Shopifyの会員登録機能

【無料】Shopifyに会員登録機能を付けることはできる?実装方法を解説!

「Shopifyに会員登録機能をつけれるの?」
「会員登録機能の実装方法を知りたい」
「オススメのアプリが知りたい」

Shopifyを運用中の方の中には、このようにお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

本記事では会員登録機能を実装する2つの方法や、オススメの有料アプリを解説いたします。是非Shopify運用にご活用ください。

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Shopifyに会員登録を機能を付けるやり方

Shopifyでは無料で会員登録機能を実装する方法と、有料のアプリで実装する方法の2つがあります。無料の場合は、自分でShopifyの管理画面からコードを編集し実装します。有料の場合は、Shopifyストアからアプリを選択し購入することで会員登録機能を実装できます。

シンプルな会員登録機能であれば無料のほうでも問題ありませんが、ランク分けや会員によって特典を表示内容を変えるなどといった細やかな機能は有料のアプリでしか実装できません。

そのため、基本機能を求める方には次の章で解説するコード編集での実装方法を、

ランク分けなどの細かい機能を求める方にはオススメのアプリを3つご紹介いたします。

Shopifyに会員登録を実装するやり方1|コード編集

コード編集と聞くと難易度が高そうですが、実はそうでもありません。

この章では、コード編集を用いた会員登録機能の実装方法をご紹介いたします。

手順は以下の通りです。

1.アカウントを設定
2.liquidコードの追加

Shopifyに会員登録を実装する手順1|アカウントを設定

まずはアカウントの設定を行います。

①Shopifyストアの管理画面にログイン後、左下の『設定』より『チェックアウト』を選択してください。

引用:Shopify管理画面

②『顧客アカウント』の項目にある『アカウント作成を必須にする』もしくは『アカウントを任意にする』を選択し『保存する』をクリックします。

引用:Shopify管理画面

以上の設定で、Shopifyの顧客アカウントを設定できます。

Shopifyに会員登録を実装する手順2|コードを編集

続いてコードの編集を行います。会員登録機能の設定にはliquidコードの追加が必要です。

liquidとは、HTMLとCSSにShopify特有の構文を混ぜたような言語で、Shopify独自のプログラミング言語になります。

編集手順は以下の通りです。

①『オンラインストア』の項目にある『テーマ』→『アクション』→『コードを編集する』の順に遷移します。

引用:Shopify管理画面

②Layoutディレクトリから『theme.liquid』を選択します。

<head>タグの下に下記のコードを追記します。

 {% unless customer %}{% if template contains 'customers' %}{% assign send_to_login = false %}{% else %}{% assign send_to_login = true %}{% endif %}{% endunless %} {% if send_to_login %} {% else %}

 

</body>タグの下に以下のコードを追記し、保存をしたら完了です。

 {% endif %}

 

以上の手順でShopifyストアに会員登録機能を実装できます。しかし冒頭でお伝えした通り、無料で行えるのはここまでです。次の章では有料アプリの導入で実装できる機能も含めてオススメアプリをご紹介いたします。

Shopifyに会員登録を実装するやり方2|アプリを実装

2つ目の方法はアプリの実装です。アプリで会員登録機能を実装することで、細やかな設定やポイント機能を付けることも可能です。

Shopifyで会員登録の実装ができる、オススメのアプリを3つ紹介します。

Shopifyに会員登録のおすすめアプリ1|Bold Memberships

引用:apps.shopify.com

Bold Membershipsは月額$9.99から利用可能な、☆4.0の評価を受けているShopifyアプリです。

主な機能は、特定のユーザーのみが限定の商品ページやブログの閲覧・利用ができるといった有料の会員制ECサイトの構築です。また、月額料金に差を設け会員ランク分けもできるため、ランクに合った施策を行うことが可能になります。

メリット・デメリットは以下の通りです。

メリット
  • 会員の中でも利用料に応じてコンテンツの表示・非表示ができる
  • 日本語に対応している
  • 14日間の無料トライアル付き

デメリット
  • 月額$9.99のプランのみ
  • 自動でテーマに適応にする機能は搭載されていないため、手動で挿入する必要がある

 

Shopifyに会員登録のおすすめアプリ2|Advanced Registration

引用:apps.shopify.com

Advanced Registrationは月額$12.95 で利用可能な、☆4.9の高評価を受けているShopifyアプリです。

主な機能は、登録フォームのデザインや項目追加などのカスタマイズ。顧客管理やアクセスを承認ユーザーのみに制限設定などがあります。

メリット・デメリットは以下の通りです。

 メリット
  • 登録フォームを自由にカスタマイズできる
  • 日本語に対応している
  • 顧客情報を簡単に管理できる
  • 口コミ評価が高い
  • 7日間の無料トライアル付き

デメリット
  • サイト内表示のみ日本語化が可能
  • 月額$12.95のプランのみ

 

Shopifyに会員登録のおすすめアプリ3|Bold Custom Pricing: Wholesale

引用:apps.shopify.com

Bold Custom Pricing: WholesaleはBASICプラン月額$39.99・PREMIUMプラン$59.99で利用可能な、☆4.5の高評価を受けているShopifyアプリです。

特徴的な機能として、ユーザーのタグ付け機能があります。また設定したタグ別や商品別の割引機能も導入することができるため、このランクの方にのみの限定セールを開催したいというニーズにも応えることができます。

メリット・デメリットは以下の通りです。

メリット
  • 直感的に操作しやすい
  • PREMIUMプランでは自動でタグ付けを行うことができる
  • 14日間の無料トライアル付き

デメリット
  • 比較的費用が高い
  • BASICプランではユーザーの分類タグを手動でつける必要がある
  • 日本語非対応

 

Shopifyに会員登録機能を付ける2つのメリット

そもそも会員登録とは、顧客が自身の個人情報を登録することで、ネットショップ内でアカウントを持てる機能のことです。

前の章ではおすすめのアプリを紹介いたしましたが、「アプリを入れて結局何のメリットがあるの?」と思った方もいらっしゃると思います。この章では会員登録機能を付ける2つのメリットについて紹介いたします。

Shopifyで会員登録機能を設定するメリットは以下の2つです。

・リピーターの獲得
ブランディングの構築

    それぞれご紹介いたします。

    Shopifyに会員登録を機能を付けるメリット1|リピーターの獲得

    会員登録の機能を導入することで、ユーザーの囲い込みを行えますまた会員限定のキャンペーンや割引を行うことで、リピート率の向上に繋がります。

    しかし昨今のECサイトでは、ユーザー情報の入力を手間に感じたり、Amazonや楽天市場のような大型ショッピングモールでない限り、初回の購入からリピートしたいと考えるユーザーは少ないため、「ゲスト購入」を設定するのが一般的です。

    そのため会員登録することで得れるメリットを必ず明記しましょう。会員登録後の購入であれば、送料無料ポイント付与機能などが例として挙げられます。

    会員登録をしてもらうことで、住所や誕生日などのユーザー情報の取得が可能になり、より費用対効果の高いマーケティング施策を打つことができます。

    Shopifyに会員登録を機能を付けるメリット2|ブランディングの構築

    会員登録機能はブランディング効果を示すケースもあります。特にブランディングに有効なのは有料会員になってもらうことです。有料会員限定の商品を設けることで、希少性が高まりブランド力の向上に役立てることができます。

    また無料会員登録であっても、「会員だけの」という特別感はネットショップやサービスのブランディングにつながります。

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    本記事ではShopifyの会員登録機能について解説しました。

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