「Shopifyで商品を海外発送したい」
「Shopifyで海外発送するときに便利なアプリを知りたい」
このようなお悩みを抱えていませんか?
Shopifyは多言語展開でき、決済方法も豊富なため、海外販売に有利なECサービスです。
この記事では、Shopifyで海外発送する際の手順、おすすめの配送業者、Shopifyおすすめアプリ、配送時の注意点を紹介します。
Shopifyで海外発送する際の5つの手順
ここではShopifyで海外発送する手順を紹介します。
Shopifyで海外発送する際の手順1|海外発送の設定
まず初めにShopifyの設定をしましょう。
Shopifyの初期設定では海外配送が可能になっているはずですが、以下管理画面から念の為確認しておくと良いでしょう。
①管理画面にログインし、左下の「設定(歯車マーク)」を選択します。
引用:Shopify管理画面
②「配送と配達」を開き、海外発送の項目があるか確認します。
引用:Shopify管理画面
もしも設定ができていなかった場合、「管理」を開いて海外の配送先の設定をしましょう。
Shopifyで海外発送する際の手順2|必要な情報を把握
次に、海外配送には以下の5つの情報が必要であることを把握しておきましょう。
①商品の重さ ②配送先の国や地域 ③運送業者 ④為替レート ⑤関税 |
送料は①商品の重さ、②お届け先の国や地域、③運送業者、④為替レートによって変わります。
また、⑤関税に関しては、米国FedEx Trade Networks社が提供している世界の関税率情報データベース「WorldTariff」での確認がおすすめです。日本の居住者であればユーザー登録後に無料で確認ができます。
Shopifyで海外発送する際の手順3|アプリをインストール
送料や関税の計算を楽にするためには、アプリの導入がおすすめです。
アプリを利用することで以下の作業を簡略化できるでしょう。
・国別の送料や関税の計算 ・発送ラベルや明細の作成 ・配送業務を外部へ依頼 |
おすすめのアプリは後ほど紹介します。
Shopifyで海外発送する際の手順4|商品を梱包する
次に商品の梱包をしましょう。
海外配送は距離が遠い上に雑に取り扱われやすいため、商品破損の機会が増えます。以下の注意点を参考に丁寧な梱包をしましょう。
・緩衝材を利用する ・テープでしっかりと固定する ・水の侵入を防ぐためビニールで覆う ・税関検査に備えて中身が見えやすいようにする ・重たい商品の場合はダブルカートン(厚手)の箱を用意する ・必要であればFRAGILE(フラジール・壊れ物注意)のシールを貼る |
Shopifyで海外発送する際の手順5|重量の計測と発送準備
商品の梱包が完了したら、緩衝材などを含めたトータル重量を計測します。重量を測ったら伝票を商品に貼り、配送業者に渡しましょう。
また、2021年1月1日から米国宛の荷物は手書きのラベルが不可となりました。アプリなどを利用し、通関電子データが印刷できるようにしておきましょう。
Shopifyの海外発送を利用する際におすすめの配送業者
ここでは海外配送におすすめの配送業者を紹介します。
Shopifyを利用する際におすすめの配送業者1|日本郵便のEMS(Express Mail Service)
まず1つ目のおすすめ業者は日本郵便のEMS(Express Mail Service)です。
メリット ・120ヵ国以上に配送可能 ・コストを抑えられる デメリット ・配送に時間がかかる ・サイズ、重量、形状の制限が厳しい |
公的配送会社が行っている国際配送サービスのため「安心感を持って配送したい」「金額を抑えたい」という方におすすめの業者です。
Shopifyを利用する際におすすめの配送業者2|クーリエ便
2つ目のおすすめ業者はクーリエ便です。
クーリエ便は民間の配達サービスのことで、FedEx(フェデックス)、DHL(ディーエイチエル)、UPS(ユーピーエス)、クロネコヤマトの国際宅急便、佐川急便の飛脚国際便などが挙げられます。
メリット ・配送が早い ・時間帯指定など細かなサービスがある ・サイズ、重量、形状などの制限がない デメリット ・配送地域が限られている ・料金が高い |
「配達に関して細かく指定したい」「とにかく早く送りたい」「特殊なサイズの商品を送りたい」という方におすすめです。
海外発送をサポートするShopifyアプリ5選
ここでは海外発送で便利なShopifyアプリを紹介します。
海外発送をサポートするShopifyアプリ1|Easy Rates Japan Post
1つ目のおすすめアプリは「Easy Rates Japan Post」です。
配送業者を日本郵便にした場合におすすめのアプリです。海外発送における配送料を自動で計算してくれるため、調べる手間が省けます。月額$9.90で7日間の無料体験があります。
海外発送をサポートするShopifyアプリ2|Easy Label Japan Post
2つ目のおすすめアプリは「Easy Label Japan Post」です。
あて名ラベルを簡単に作成でき、自分で作業する手間が省けます。手書きのラベルを受け付けていない米国に発送する際にもおすすめです。最初におすすめなのは100ラベルまで印刷できるライトプラン(月額$14.90)で、7日間の無料体験があります。100枚以上必要な場合は、300ラベルまで印刷できるベーシックプラン(月額$39.90)、無制限で印刷できるプラスプラン(月額$69.90)もあります。
海外発送をサポートするShopifyアプリ3|Ship&co
3つ目のおすすめアプリは「Ship&co」です。
複数のEC店舗の注文をリアルタイムで同期できるだけでなく、FedEx・UPS・DHL・SF Express・国際郵便・ヤマト運輸・佐川急便・日本郵便・西濃運輸などと連携し、送り状やインボイスの発行、荷物の追跡情報などの出荷作業が簡単にできます。
料金は従量課金制(1件¥30)または、月額割引プラン(月額¥1,000)が用意されています。
海外発送をサポートするShopifyアプリ4|NEOlogi
4つ目のおすすめアプリは「NEOlogi」です。
海外発送に関するすべてのことをアウトソーシングが可能です。インボイスの発行や通関手続きなど、アプリで指示を出すだけで簡単にできます。料金は海外出荷は300円〜(60サイズ・梱包料込み・海外送料別)、国内出荷料は670円〜(60サイズ・梱包料・国内送料込み)となっています。
海外発送をサポートするShopifyアプリ5|OPENLOGI
4つ目のおすすめアプリは「OPENLOGI」です。
登録後すぐに商品1個から物流アウトソーシングが可能です。出荷にかかる作業時間を大きく削減できるでしょう。
料金は、商品を出荷するためにかかった倉庫利用料金・配送料金・海外発送手数料がかかります。
Shopifyで海外販売と発送を行う際の注意点
海外に配送する前に、もう1度以下の項目をチェックしておくとよいでしょう。
・商品が法に触れるものでないか送付先の法律を確認する
・配送時に雑に扱われる場合があるため梱包は丁寧に行う
・依頼する配送業者で発送可能な商品か確認する
Shopifyの海外発送について理解して成果に繋げよう
本記事ではShopifyの海外配送について解説しました。
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