上田:皆さんこんにちは、この番組はDMMチャットブーストを利用していただいている会社に訪れた「ブーストタイム」に着目し、会社がどう困難を乗り切ってきたかを紐解いていく番組です
上田:それでは早速本日のゲストの紹介です
本日のゲストは株式会社Mr.chillの森さんです
よろしくお願いします
森:よろしくお願いします
上田:それでは簡単に自己紹介と会社紹介をお願いします
森:弊社のMr.chillという会社は煙に着目した会社でして、今はシーシャ屋さんを全国に3店舗と、あとはYOOZという電子VAPEの販売を行っております
上田:店舗だけじゃなくて様々な物販にも挑戦されている会社なんですね
森:そうですね、ECを使った物販であったり、オフラインでの販売なども力を入れています
①外資製薬会社から都内IT企業への転職
上田:最初のトピックは大手企業からIT企業への転職ですね
森さんはもともと外資製薬会社で働かれていたのですか
森:はい、経歴としましては早稲田大学の理工学部を卒業した後に、いわゆる大手の外資系の製薬会社に全世界で社員10万人とかいるような規模の会社に営業として入社しました、いわゆるMRというやつですね
上田:なるほど、最初のキャリアは外資製薬会社のMRだったんですね
大手企業に勤めているのにもかかわらずどうして転職を考えたのでしょうか
森:ちょうど3年勤め終わった後に転職したんですけれども、その時宮崎県に赴任していまして宮崎県で楽しくやらせてもらってたんです
けれどもちょうどその頃に結婚していた妻が双子を妊娠しまして、宮崎県ですと親族とかもいなくていきなり2人の子育てを僕と妻でやっていくのは結構大変かなというのがあり、2人とも東京が実家だったので、東京で仕事した方が親族とかのサポートも受けられるかなと思い、転職を意識した要因の一つとしては大きいかなと思ってます
あとはちょっと単純に3年間MRをやってみて、今少し飽きてきてしまったみたいなところもありますね
上田:なるほど、出産と仕事への飽きが転職のきっかけだったんですね
森:そうですね、MRからの異業種転職の難易度ってどのような感じなんですか
業界でもそんなに難易度が低いとは言われてないかなと思ってます
理由としては薬の営業って結構特殊で特に飛び込み営業とかをするわけでもなく、ルートで病院を回るような形なので結構専門性が高い営業かついわゆる営業力みたいなところも保険の営業さんとかよりもちょっとつきづらい部分があるので、転職はそこまで簡単ではない印象があります
上田:どうしてそこで次の転職先にIT企業を選ばれたのですか
森:そうですね、転職先の選定理由としては自分が営業で比較的結果を残せていたので少し調子に乗ってた部分もあって、よりセールスの上流、マーケティングとかに携わっていきたいなっていう意識があったからです
やっぱり大企業にいると自分のチャレンジ精神みたいなところがなかなかつかない部分があって、いわゆるベンチャーみたいなチャレンジをしていけるような会社でかつマーケティングで力をつけたい気持ちがあって転職先を選びました
上田:実際にベンチャー企業へ転職されてみて仕事への飽きは解消されたんですか
森:完全に解消されましたね、毎日新しい仕事とか新しいプロジェクトがどんどんくるような状態で、全く飽きなかったですね
上田:他にも仕事への考え方など変化はありましたか
森:かなり変わったと思っています、2年間勤めたんですけれども、この2年間は本当にキャリアの転換点だと思っていて、考え方としてはやっぱり最初の数ヶ月間は口を開けて仕事待つ癖がついてしまっていて、ぼーっと構えてしまっていてなかなかパフォーマンスが発揮できない時期もありました
これじゃダメだなって思ってどんどん手を挙げて、新しいことをにチャレンジさせてもらって自走力ががついたと思います
上田:大手企業の良さどのあたりにあると思いますか
森:安定感があるとは思いますね
ベンチャー企業とかだと来月給料が支払われないかもしれないっていう厳しい局面とかも自分自身も経験はしてきたんですけれど、そういったところはやっぱ大企業ではないですね
もう1点挙げるなら、決裁に時間かかるところは会社を守るための仕組みであったり社員を守るための仕組みだと思うんですね
きっちりやるところはすごい勉強になったと思いますね
②コロナによってシーシャ屋のオープンを断念
上田:次のトピックはシーシャ屋の断念ですね、2社目の会社の後はシーシャ屋さんをオープンしようと思ったんですか
森:はい、時系列的に言うと、2社目に勤めてる途中から友人がやっているEvisJapというグループYouTuberの手伝いを始めました
彼らがシーシャ屋を開きたいという話になったので、一緒にお手伝いしていた状況ですね
上田:EvisJapの皆さんとはかねてからのお付き合いがあったんですか
森:はい、リーダーのフジが早稲田大学の同期でして、その頃からフジとは繋がりがあって、そのフジに声をかけてもらってEvisJapと関わり始めました
上田:なるほど、ではもうこの時はEvisJapの方々と一緒に働いていたんですか
森:そうですね、2社目の途中から一緒にやり始めて、2社目辞めたタイミングでEvisJapの会社に入社しまして、それからも今も一緒にずっと働いています
それでEvisJapも視聴者もシーシャがすごく好きだったので、絶対やりたいねって話をしてて、実際物件とかも借りたんですけどコロナの時期にちょうどなってしまって、その影響もあって結局借りた物件ではシーシャ屋が開けなかったという形でしたね
シーシャのキットやシーシャそのもの販売とかも始めて、サイト作んなきゃいけないとかお客様対応しなきゃいけないっていうようなところで業務が結構増えてきたので、2社目の会社を辞めてEvisJapにフルコミットって形になりました
