黒川:皆さんこんにちは、この番組はDMMチャットブーストを利用していただいている会社に訪れた「ブーストタイム」に着目し、会社がどう困難を乗り切ってきたかを紐解いていく番組です
黒川:それでは早速本日のゲストの紹介です
本日のゲストはKIBACOWORKS株式会社の、のぶさんです
よろしくお願いいたします
のぶ:よろしくお願いいたします
黒川:それでは始めに簡単に会社の紹介をお願いいたします
のぶ:KIBACOWORKSと言って私と地元の同級生で、2人で始めたブランドです
2015年に地元の北鎌倉っていうところに工房を構えて、木製雑貨のハンドメイドブランドとしてスタートしました
鎌倉の古い建具屋さんの一角を借りて、そこの工房でウッドのiPhoneケースだったりとかバンブーのキーホルダーだったりとか白樺のフォトパネルというのを作っています
2021年からその中でアパレルブランドとしてSWOONを立ち上げて、今はアパレルも結構積極的に作って販売してます
フェスに出店したりとか友達の店とコラボして一緒にPOPUPを企画したりとかっていうのを今はやってます
黒川:なるほど、ありがとうございます
今日はそんなのぶさんの遍歴を振り返っていきたいと思います
よろしくお願いします
のぶ:よろしくお願いします
①POPUPに大苦戦
黒川:初めのトピックはPOPUPに大苦戦ですね
のぶ:はい、POPUPは2015年ぐらいに始めて、どうやってブランド広げていくかと考えていました
最初は本当に集客の方法がわからなかくて、やっぱり自分たちで集客しないと効果は出せないなっていうのが何回かやってみてわかったことですね
黒川:そうなんですね
POPUPやりますよっていう直前に1回Instagramに投稿して終わりとか、ちょっと告知して終わり、何回も告知したらうざいかなと思ってほんとちょっとしか告知しなかったりとか、お客さんとのコミュニケーションも今ほど全然密ではなかったですね
来たいとか見たいとか会いに行きたいとかそういう気持ちを作るのがまだできてなかったなっていうのがありますね
黒川:ファンの方がいないとPOPUPというのはなかなか効果が出なかったということですかね
のぶ:やっぱり百貨店側も特に何か協力してくれるっていう感じではなくて、事前情報もすごく薄かったりとか集客とか売ろうっていうことを考えてくれるわけじゃないので、やっぱり自分たちでその場所を与えられてそこでどうやって人を集めるのかっていうのを考えるのが大事だと思いました
黒川:なるほど、いい場所を確保するだけじゃなくてちゃんとお客さんに告知しないとただ通り過ぎていくだけなんですね
②ECサイトが本格始動!
黒川:次のトピックはECサイトの本格始動ということなんですけれどもここからご自身でやり始めた感じですかね
のぶ:ECサイトはブランド立ち上げ当初から作ってあって、ただあるだけみたいな状態でした
一応商品は載せてるんだけど、じゃあそれをどうやって売っていくかみたいなことは全くわからなくて、とりあえずECサイトもあるよねみたいな状態でした
商品を作ってそれを発表してそれを持って展示会に出て、他のブランドさんにこの形で御社の商品作りませんかって話をして、結局人のもの作ってるみたいな状態で面白くなくなっちゃって、じゃあ本格的にオンラインストア運用を頑張ってみようとなり、2019年頃から始めました
きっかけとしてはちょうどFacebookからInstagram広告の無料枠をあげますよと連絡があったからですね
黒川:実際に始めてみていかがでしたか
のぶ:もう全くわからない言葉だらけでした
わからないながら色々と管理画面をいじくってて、Facebookの方から電話サポートがつきますっていう形で3ヶ月間マーケティングエキスパートという方がついたんです
その方と一緒にこの数字はここを目指しましょうとか、こういうターゲティングしましょうとか、こういう広告セットを組みましょうみたいなのを教えてもらったんです
最初は1日1,000円ぐらいで月3万ぐらいの広告費だったんですけど、すぐに効果が出てこれはいけると思いました
徐々に広告費用を増やしていったらオンライストアの売り上げも伸びていきましたね
黒川:広告費と比例して伸びていった形なんですね
どれぐらい伸びたんですか
のぶ:しっかり効果が見えてきて、2020年の3月から1日1万ぐらいで月30万ぐらいかけていき、良い時で月20万円くらい、次に50万円、100万と売上が上がっていきました
黒川:とても順調じゃないですか
のぶ:はい、広告運用を始めたのが2019年の10月ぐらいからだったんですよ
ちょうどその頃からコロナが中国で始まりました
広告運用を進めてオンラインストアの売上が伸びていくうちに、どんどんコロナが近づいてきて、そしたら卸しの注文が減ってきたり影響が出てきたんですね
4月、5月ぐらいには本当に何もなくなってしまったんです
ここでオンラインだけが生き残って売上が逆転したんです
ここからじゃあオンライン伸ばしていこうみたいな形に切り替わりました
本当にこのタイミングでオンラインやってて良かったって思いましたね
③アパレルブランド「SWOON」始動
黒川:元々キーホルダーや木製雑貨を作ってらっしゃったと思うんですけど、どうしてこのタイミングでアパレルを始めようと思ったんですか
