことを忘れてしまったりとさまざまです。ユーザーがサイトを離脱しようとする際に未会計の商品がカートに入っていた場合、ポップアップで購入のリマインドをすると効果的です。
キャンペーンやクーポン情報、「カートに未会計の商品が入っています」という通知など、ユーザーが「今買わなければ」と思うような内容を提示すると良いでしょう。
Shopifyでポップアップを活用する例3|クーポンPR
クーポンのお知らせや配布を、ポップアップを通じて行うのもおすすめです。
ユーザーがサイトを訪れたりカートに商品を追加したタイミングでクーポンのポップアップを表示させることで、より購入率の向上につながります。
Shopifyでポップアップを活用する例4|動画PR
商品やサービスの紹介としてYouTubeなどに動画をアップロードしている場合は、動画をポップアップ表示させるのも良いでしょう。
普段は動画サイトを訪れないユーザーも巻き込んで視聴数を上げられるため効果的です。動画と合わせて購入ボタンや詳細ページへ飛ぶボタンなどを置き、動画で商品に興味を持ったユーザーを誘導することで購入率の向上も狙えます。
Shopifyでポップアップを活用する例5|ABテスト
もしポップアップ機能を導入するなら、その効果を確認するためにABテストを行うことが重要です。ABテストとは、2つの異なるポップアップのバージョンを用いて、どちらがより効果的かを比較するマーケティングの手法です。このテストでは、ポップアップのデザイン、テキスト、画像、表示と消去のタイミングなどを異なるパターンで試し、どのポップアップが最も効果的かを見極めます。これにより、顧客のストアからの離脱率を下げ、売上を増やすことが目指されます。
また、ポップアップの導入前後の比較も大切です。導入後に売上が下がってしまうと、それは逆効果だったということになります。ポップアップを使えば、クーポンの提供だけでなく、メール配信や会員登録のような提案もできます。これにより、メールマーケティングのための会員数を増やすことも可能になります。
Shopifyのポップアップの最適設置位置とは
ShopifyのECサイトにポップアップを設置する際には、最適な場所に置くことも意識しましょう。
せっかくポップアップを設置しても、ユーザーのサイト閲覧を妨げるように表示させては離脱の原因にもつながりかねません。
ポップアップの設置場所として最適な位置は、
|
上記の3点のように、表示させるタイミングによって使い分けることが重要です。
Shopifyのポップアップを有効活用して成果に繋げよう
本記事ではShopifyのポップアップについて解説しました。
DMMチャットブーストはLINE公式の拡張機能ツールであり、導入することにより実店舗であってもECサイトのような機能を活用できます。
気になる方は14日間無料でお試しください。