上田:なるほど、森さんの3社目の会社としてはYouTuberのお友達と始められたってことですね
③株式会社Mr.chillの設立
上田:次のトピックはMr.chillの設立ですね
このタイミングでどうして会社の設立を考えられたんですか
森:シーシャ事業をやるための会社を立ち上げようって話になりまして、ゴールとしては会社の売却を目標に、株式会社EvisJapとは全く別の会社を作る流れになりました
理由としては、シーシャキットのEC販売を行った時にものすごい売れ方をしまして、そういった成功例もあって自分たちでシーシャ事業をやったら、シーシャ好きな方とかにも喜んでもらえるのかなって思って会社を作りました
上田:EvisJapのメンバーと共に起業したとのことですが、やはりインフルエンサーを活用したマーケティングというのは効果的なんですか
森:そうですね、効果的な面もあります
ただ一概には言えない部分はあるかなと思っていて、必ずしもインフルエンサーを使うことが正しい方法ではないと思います
自分たちの場合は、もともとシーシャが好きっていうブランディングがあるし、EvisJapというグループは非常に効果的に働いたんですけれども、一概には言えない部分かなっていう印象があります
上田:ここで話は変わるんですが、売却を目的として会社を作られたのことでしたが、そこを目的にしていた理由は何だったのでしょうか
森:売却を目的に会社作った理由なんですけれども、これはYouTuber EvisJapの企画コンテンツの一つとして「企業の売却」を主題に置いたコンテンツを作りたかったっていうところがあります
今の日本のYouTubeの業界では色々なYouTuberさんがすごい面白くてお金がかかってて、色々な企画がYouTubeの中には溢れていると思うんですけれども、その中でもYouTuberが会社作ってそれを売るっていうそのストーリーの中でってなると、そのコンテンツやってる人いないよなとなりまして、そういった目的で僕らが会社を作って売るっていうところを視聴者の皆さんに楽しんでいただけたらなと思い、売却目的で会社を作りました
上田:なるほど、そういったこともYouTubeの一つのコンテンツになるんですね
また、この年にシーシャ屋をオープンされたんですね
森:はい、ちょうどこの年の終わり頃に江ノ島にシーシャ屋を開きました
自分たちのかねてからの友人がそこでシーシャ屋をやってたんですけれども、お声掛けをいただいて僕らももちろんシーシャ屋をやりたいって気持ちはあったのと、お店自体もすごく良いお店だったので、僕らもぜひやらせてくれって事で、譲り受ける形でシーシャ屋をオープンさせました
上田:オープン後は順調に進んだんですか
森:正直序盤は全然順調じゃなかったですね
というのも、僕ら自身シーシャ自体は好きだったんですけれども、本当に美味しいシーシャのことをあんまり理解できてない状態で始めてしまったからです
オープン当初はたくさんのお客さん来てくれたのに、良いものを提供できてなかったところは今でも反省している部分です
④YOOZリリース&チャットブースト大活躍
上田:最後のトピックはYOOZのリリースですね
YOOZというのはどういった商品なのでしょうか
森:YOOZはニコチンとタールが入っていない電子タバコ、いわゆる電子VAPEと言われるような商品ジャンルなんですけれども、フルーツの味とかがして、かつ匂いもなく、ニコチンタールも入ってないっていうところで、禁煙したい方とか口寂しい時に吸っていただくようなプロダクトとして展開させてもらってます
もともと僕たちEvisJapも含めてこのYOOZというプロダクトをリリースする前から海外から輸入して使うぐらいYOOZ好きだったので、タバコを吸ってたメンバーもみんなYOOZに切り替えたぐらいです
上田:そのタイミングでYooz-Japanの方からお声がけいただいたそうですね
森:日本法人のYooz-Japan社から一緒にやらないかというお声がけをいただいてやり始めた形です
上田:LINEでYOOZを販売してみて、売れ行きはいかがでしたか
森:正直自分たちでも想像できないぐらい多くのお客様にお買い求めいただけました
最初の数ヶ月間ぐらいは入荷したら即売り切れるというのを繰り返しまして、本当にピークだと1日で3000万円分ぐらい売り上げが出る時もありました
上田:すごいですね、1日で3000万円も売れるんですか
このタイミングでチャットブーストに登録されたんですか
森:そうですね、この時期からリリースして、少し経ってからチャットブーストさんを利用させていただくようになりました
やっぱり問い合わせや対応もすごく増えてきたのもありますし、そういったところをチャットブーストを入れたことですごく改善できました
あとは僕らが使っているYOOZのLINEアカウントが今のところ5万人ぐらい登録いただいてるんですけれども、そこから売上全体の7-8割ぐらい生まれていて、LINE上で購入が完結することができて、Shopifyとの連携部分はすごく助かっていて多くのお客様がLINEの中で良い購買体験をされているんじゃないかなと思ってます
上田:5万人も登録されているとなると、さすがに手作業では捌けないですもんね
森:問い合わせも1日数十件とか来てしまうので、そういった点をチャットボットを使って軽減したり、あとは手作業で対応するにしてもチャットブーストの導入によってお客様の管理も非常にしやすくなってる点も助かっています
上田:本日のゲストは森裕人さんでした、ありがとうございました
森:ありがとうございました
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