ネットショップを個人で開設する方法

ネットショップを個人で開設する方法とは?初心者向けの手順を解説

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「ネットショップを個人で運営するにはどうしたらいいの?」
「個人におすすめのネットショップ作成サービスってなに?」
「ネットショップを個人で運営する際の注意点が知りたい」

このようなことが気になる方も多いのではないでしょうか。

今回はネットショップ運営初心者の方にもわかりやすく、以下の項目ごとに解説します。

・個人でネットショップを運営する方法
・ネットショップ作成サービスの無料版と有料版の違い
・個人におすすめのネットショップ作成サービス
・個人でネットショップを運営する際の注意点

最後に、副業で物販を行う際のプラットフォーム内にチャットボットを設置するメリットも紹介するのでぜひ参考にしてみてくださいね。

DMMチャットブーストではネットショップ運営に関する記事もございますので、ぜひご覧ください。

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ネットショップを個人で運営する方法

個人でネットショップを運営する方法は、以下の通りです。

・取扱商品を定める
・販売計画と許可を取得する
・出典方法を決める
・ネットショップを構築する
・フィルメントを登録する
・集客を行う

ネットショップを個人で運営する方法1|取扱商品を定める

個人でネットショップを運営するためには、取り扱う商品を定めましょう。
販売する商品を定めておかなければ、必要な許可や出店方法を決めることができません。

例えば、自身で商品を作成して販売する「ハンドメイド」や商品を安く仕入れて高く売る「物販」など、ネットショップにも様々な形態が存在しています。
そのため、取り扱う商品のジャンルや具体的な商品は、販売戦略の軸になりますので、最初に定めておくと良いでしょう。

 

ネットショップを個人で運営する方法2|販売計画と許可を取得する

ネットショップで取扱商品を定めた後は、販売計画と必要な許可を取得しましょう。販売計画とは、ネットショップのコンセプトやどのような形態で商品を販売していくのか、といった部分を定めることを指しており、事業計画とも呼ばれています。

販売計画を定めることで、今後どのようにネットショップを展開していくのかを視覚化するため、具体的なアクションを起こしやすいです。また、ネットショップは始めたからといって、なんでもすぐに販売できるわけではありません。個人でネットショップを始める場合には開業届を税務署に提出して、開業しましょう。

取り扱う商品によっては、特定の許可や資格を取得していなければ、販売できない可能性があります。例えば、食品の販売を行う場合は「食品衛生法に基づく営業許可」を保健所に提出する必要があり、医薬品の販売には「医療品販売許可」「特定販売届出」を各都道府県の薬務課に提出が必要です。

そのため、ネットショップを始める際は、販売計画だけではなく、取り扱う商品にはどのような許可や資格が必要なのか把握して、取得しておきましょう。

ネットショップを個人で運営する方法3|出店方法を決める

販売計画と必要な許可を取得した後は、ネットショップの出店方法を決めていきます。ネットショップの出店方法は、大きく分けて以下2つです。

・モール型ECサイト
・独立型ECサイト


モール型ECサイト

モール型ECサイトとは、Amazon楽天市場のように一つのECサイトに複数のショップが出店する方法です。既に知名度があるため集客力が高く、知名度が低いショップでも安定した商品を販売することが可能です。
しかし、開設まで時間がかかるケースや販売手数料が高い傾向にあります。

また、モール独自のルールが設定されていることが多いため、自由度の高い商品販売は難しいでしょう。

独立型ECサイト

独立型ECサイトとは、BASEやshopifyのように自分自身でECサイトを構築して運営する方法です。フルスクラッチ型やASP型など、独立型ECサイトに中でも細かく出店方法が分類されています。
簡単に開設できる点が最大の特徴で、ネットショップ運営に必要な機能が搭載されています。

また、自身で開設したネットショップであるため、自由な運営が可能です。しかし、知名度がない場合は集客対応が難しく、細かいサイト設定にはWeb制作の知識が必要です。小さくネットネットショップを始めようと考えている場合は、独立型ECサイトが適しています。

ネットショップを個人で運営する方法4|ネットショップを構築する

ネットショップの出店方法を決めた後は、実際にネットショップを構築していきます。選択したネットショップ出店方法によっては、サーバーの選定から行う必要があります。そのため、初期費用を抑えて簡単にネットショップを始めたい場合は、独立型ECサイトで小さく始めてみましょう。

ネットショップを個人で運営する方法5|フィルメントを登録する

ネットショップの構築が完了した後は、フィルメントを登録しましょう。フィルメントとは、ネットショップ運営で必ず必要になる仕入れ受発注在庫管理などの業務全般を指します。