のぶ:もともとデザインを始めたきっかけがTシャツのグラフィックデザインしたいみたいなところがあったからですね
フェスに出店する中でうちのTシャツを売るようになって、それが反応が結構良かったんでオンラインでも売ってみたんです
30枚ぐらいしか作らなかったんですけど、一晩で売り切れたんですよ
黒川:すごいですね
のぶ::それで感触をつかんだのでやりたいことの一つだしやってみようかなっていうので始めました
黒川:確かに、一晩でそれだけ売れたらちょっとやってみるかと思いますね
SWOONにはどのような思いが込められてるんですか
のぶ:SWOONっていうのはうっとりするみたいな意味なんです
初めてうっとりするみたいな、そこから込み上げてくる嬉しい気持ちみたいな、日本語だと難しいですよね
素敵なものに出会った時の気持ち、うっとりするような気持ちを届けられたらなっていう想いでこういう名前をつけました
黒川:そのブランドを広めるためにどういったことをしてらっしゃるんですか
のぶ:基本的にはうちはSNSの発信ですね、Instagramの発信が中心になってます
SNSで日々いろんな発信をして、もっと私たちのこと知ってもらうみたいなことをやってますね
それとメルマガの配信を始めてみたんですよ
メルマガ配信は分析ができるんですけど、売上がそこからつくっていうことが分かったんです
例えばオンラインストアだったりSNSって、そのお客さんが見に来てくれないと情報をお届けできないんですけど、メルマガってうちに興味がある人が登録をしてくれて、その方に直接情報を届けられるので、これは効果的だよねとなり、メルマガを定期的に発信するようにしていきました
また、同じプッシュで情報をお届けできるっていう事でLINEも始めました
黒川:なるほど、それでLINE公式アカウントの運用を始めたんですね
④DMMチャットブーストの導入!
黒川:次のトピックはDMMチャットブーストの導入ですね
のぶ:はい、メルマガでしっかり効果が出たんで、プッシュで情報をお届けできる方法ってLINEだよねっていうので、LINEの公式アカウントを作りました
リッチメニューをどう作るか、どう配信どうするかは全くわからなくて、最初は別のサービスを入れてみたんですけど、どうしたらいいかわからず何も進まなかったです
その時にチャットブーストさんから連絡が来て、初期構築をサポートしますよ、LINE公式アカウントをスタートしたら1ヶ月間はオンボーディングで一緒に配信を考えてどう運用するかを考えますよ、といった話でした
すごい高機能だったし、じゃあちょっとお願いしようっていう形で始めました
積極的なサポートがあるとやろうってなりますね
黒川:実際にチャットブーストを導入してみていかがでしたか
のぶ:自分はLINE公式アカウントとかあんまり使わないんで、実際効果が出るのかってわかんなかったんです
チャットブーストさんは月額もちょっと高くてドキドキしてたんですけど、初月から売上が立ってLINE経由で20万ぐらい出ました
メルマガも分析してどれぐらい開封されました、どれぐらいクリックされましたよっていうのがわかるんですけど、その数字がもうLINEの方が圧倒的に良かったです
メルマガだと開封率が40%ぐらいで、その中のクリック率が1%までに結構少なくなっちゃうんです
良い時で4%とかそれぐらいです
LINEをやってみたら開封率70%、それにまずびっくりしました
LINEで自動応答する機能っていうのがあるんですけど、それを使ってシークレットセールっていうものをやってすごい良かったです
LINEであるキーワードを言ったら自動でリンクが返ってくるとかもあって、企画をインスタで発信してLINEに誘導するのも良かったです
あとチャットブーストの中にBoosterというコミュニティがあるんですけど、そこで他のEC事業者さんと集まっていろんな話をする機会があって、そこで出たアイデアをもすぐ試してみたりもしてます
黒川:なるほど、Boosterのコミュニティの中にどんな人がいらっしゃるんですか
基本的にみんなオンラインストアをやっていて、チャットブーストを使ってるEC事業者さんです
千差万別でしてアンバサダーを活用して売上を伸ばしてますとか、アフィリエイトをやってうまくいってますとか、広告運用得意ですみたいな人がいますね
黒川:成功した体験とか知見を他の方に共有するのは抵抗とかはないんですか
のぶ:ないですね、クローズドな場所なので全世界に発信するわけじゃないから、仲間みたいな感じです
よくそのコミュニティで広告会とかでトピックを立ててミートアップするんですけど、結構それが盛り上がるんですよ
ぶっちゃけみんな売上いくらなのみたいな話をしだして、それで全員で月にかけてる広告費と売上を言い合うっていうのが一番盛り上がったですね
全然広告費をかけず広告費1万円で、売上100万円ですみたいな人がいたりとか、それも参考になりました
黒川:なるほど、大変学びのあるコミュニティなんですね
本日のゲストはKIBACOWORKSののぶさんでした
ありがとうございました
のぶ:ありがとうございました
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