「ShopifyはAPIを使いたいけどどんなものがあるの？」
「ShopifyのAPIから自分のショップに適切なものってどう選べばいいの？」
「Shopifyで導入できるAPIの一覧を知りたい」
などのお悩みはありませんか？
この記事では、ShopifyのAPI一覧、代表的なAPIと使い方について詳しくご紹介します。
Shopify代表的API一覧
ShopifyのAPIとは、Shopifyで作ったECサイトのデザインのカスタマイズや機能の拡張をしたい時に、追加設定を行えるように繋ぐ仕組みのことを指します。
まずはこれを知っていれば大丈夫！という代表的なAPIをご紹介します。
アクセスAPI
データをもとに販売者から与えられたアクセスの表示や管理ができるAPIです。
例）
- StorefrontAccessToken
- AccessScope
分析API
分析APIの活用で、より詳しいレポートを作成しEC事業の成果を分析することが可能です。
例）
- AccessScope
- ShopifyQueryLanguage
請求API
請求APIでは、さまざまな形態のアプリ料金払いの受け取りができます。単発での料金やサブスクリプションの手数料、従量制の手数料の受け取りが可能です。
例）
- ApplicationCharge
- RecurringApplicationCharge
- UsageCharge
- ApplicationCredit
顧客管理API
EC事業者が顧客データを管理するのに役立つAPIです。
例）
- CustomerSavedSearch
- Customer
- CustomerAddress
在庫管理API
複数の在庫を管理するAPIです。
例）
- InventoryLevel
- InventoryItem
- Location
オンラインストアAPI
オンラインストアAPIでは、ECサイトとECサイト内のコンテンツを更新します。コンテンツの例として、静的ページやブログ記事などが挙げられます。
例）
- Page
- Blog
- ScriptTag
- Redirect
- Article
- Theme
- Asset
- Comment
- Sections
注文API
ユーザーからの注文を受け付け、処理し、管理を行うAPIです。
例）
- DraftOrder
- Refund
- Transaction
- Order
- Order RIsk
- Abandoned checkouts
拡張API
拡張APIでは、独自のカスタム機能を作成できます。
例えば、ギフトカード・ギフトコードの作成・それに関する支払いの管理、一元的な顧客ログイン管理、ユーザーごとのアクセス権限管理などが可能です。
製品管理API
製品およびコレクションAPIを用いて、ストアのカタログへアクセス・操作します。
例）
- Product Variant
- Product Image
- Collect
- SmartCollection
- Collection
- CustomCollection
- Product
販売チャネルAPI
独自の販売チャネル（Webサイト・モバイルアプリ・オンラインマーケットプレイスなど）を作成するAPIです。
例）
- Checkout
- Payment
- CollectionListing
- ProductListing
- ResourceFeedback
- Product ResourceFeedback
配送およびフルフィルメントAPI
フルフィルメントとは、主に配送業務のことを指します。注文ステータスの表示、商品出荷通知、配達状況の追跡などがこちらのAPIで行えます。
例）
- FulfillmentEvent
- FulfillmentOrder
- CancellationRequest
- Fulfillment
- FulfillmentRequest
- CarrierService
- FulfillmentService
- AssignedFulfillmentOrder
- LocationsForMove
Shopify Payments API
Shopify Payments APIでは、アカウント残高情報や支払いの管理ができます。また、国際収支取引にも対応可能です。
例）
- Transactions
- Dispute
- Payouts
- Balance
ストアプロパティAPI
ストアプロパティAPIは、主にストアの構成を管理しており、その内容としては一般的な設定情報や税率管理、通貨情報管理、配送ゾーンなどです。
例）
- Shop
- Country
- Province
- Policy
- Currency
- ShippingZone
割引API
EC事業者がさまざまなクーポン、割引コードなどを提供するのに役立つAPIです。
例）
- Discount Code
- Price Rule
イベントAPI
Webhookを登録するか、イベントデータを取得して、ECサイトとアプリを同期させるAPIです。
例）
- Event
- Webhook
ShopifyのAPIとは
上でAPI一覧についてご紹介しましたが、そもそもAPIとはどのようなものなのでしょうか。
「API」とは、「Application Programming Interface」の略称を指します。「アプリ」を「プログラミング」するための「インターフェース」と直訳できますが、これでも分かりづらいですよね。
こちらでのインターフェースの意味は、「接点」や「境界面」という意味の英単語です。「何かと何かを連携してつなぐための接点」と捉えていただければ分かりやすいです。
よく「API連携」という言葉を耳にするかと思いますが、この意味は「あるアプリケーション（機能）」と「違うアプリケーション（機能）」を連携してつなげるということです。
APIで機能同士をつなげると、点在していたデータを一元管理できてデータ収集や分析が効率化できたり、複数ログインが必要なくなったりするなど、時短・便利なことが増えていきます。
ぜひ積極的にAPIを活用し、ショップ運営体制を整えていきましょう。
Shopify APIを活用してECサイトの売上を伸ばそう
本記事ではShopifyのAPIについて解説しました。
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