主なフィルメント業務は、以下の通りです。

業務名 業務内容
決済 ネットショップで必要な決済方法の登録業務です。
代表的な決済方法は、クレジットカードや銀行振込です。
在庫管理 仕入れた商品の管理や在庫数の確認業務です。
在庫数を常に確認することで、在庫切れを無くした運営が可能です。
配送 購入された商品の梱包から発送、購入後の対応までの業務です。
仕入れ 販売する商品を事前に仕入れる業務です。
在庫状況を確認しながら、適切な対応が必要です。

ネットショップを個人で運営する方法6|集客を行う

フィルメントの登録まで完了した後は、ユーザーの集客を行いましょう。独立型ECサイトを運営する場合、自社で集客戦略を展開しなければ、ユーザーを獲得することはできません。そのため、オウンドメディアの構築や広告の出稿、SNS連携を活用した集客施策が重要です。

また、モール型ECサイトを利用する場合でも、規模を拡大していくためには、集客施策の展開は必要です。規模が大きくなればなるほど、運営元ECサイトに支払う販売手数料額は上昇するため、規模の拡大とともに、独立型ECサイトへ切り替えることをおすすめします。

DMMチャットブーストではネットショップの仕入に関する記事もございますので、ぜひご覧ください。

ネットショップ作成サービスの無料版と有料版の違い

ネットショップ作成サービスには、無料版と有料版が存在します。それぞれの違いは、大きく分けて以下の4つです。

・取引容量が違う
・デザインの自由度
・集客力の高さ
・独自ドメインの有無


取扱容量が違う

ネットショップを構築していくためには、商品画像や情報をアップロードする必要があります。つまり、データの取扱容量が大きければ大きいほど、画像や情報をネットショップに掲載可能です。無料版のネットショップ作成サービスの多くは、取扱容量が限られており、十分に商品画像をアップロードできないケースが大半です。

しかし、有料版のネットショップ作成サービスは、容量が無制限になっていることが多いです。そのため、出品したい商品が数十を超える場合は、有料版のネットショプ作成サービスを利用すると良いでしょう。

デザインの自由度

ネットショップを構築する上で、デザイン面はブランディングや他のネットショップとの差別化に重要な部分です。無料版のネットショップ作成サービスでは、利用できるデザインが限られているため、希望するネットショップを構築できない可能性があります。

しかし、有料版のネットショップ作成サービスは豊富なデザインを取り扱っており、カスタマイズ性も充実しているケースが多いです。そのため、デザインにこだわったネットショップを構築したい場合は有料版のネットショップ作成サービスがおすすめです。

​​集客力の高さ

独立型ECサイトの場合、コンテンツマーケティングやSNSを駆使して、ユーザーを集客する必要があります。無料版のネットショップ作成サービスは、集客に必要な機能が揃っていないことが多く、十分な集客施策を立てづらいです。

しかし、有料版のネットショップ作成サービスでは、ブログ構築機能や複数のSNS・サービスと連携できる機能が搭載されています。集客力の強さは、ネットショップ運営において非常に重要な部分のため、ビジネスの規模に合わせて選択しましょう。

独自ドメインの有無

独自ドメインとは、「〇〇.com」などのWeb上の住所部分のことです。無料版のネットショップ作成サービスでは、独自ドメインを取得できないケースが多いです。独自ドメインを取得できない場合、「ブランド力を高めることができない」「集客力の低下」などが考えられます。

しかし、有料版のネットショップ作成サービスは、独自ドメインを取得できるケースが多いため、前述したデメリットを考える必要がありません。そのため、長期的な集客戦略を考えている場合は、有料版のネットショップ作成サービスを利用しましょう。

 

個人におすすめのネットショップ作成サービス5選

続いては、以下5つの個人におすすめのネットショップ作成サービスを紹介していきます。

・BASE
・STORES
・Amazon
・ALLVALUE
・shopify

個人におすすめのネットショップ作成サービス1|BASE

引用:thebase.in

BASEは独立型ECサイト作成サービスの一つで、Webに関する知識がない方でも簡単にネットショップを開設できます。初期費用や月額費用が発生しないため、個人でネットショップを開設したいと考えている場合には、おすすめのサービスです。

また、SNSと連携できるため、InstagramやTwitter、Facebookなどを活用して集客を行いたい場合にも最適と言えるでしょう。

月額費用 無料
特徴 ・Webに知識がなくても開設可能
・初期費用や月額費用が無料
・SNSと連携できる

個人におすすめのネットショップ作成サービス2|STORES

 

引用:stores.jp

STORESは独立型ECサイト作成サービスの一つで、BASEと同じく初期費用無料でネットショップの開設が可能です。ショップ内を日本語だけではなく、英語表記に変更できます。
また、海外発送に関する機能が整っているため、海外ユーザーをターゲットにした商品を取り扱えるでしょう。

月額費用 2,178円(税込)
特徴 ・初期費用無料
・SNSと連携できる
・海外ユーザーをターゲットにした機能を搭載

個人におすすめのネットショップ作成サービス3|Amazon

引用:amazon.co.jp

Amazonはモール型ECサイトの一つで、ご存知の方も多いのではないでしょうか。知名度が非常に高いネットショップのため、自社で集客施策を展開することなく、ユーザーを獲得できるでしょう。
また、FBAサービスを活用することで、商品在庫の管理から発送までAmazon側が対応してくれるため、取引に関するサービスを受けたい場合はおすすめです。

月額費用 小口出品:無料
大口出品:4,900円(税込)
特徴 ・高い知名度でユーザーを獲得できる
・販売状況を専用画面で確認可能
・FBAサービスを利用できる

個人におすすめのネットショップ作成サービス4|AllValue

引用:allvalue.jp

AllValueは独立型ECサイト作成サービスの一つで、越境ECに特化した機能を搭載しています。素早くネットショップの開設が可能で、独自のソーシャルマーケティング機能を活用した集客に対応しています。
また、豊富なプラグインを活用すれば、デザイン性の高いネットショップを構築できるでしょう。

月額費用 19USドル〜
(税込約2,080円)
特徴 ・誰でも簡単にネットショップの開設が可能
・越境ECに特化したサービスを搭載
・豊富なプラグインで自由自在にカスタマイズできる

個人におすすめのネットショップ作成サービス5|shopify

引用:shopify.jp

Shopifyは独立型ECサイト作成サービスの一つで、世界170カ国以上で利用されています。月額3,200円で簡単にネットショップを開設でき、運営に必要な機能を利用可能です。
また、複数のサービスと連携できるため、運営に必要な機能を追加して活用できます。

月額費用 29USドル〜
(税込約3,200円)
特徴 ・誰でも簡単にネットショップの開設が可能
・豊富なテンプレートでデザイン性の高いショップを構築できる
・複数のサービスやSNSと連携可能

個人でネットショップを運営する際の注意点

個人でネットショップを運営する際は、以下4点に注意が必要です。

・固定費はできるだけ抑える
・少ない在庫から始める
・集客費用はかけない
・確定申告が必要

個人でネットショップを運営する際の注意点1|固定費はできるだけ抑える

個人でネットショップを運営していくには、固定費はできるだけ抑えるようにしましょう。独立型ECサイトを利用してネットショップを運営する場合、知名度が低いため、爆発的に売上を上げることはできません。

毎月固定費がかかると、追い詰められてしまう可能性があります。そのため、販売数が安定するまでは、複数の決済サービスの登録や上手く活用できないサービスの契約は控えましょう。

個人でネットショップを運営する際の注意点2|少ない在庫から始める

個人でネットショップを運営する際は、少ない在庫から始めましょう。前述した通り、ネットショップを開設した当初は安定した売上を作ることはできないため、大量の在庫を抱えてしまうと、金銭的にも精神的にも負担に繋がります。
販売の予測が立つ数量で仕入れることで、在庫リスクや精神的な負担をカバーできます。

個人でネットショップを運営する際の注意点3|集客費用はかけない

個人でネットショップを始める場合、広告などの集客費用はできるだけかけないようにしましょう。集客施策を展開する際は、ブログやSNSなど、コストがかからない集客を行うことをおすすめします。
広告を出稿してユーザーを集める場合、展開中はある程度のユーザーを獲得できますが、取扱商品やネットショップに力がなければ、長期的な集客は期待できません。
そのため、開設当初は小さく始めることで、無駄なコストをかけることなくユーザーを獲得できるでしょう。

個人でネットショップを運営する際の注意点4|確定申告が必要

個人でネットショップを運営している場合でも、一定の利益が出たら確定申告が必要です。副業でネットショップを運営していても、20万円以上の売上が発生した場合は、確定申告が必要なケースが多いです。
そのため、日々の売上状況を確認しながら、必要な手続きは忘れないようにしましょう。

便利なサービスを利用で個人でネットショップを始めよう

個人でネットショップを始める方法やおすすめのネットショップ作成サービスについて、ご理解いただけたでしょうか?企業でなくとも、個人がネットショプ運営で稼ぐことは十分可能です。また、隙間時間の副業としてもネットショップ運営は有効です。

しかし、個人がネットショップ運営を行う際は、便利なサービスを利用できるプラットフォームを選択しましょう。

特に個人でネットショップ運営を行う場合、Shopifyがおすすめです。

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